で、早速、博士に頼んでおいた解析結果のうちの一つをご紹介させて下さい。
しょせんプログラムなので、見る人が見ればわかっちゃいます。
でも、これがわかるショップさんはとても少ないと思います。
もちろん、ショップさんにはショップさんのお考えがあります。
別にこれがわからなくたって、セッティングはできますから。
弊社は、既存のモノとは違ったことをやりたいだけなんです。
じゃあソレは何なのかと言いますと、昨日ご紹介させて頂きました
アクセル、スロットル関連のマップの一部です。
弊社のメダマは、3Dです。
たびたびしつこくてすいません。
ちゃんとやっているショップさんは、確実にあります。
でも、そうで無いところはその何倍も・・・・。
フツーに考えたら、アクセルを半分踏んだらスロットルが半分開く。
そう考えそうなモンです。
実際にはそうはなりません。
純正ではどうなっているのか、それの解析が第1です。
メーカーが、膨大なテマヒマをかけて開発しています。
なかなか侮れないですよ。
メーカーが全て正しいとは言っておりません。
メーカーの開発理念を、ちゃんと把握し理解してからココをいじくらないと、
どっかで乗りにくくなっちゃう原因になるんです。
せっかくメーカーが、いろんなパラメーターを設定してくれています。
そこを弊社では最大限に活用したい、それだけのハナシです。
多くのショップさんが採用している2DマップではアクセルをX%開けると、
スロットルがY%開くと言う、一対一の一変数関数です。
アクセル開度を5%ずつ分割したとしても、しょせんデータは20個です。
それを30分割にしても、結果はほぼ同じです。
そこじゃ無いんですね。
弊社の採用しているマップでは、アクセルの開度がX%ともう一つ、
内緒内緒内緒 がY%で、スロットルがZ%開くと言う3D構造です。
前述のように、5%ずつ20分割すると、2Dではデータは20個に対して、
3Dだと400個にもなります。
メーカーはそこをちゃんと用意しています。
アクセルベタ踏みの全開時は、マップを読む所が決まっているので簡単です。
だから、ピークパワーはハードウェアの依存度が高いんです。
お客様がピークパワーを気にしてしまうことは仕方無いと思います。
弊社はもちろんピークパワーも大事ですが、敢えて、乗りやすさ、
気持ち良さをもっと全面に押し出して行きたいと考えております。
通勤でお使いのお客様も多数です。
低中速のハンチング、息つきは絶対ダメですね。
サーキットでは、シフトアップ、シフトダウン時のスロットルの戻りの遅さ、
ここは何で純正ってこんなセッティングなんだろうと不思議に思います。
アクセル関連マップがダメなECUでサーキットを走るとすぐにわかります。
スピンしやすくなりますから。
やはり、そういうところは純正は良く出来ています。
純正のイイ所はそのままで、純正のダメな所を改良して行く。
その理念は、設立当初からブレていません。
フツーに2Dでセッティングするより、何倍もテマヒマがかかります。
でも、お客様同士がオフ会等で乗り比べをするとすぐにわかってしまいます。
う、コッチの方がイイ、って。
もっと上があるはずだ、の精神で