日別アーカイブ: 2018年4月12日

終わりのないEG開発ネタ

それこそエンジンなんて、アシの比じゃないくらいやることがあります。

また、コストもアシとは比較にならないほどかかります。

390RS NEO キチンと結果出ました\(^^)/

後は、お客様がどう評価するかですね。

富士のストレートを立ち上がって、いろんなクルマと勝負することになります。

ストレートは評価がカンタンです。

どっちが速いかすぐにわかりますから。

あんまりデカい事を書いても、またアンチを増やすだけなのでヤめときます。

客観的な結果はすぐにわかりますから。

思えば、お客様と二人三脚でソコソコ長い道のりでした。

スジで言えば、まずは自社のクルマで結果を出してからのはずです。

はっきり申し上げまして、お客様がソコまで待てなかっただけです。

390RSを5年くらい前に組んで富士の本コースを楽しんでいらして、
もうそろそろオーバーホールをオススメしました。

ブローして壊してしまうと、費用がずっとかかります。

今なら消耗部品だけで済むので、安くアガるはずでした。

ところがです。

せっかく組み直すんだからもっとパワー出して、ってなりますわな。

そりゃそうです。

そっから先はタイヘンでしたが、楽しかったです。

弊社の経験値も引き出しもずっと蓄積されましたから。

結果が出れば全てがイイ思い出になります。

これでもやりたい事はまだまだあるんです。

今回はお客様と相談しまして、そんなに攻めた事は控えました。

パワーはもちろんですが、耐久性重視です。

新型の軽量コンロッドや新型の軽量ピストンで、さらにメタルにかかる
力を低減できましたし、NASCARテクノロジーのバランス取りや
強化バルブスプリング、そして288度VVELコントロールシャフト、
それ以上に攻めた事は出来たんですが、とりあえずは耐久性重視、
乗りやすさ重視です。

気難しさ、扱いにくさは一切ありません。

雪が降る八王子の早朝でも、一発でエンジンはかかるしアイドリングも
至ってフツー過ぎるので、むしろチューニングエンジンらしい演出が
ちょっとはあっても良かったカナ? って感じてしまうくらいです。

弊社が実走セッティング中でも、こりゃあ速い って感じました。

さ、次です。

このテクノロジーを次のお客様にどんどん投入しつつ、弊社のエンジンで
文字通りもっと攻めた事をやってみます。

さすがに壊れるかもしれません。

でもいつもここで書いています。

どハマりしないと得るものはありません

教えてもらった事をそのままやっていたんでは、所詮はソコ止まりです。

いろんな事をいろんな外注先に持ちかけて、ことごとく断られたのも
今となっては感謝のキモチすら芽生えてきました。

弊社の仕事をそこで外注先が受けていたら、ココまで来れませんでした。

昨日書いたS15ネタ、評判がかなり良くて、早速、お問い合わせを
何件か頂戴しています。

S15なら、ずっと安くできます。

また一つ一つご紹介していきますが、軽量ピストンはもう完成してますし
軽量コンロッド、クロモリ削り出しのフルカウンタークランクシャフトも
台湾で作っています。

ダメかもしれませんし、弊社の予想以上のモノを作ってくるかもしれません。

失敗しても直4のSR20は安いです。

乗りやすさを重視すると、カムシャフトはそんなに攻められませんが、
Z34V36と違って、車上でカンタンにカムシャフトを交換できます。

つまり工賃もずっと安くアガリます。

お手軽でリーズナブルな割には、結構パワーが出ますよ。

昨日ご紹介したポン載せのSR20VEも、セットが出ちゃえばすぐ次に
取り掛かる準備もできています。

SR20のスペアエンジン、2基あります。

SRパルサーN1のヘッドもあります。

まずはポン載せSR20VEをMOTECでキチンとセットを出します。

それから、もう手元にあるφ87の軽量ハイコンプピストンを入れて、
カムシャフトはSR20用なんて、いっぱい出ているので安く上げます。

IN272、EX264くらいからですね。

SRパルサーN1のヘッドって、純正でインテークが288です。

もう、 まんまVTECです。

弊社のS15は、代車でお出しすることも多いです。

あんまりアイドリングがバラバラ言っちゃっても

NAチューンって、過給器には無い楽しさと魅力が大きいです。

S15で実験と検証を重ねて、その実績をZ34V36に生かして行きます。

ちなみにRB26NAフルチューンのお客様もいらっしゃいますので、
これまたご紹介させて下さい。