久々にIllustrator使うと、使い方がわかんなくなっちゃいます。
上下はガッツリ固定されていて、真ん中のボールみたいな部品が回転して
スムーズに回転すれば、しなやかなピロアームとなるワケです。
このスムーズな回転と言うのが実はとても難しいんです。
実際にはこうなります。
こうやって表現するとカンタンそうですが、実際にはもっと複雑です。
昨日も書きましたが、純正アームの精度が良くありません。
そりゃそうです。
純正はゴムブッシュです。
1mmくらいツブれたって、わけありゃしません。
そんな所にメーカーは精度を求めません。
ところがです。
ピロの圧入公差1/100mmで、仕上がりと動きが変わってきます。
量産のピロアームって、純正の個体差が怖いのでキツめに作ってあります。
ユルめに作って、走行中に抜けちゃったらエラいことになるからです。
で、キツめに作ると、ココに負担が集中します。
設計時にメーカーが設定したクリアランスよりもキツめになっちゃうと、
とても動きが渋くなってしまうんです。
それだけではありません。
渋めになった状態で使っていると、すぐにピロはダメになります。
つまりガタガタになって音がし始まります。
結果、耐久性を自ら落としてしまうことになります。