月別アーカイブ: 2020年5月

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その7

以前にもご紹介しましたが10Kgのスプリングと20Kgのスプリングを
直列につなげると6.7Kg相当になるってハナシその内キチンと書きます。

ウンウンそうだよね、なんてGarageKさんくらいでしょうから。

これでもハナシをカンタンにするために10Kg, 20Kg, 30Kgって
3つのスプリングをつなげた例でご説明してみます。

単純に3本つなげると5.5Kgくらいになるんですね。

それがここの領域です。

progre2

でZ34V36にとって5.5Kgなんてやわらか過ぎてハナシになんないと
お感じだと思いますがテンダー領域では十分過ぎくらいなんです。

メインスプリングが5.5Kgじゃハナシになんないですよ。

むしろテンダー領域はそれがイイんです。

それが乗り心地の良さに大きく貢献するんです。

で、5.5Kgなんてレートだからちょっとスポーツドライビングをすれば
すぐに線間密着します。

そもそもテンダースプリングってそう言う使い方をします。

EIBACHやHypercoのカタログにも線間密着長、つまり
BlockHeightってデータがキチンと公開されています。

で、テンダースプリングがツブれた地点からメインが頑張ります。

ココがテンダーがツブれた線間密着をするアンカーポイントってヤツです。

progre3

今度は計算上12Kgになります。

弊社のサスペンションキットが乗り心地がイイのはココに秘密があります。

乗り心地がイイ理由ってまだまだあるんですけどね。

実際に1,300Lbs/inch(23.6Kg)とか1,400(24.5)を
メインに採用していますが、こう言った工学的なリクツを知らないで
乗り心地がイイなんてハッタリだって発信も見受けられてしまいます。

で、さらに大事なフルバンプ領域です。

progre4

計算上は30Kgになります。

ココが活躍するところってかなり限定的ですがサーキットでは頻繁に
利用する領域でもあります。

ハナシをカンタンにするために10Kg20Kg30Kgのスプリングで
ご説明を進めましたが実際はもっと複雑です。

明日は自然長、ストローク、線間密着長を語ってみたいと思います。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その6

へ~~~知らなかった。

ベトナムってコロナの死者数が0なんだそうな。

ニュースを見ていると感染者だけでなく濃厚接触者の徹底した隔離政策に
あるらしいですね。

日本では第2波が危惧されてあっちゃこっちゃでクラスターが出ていますが
ベトナムの対策を見ているとさもありなんってカンジです。

Hypercoの技術ディレクターのMr.Hとココんトコ頻繁に
やり取りをさせて頂いておりますが何か申しわけ無いキモチです。

一度に何百本って買えるほどじゃない弊社とキチンと向き合ってくれます。

ありがたいです。

もちろん計算で算出できるんですが計算通りに行くとは限りません。

イチから開発していると当然のハナシです。

最終的にはプログレッシブレートの非線形特性の曲線でスプリングを
Hypercoで作ってもらうんですがその前には課題が山積です。

こんなカンジでまずは疑似プログレッシブレートを作っているんです。

3coils

こうやって書くとカンタンそうですが実践はとてもとてもタイヘンです。

そりゃそうです。

他社さんがやっているように単一レートだけだって選定は大変なハズです。

それを3本のスプリングを組み合わせて疑似とは言えプログレッシブレートを
作り出すんです。

3本の異なったスプリングを組み合わせるんですけど、1本間違っただけで
トータルでは失敗ってなるんです。

つまり3本全てが正解じゃなきゃダメなんです。

レートだけじゃないですよ。

自然長だってあります。

さらにもっとあるんです。

天文学的な組み合わせになります。

例えばイロイロと計算した結果このスプリングにしようって決めたとします。

単純にレート、自然長、ストローク、線間密着長、4つあります。

テスト、検証のため一つ上の数値と一つ下の数値を試すとします。

そうなると3X3X3X3=81通りです。

それが3本あるから81X81X81=531,441 通りです。

フロントとリアがあるから・・・もうヤめときます。

スプリングだけで2,800億通りあるんです。

こんなんテストし切れるワ~~~けがありません。

弊社が工学的なアプローチをする最大の理由がココにあります。

ちょっとスプリングを替えてみて・・・なんてことがいかに・・・・

ヤめとこう。

紳士たるふるまいに務めなければ。

決して安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さってとても長~~い納期に
じっと耐えて下さってその先に待っている大きな感動を与えられるために
できることを全部やっています。

こんなこと99%は理解されないと思います。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その5

すいません、とりあえず弊社のアシ、完売とさせて頂きました。

おかげさまで△△日産自動車販売さんや多くの業者様そして多くのお得意様
さらにはNISMO様にもお納めしなくてはなりません。

コレ以上の受注は危険です。

現在発注下さったとてもありがたいお客様にキチンとお納めさせて頂いてから
次の受注を開始したいと考えております。

ちなみに年内はムリだと思います。

つくづく商売ヘタだな~~~。

売れるモノを受注できない・・・・。

そんなナサケ無い状態でアシのハナシをするのも申し訳ないキモチです。

プログレッシブレートの優位性ってカンタンに書くとこういう事です。

progreapprecation

アシだけじゃなくてEGだってブレーキだって全てに通じることですが
ソレ、お客様の使い方に適合していませんよってのがとても多いです。

ブレーキパッドやクラッチや機械式LSDなんて顕著です。

メーカーによっても考えは様々だと思いますがほとんどのアシ製品は
最大公約数的な味付けですし、純正状態でセットしてあります。

サーキットに特化したアシを出してもエラいことになりかねないからです。

でもソコが最大の盲点であることも事実です。

パンパン跳ねちゃってこんなの乗ってらんないよ(`Д´)凸

って苦情を回避するために最も安直な手法はバネが柔らかくします。

否定はしませんよ。

でも単一レートの直巻きだとこういう事です。

simplerate1

お客様自身で走られれば一発でわかるハナシですがサーキットどころか
峠やワインディングでもロール剛性が低くて馬脚を表します。

カンタンに書くと乗っていて楽しくありません。

キモチ良く走れないんですね。

サーキットに特化した単一レートだとこうなります。

simplerate2

グラフなんか紹介するよりも実際にお乗り下されば1発なんですが
弊社で取り外したサスペンションキットを前にお客様はプチ切れです。

ブチ切れじゃないですよ、プチ切れです。

もっとちゃんと説明してくんなきゃわかんないよ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その4

△△日産自動車販売のK崎様からお電話を頂戴しました。

アシ3セット、いつになる??

あ、ありがとうございます・・・・m(_ _)m

の、納期が・・・・・・・( ゚_゚i)

スプリングテスター欲しいな~~~

そんなおカネ無いな~~~

以前にも何回か書きましたが世界に冠たる一級のスポーツカーの純正って
スプリングにプログレッシブレートを採用しています。

こんなんです。

progressive

全てのスポーツカーを知っているワケではありませんが2,000万、
3,000万クラスのコスト度外視のスポーツカーでもやはり純正では
プログレッシブレートのスプリングを採用しています。

それには確固たる理由があります。

以前はな~~んとなく漠然と直巻の方がエラいみたいな何も考えないで
直巻に交換していましたが自分でイロイロと勉強したり研究したり
わからなかったら世界のトップエンジニアに尋ねてみると改めて
工学的な裏付けの重要性に打ちひしがれます。

今でもまだまだ研究中です。

まだまだ勉強中です。

最終的には上のようなプログレッシブレートをHypercoがイチから
作ってくれるんです。

ただ、闇雲に作ったところで正解にたどり着くどころかゴルフで例えると
まるでグリーンの廻りのバンカーで何度も何度も叩いているようなモノで
カップインどころかグリーンに乗らないことすらあり得ることです。

で、まずは直巻を組み合わせて疑似プログレッシブレートを作ります。

こんなんです。

artificial

そしてまずは変化がわかりやすいNBでテストなんですがこれがまたまた
イバラの道なんです。

ちょっと替えてみるとイロイロと動きが変わります。

あ~~良くなったな、なんてンまいハナシはそんなにありません。

こっちが立てばアッチが傾く、みたいな連続です。

運動性を立てれば安定性が立たない

曲がるようにすると粘らない

キビキビさせるとブレーキ効かない

ま~~~~排反事象との戦いですよ。

でも楽しいです。

工学的な立場で外堀を埋めるように一つ一つツブしていくとこれがまた
意外とンまく行くんですね。

でもスプリングテスター欲しい・・・・。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その3

あ、一応アップしときます。

pcr

車高調、つまり車高調整式サスペンションのおハナシの続きです。

当然、車高を上げ下げするためにあるんですが弊社ではそのような
使い方をすることはほとんどありません。

何回もココで書いてきたように弊社では車高ってアームの角度で決定します。

メーカーがあれだけ凝ったリンク機構を莫大なコストをかけて造り上げます。

Z34V36のフロントもリアも元々Mercedesのパテントです。

これまた何回も書いてきましたがMercedesの基本的な考え方である
タイヤはサスペンションで喰わすって理念、弊社はすっかり傾倒しています。

その最も根幹を成すリクツがアームの角度であり車高だと弊社は考えます。

オレはそうは思わねぇなって人もいっぱいいるでしょう。

弊社では否定しませんよ。

どうぞガッツリ落として下さい。

車高なんて弊社が開発時にプラスマイナス5mmくらいはイジる程度で
現場で調整することなんてほとんどありません。

せっかくミリ単位で設定した正確なアームの位置をわざわざ崩して
イイ方向に行くとはとても思えないと言う結論に到達しました。

それなのに現時点では弊社があつらえたショックアブソーバーは
フルタップ全長調整式になっています。

ツッこまれる前に書いておきます。

車高を調整するためにあるんじゃないんですね。

パフォーマンスと言う意味での車高は雑誌等に散々書かれてきましたから
そちらを参照して下さい。

ってゆ~~のは弊社ではその手法を採らないからです。

じゃあ何のための全ネジフルタップ車高調なのか?ってハナシなんですけど
今ントコはナイショです。

もちろんあることを調整するためにわざわざ作ったんですがシツコイですが
車高じゃないんです。

弊社だけが正しいなんて思ってないですよ。

いつもココで書いていますがいろんなアプローチがあってこしかるべきって
弊社は想っています。

決めるのはお客様ですから。

ただ、軽々しくお名前をお借りするのもとても申し訳ないキモチですが
松田選手が一発で見抜いて弊社の開発理念を絶賛して下さったことは
弊社の自信に大きくつながりました

1ランク上のさらにツッ込んだセットを実現するためのフルタップ車高調、
そう言った位置づけで、製品版ではその機構は無くなります。

その分、お安くご提供できますから。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その2

去年SEMAで見た新型NSX。

NSX

ハイブリッドをヤめちゃってV6ツインターボの576馬力。

世界に冠たる第一級のスポーツカーのハズだと想うんですけど。

コイツ、まさにトリハダもんのドリームです。

4rotor

ほとんどの人はご存じないとは思いますがMAZDAのワークス製の
4ローター、ホントにシビれますよ。

RX8のRENESIS13Bを2個くっつけて単純計算で500馬力、
世界ではコレをやっているショップさん、ちらりほらりと見かけますが
MAZDAワークス製は1線も2線も画す仕上がりです。

今でもMAZDAフェスティバルで走らせることもあるようです。

何度も登場するコイツです。

787

2022年に施行されると言うハナシの総音量規制でMAZDAさんも
もう出したくても出せなくなります。

RX-VISION GT3

いや~~シビレますねぇ~~~。

MAZDAの技術者の中にだって販売したいって意見もあると思います。

でも・・・・・・・ダメでしょうね。

MAZDAさん、出して出して出して。

NissanだけでなくHONDAもジリ貧です。

MAZDAだってこんなん手を出して傾くくらいならヤめトコってなります。

PorscheやFerrariが空前の好成績なのはわかる気がします。

新型Corvettも好調です。

他で手に入らないから。

商売がヘタなオマエが言うな!!ってハナシなんですけどイイ物をキチンと
持続的に作っていれば必ず審美眼をお持ちのお客様の目には留まります。

とても多くのお客様からお問い合わせを頂戴している弊社のアシですが
その要の一つであるQuantumショックアブソーバー、とりあえず
大量に入荷いたしましたがこれからまだまだやることがあるんです。

以前の弊社ならこんなモンちゃうか?で終わっていたことも今の弊社の
ず~~~っと進化した技術で手を加えることがとてもワクワクです。

今回はせっかくのフルタップです。

右がZ34V36用のBilsteinで左がドイツのスポーツカー用で、
これから弊社のアシに交換して感動を与えたいなと考えております。

lowerbracket

下の車体側のブラケットをイチから作っています。

何で??ってハナシですね。

イイ物がキチンと正当に評価されることって世間では一体どれだけあるんだろうか?ってのは弊社の永遠のテーマなんでしょうね・・・・ネタ、その1

ありゃ~~~~

renaut

そんな事になっちゃってるとは。

Renaultが消滅・・・・・

別にRenaultに限らずほとんどの自動車メーカーで営業成績なんて
悪いに決まっていますがRenaultはちょっと思い入れがあります。

初めてフランスでレンタカーとして乗ったRenault Megane RS

ちょっと衝撃だったってハナシは何度も書いてきました。

似たようなクルマ、売れ線のクルマしかメーカーは作らなくなった昨今です。

没個性が叫ばれて久しい自動車メーカーで独自の路線で個性を強力に
アピールしてきたRenault技術者としてエールを送りたいです。

5年前にTour de Corse Rallyを見に行ったハナシを
ご紹介しました。

世界最高峰の峠バトルです

そこではRenaultClioRSがとても多かったです。

日本には正式導入されていなかったと思います。

日本では見たことないですし。

新車でシーケンシャルドグMTが標準装備のクルマです。

何回もココで書いていますが

イイ物を作ったからって売れるとは限りません

弊社が痛切に感じることですがやはり売れるモノは安いモノです。

イイ悪いは別ですよ。

そもそも100円ショップにモノが悪いって怒る人ってあんまりいません。

そりゃそうです。

ちゃんとわきまえて理解して買ってるワケですから。

では、その対極に存在する弊社を客観的に冷静に考察してみます。

今日お納めさせて頂いた弊社お得意様のN村様2号機に乗って改めて
つくづく感じることがありました。

贔屓の引き倒しって言われりゃそれまでですがメッチャ良いです。

ある意味、ストリートでの完成形に最も近い仕上がりだと感じました。

N村様も1号機でのご経験をいかんなく発揮して2号機ではムダな投資は
ビタ1文して欲しくないと弊社は考えています。

ちなみに1号機はverNISMOで2号機はベースグレードです。

N村様にも納車時にお伝えしたんですけどチームサーキットコンセプトとして
やはりこうなります。

ストリートはイイのはわかるケド、サーキットは??

ですよね~~~。

ちょっとセコいことを目論んで結局は散財する、ま、コレも大事な経験なんですけど今さら~~~~??ネタ

あのHertzレンタカーが経営破綻。

ずいぶんとお世話になったです。

それにしてもガソリン安くなりましたね~~~、って言っても軽油ですけど。

petroleum

久々に伝票をじっくり見ると改めて税金の高さに閉口です。

実際は1Lあたり51.9円なのに軽油税が32.1円。

軽油本体の価格の実に62%もの税金がかかっています。

さらに書くと軽油税にも消費税がかかっているという無謀ぶり。

2重課税です。

ま、書いてもしょうがないか・・・・・。

国民の半数以上がソレでイイって言ってるのと同じですから。

せっかくなので昨日のネタをもっと掘り下げてみます。

NBのMAZDA純正ブレーキディスクローターです。

nbstockrotor

ローター径が250mmで4.8Kg。

ま、そんなモンです。

で、弊社が今回選定した梅ローターです。

aprotor

何回かご紹介しましたがAPRacingの製品には松竹梅があります。

シツコイようですがおカネをかけないでNBturboを作り上げようと
そんなプロジェクトなので当然、梅ローターにしました。

散々書いてきましたがいくらAPとは言え梅は梅でした。

そりゃそうです。

ず~~~~っと松ばっか扱ってきたからやはり梅には ( ̄~ ̄; です。

梅だってダメじゃないですよ。

300mmで4.4Kgですから。

でも、松ローターは300mmで3.3Kgです。

感動を得るにはコレしかありません。

単価はちょうど倍です。

ブレーキディスクローターなんて消耗品ですから梅は使い倒します。

もったいないですから。

でも次回はやっぱり松にします。

あ~~あ、ベルハウジングも作り直さなきゃいけないし結局のところは
最初っから松を買っておいた方がトータルでは安く上がりました。

久々の海外だからかなのか超疲れた・・・・ネタでは無いと想う・・・・

おとといのハナシですけど機内でイロイロと熟考しました。

弊社の試乗車2号機をお試し下さい、ってお伝えしても断られることが
タマ~~にあるんです。

何で??って思うでしょ? でもお客様にとっては切実なんですね。

理由はたった一つ、イロイロ欲しくなっちゃうから

ダメなモノしか知らないとイイ物ってわかりません

でもイイ物を知っているとダメなモノはすぐにわかります

寿司や牛肉なんて顕著ですよね

以前にも書きましたが中途ハンパに投資をして中途ハンパなモノを買って
その先にナニが待っているか?ってハナシです。

試す意味もあったんですが中国製のモノブロックキャリパーはダメでした。

APを知らなければほとんどの人はこれでもOKなんですね。

NBの純正よりは確実に効きますしそんなに重くないですから。

でも真のAPの実力をホネの随まで知っていると中国製モノブロックが
どうダメなのかがとても良くわかります。

コレってブレーキに限ったハナシじゃありません。

アシだってEGだってクラッチだってオイルだってECUも全て同じです。

弊社が一貫して主張している2台乗ればだれでもわかるっつ~~ハナシも
そんな機会ってメッタに無いから何となく自分に言い聞かせます。

うん、コレでイイんだ・・・きっと

今やオフ会等で乗りかえっこをすることもあります。

やはり隣の芝生は青いじゃないですけど他のクルマって気になりますよね。

その時にもイロイロと気がつくこともあります。

レーシングドライバーのお得意様がこんなことを掲げていらっしゃいます。

我々ユーザーも反省の余地があります
本物を見極める目を養う必要がありますね

まさに言い得て妙な表現で弊社もず~~~っと想っていましたがそこは
なかなか弊社では書けない領域です。

アイツ調子乗ってんじゃネェよ 凸(`△´メ)

って弊社はなってしまいます。

もうとっくになってるか・・・・。

ただ一般のお客様の立場になって考えてみます。

どうやんのよ (「・ェ・)?

もうそもそも論ですね。

無限ループみたいになっちゃいましたがやはりご自身でお試しになることが
イチバンの近道です。

ブレーキに関しましてはどうしてもモノブロックの方がエラいみたいな
間違った風潮があります。

ショックアブソーバーだって10段調整より20段の方がエラいみたいな。

もうすぐ300台近くにもなる弊社のお客様でキチンと弊社である程度は
定期的にメインテナンスをさせて頂いているお客様でクラッチトラブルって
お一人もいらっしゃいません。

社外のクラッチを純正にお戻しになったお客様、たくさんいらっしゃいます

部品を買って下さってそれをなりわいとしている我々の業種ですから
純正に戻しましょう!!なんてショップ、多分他に無いと思います。

誤解をはらんでいるのでキチンと書いておきます。

純正がイチバンってワケではありません。

適材適所ってことです。

弊社の390RSProにはEXEDYさんのカーボンツインクラッチが
入っています。

どうゆうことかってハナシですが、結局の所は次のポイントです。

それホントに必要??

それホントに欲しい??

それホントに心から満足してます??

ちょっとでもアレ?って感じたら真の意味でチューニングではありません。

弊社ではそう感じています。

イギリス1泊3日の旅ネタ、だと思う・・・・・多分、その2

羽田に到着しても機内からしばらく出れませんでした。

quaratine

で、ようやく出られても今度は乗客全員が別室に軟禁されます。

厚生労働省の検疫官がやってきて今後の説明をします。

1.これから全員のコロナ検査をします

無償です。

2.陽性なら当然ですが日本に入国できずに隔離されます

そりゃそうだ。

3.陰性でも今日は入国できません
今日1晩だけ指定の施設でおとなしく過ごしてもらいます

マジか   w|;゚ロ゚|w

4.ただ例外があります

公共交通機関を使わないで自宅に帰れる手段がある人はこのまま入国して
自宅に直行することができます

えっ、じゃあ帰れるじゃん。

で、難なく帰ってきたんですけどあることが気になって確かめてみた。

乗客、数えたら18人いました。

羽田って税関出るとすぐにバス乗り場や京浜急行のホームがあります。

ちょっと見ていたら数人は公共交通機関にフツ~~に乗って帰りました。

チェックなんて全くありませんから。

なるほどね~~~~そう言うことなのね~~~。

典型的な縦割り行政だ。

弊社では少なくとも1週間くらいは外部の接触を絶とうと想っています。

コツコツ仕事すりゃあイイわけですから。

夏の甲子園も中止になったってハナシを思い出しました。

自分の管轄で騒ぎが起きて欲しくない、ただそれだけのように感じます。

ソレ以外は知らん、ってことのようです。

自分に責任が降りかからなければそれでオッケー。

なんかチューニングの世界も同じことを見かけることがあります。

EG屋、アシ屋、ブレーキ屋、エアロ屋、とても様々な分野があります。

その世界でのスペシャリストってエセも含めていっぱいいます。

ソコはイイかもしれないケドそんなことやったらコッチがダメじゃん。

そんなことをとてもとてもいっぱい見てきました。

何回も何回もココで書いてきましたがクルマにとって最も重要な

トータルバランス

そんなことを強く想起してしまう経験でした。

バカ正直に電車で帰りますって申告して入国拒否された数名の人たちは
今頃、軟禁された施設でナニを想っているんでしょうか??