月別アーカイブ: 2015年8月

4年ぶりに語るECUネタ、その2

で、早速、博士に頼んでおいた解析結果のうちの一つをご紹介させて下さい。

しょせんプログラムなので、見る人が見ればわかっちゃいます。

でも、これがわかるショップさんはとても少ないと思います。

もちろん、ショップさんにはショップさんのお考えがあります。

別にこれがわからなくたって、セッティングはできますから。

弊社は、既存のモノとは違ったことをやりたいだけなんです。

じゃあソレは何なのかと言いますと、昨日ご紹介させて頂きました
アクセル、スロットル関連のマップの一部です。

弊社のメダマは、3Dです。

たびたびしつこくてすいません。

ちゃんとやっているショップさんは、確実にあります。

でも、そうで無いところはその何倍も・・・・。

フツーに考えたら、アクセルを半分踏んだらスロットルが半分開く。

そう考えそうなモンです。

実際にはそうはなりません。

純正ではどうなっているのか、それの解析が第1です。

メーカーが、膨大なテマヒマをかけて開発しています。

なかなか侮れないですよ。

メーカーが全て正しいとは言っておりません。

メーカーの開発理念を、ちゃんと把握し理解してからココをいじくらないと、
どっかで乗りにくくなっちゃう原因になるんです。

せっかくメーカーが、いろんなパラメーターを設定してくれています。

そこを弊社では最大限に活用したい、それだけのハナシです。

多くのショップさんが採用している2DマップではアクセルをX%開けると、
スロットルがY%開くと言う、一対一の一変数関数です。

アクセル開度を5%ずつ分割したとしても、しょせんデータは20個です。

それを30分割にしても、結果はほぼ同じです。

そこじゃ無いんですね。

弊社の採用しているマップでは、アクセルの開度がX%ともう一つ、
内緒内緒内緒 がY%で、スロットルがZ%開くと言う3D構造です。

前述のように、5%ずつ20分割すると、2Dではデータは20個に対して、
3Dだと400個にもなります。

accelmap

メーカーはそこをちゃんと用意しています。

アクセルベタ踏みの全開時は、マップを読む所が決まっているので簡単です。

だから、ピークパワーはハードウェアの依存度が高いんです。

お客様がピークパワーを気にしてしまうことは仕方無いと思います。

弊社はもちろんピークパワーも大事ですが、敢えて、乗りやすさ、
気持ち良さをもっと全面に押し出して行きたいと考えております。

通勤でお使いのお客様も多数です。

低中速のハンチング、息つきは絶対ダメですね。

サーキットでは、シフトアップ、シフトダウン時のスロットルの戻りの遅さ、
ここは何で純正ってこんなセッティングなんだろうと不思議に思います。

アクセル関連マップがダメなECUでサーキットを走るとすぐにわかります。

スピンしやすくなりますから。

やはり、そういうところは純正は良く出来ています。

純正のイイ所はそのままで、純正のダメな所を改良して行く。

その理念は、設立当初からブレていません。

フツーに2Dでセッティングするより、何倍もテマヒマがかかります。

でも、お客様同士がオフ会等で乗り比べをするとすぐにわかってしまいます。

う、コッチの方がイイ、って。

もっと上があるはずだ、の精神で

4年ぶりに語るECUネタ、その1

久留米のA木様、島根のI様、群馬のK村様、H田様、I澤様はどこだっけ?

お待たせしております。

イイ物を作るのは大変です。

Z34,V36の純正ECUはとてもとても賢いです。

機能もありすぎくらいあります。

全部を網羅するのはムリです。

ビンボー浮き草ショップの分際で、ものスゲー高いおカネを出して、
ヨーロッパ製のICEを買ったおハナシは先日させて頂きました。

高いカネを出せば、イロイロやってくれます。

セコいことを考えると、回り回ってロクなことになりません。

弊社が5年以上、150台ものお客様のZ34,V36を乗らせて頂いて、
感じることはとても多くあります。

弊社のお客様が皆様、弊社の製品をお取り付け下さっているワケでは
ありません。

外装だったり、アシだったり、内装だったり、クーリング系だったり。

それぞれ個性があって、弊社も勉強させて頂いております。

今回は4年ぶりにECUのおハナシをさせて頂きたいと思います。

やはりお客様は、ECUを書き換えるとパワーをご期待します。

そりゃそうです。

それはそれで間違っていません。

でも、それ以前に

乗りにくい

そんな車両が、かなり存在してきました。

また怒られちゃうので、ちゃんとご説明差し上げます。

キチンとやっていらっしゃるショップさんも確実にあります。

そこのお客様は、弊社を訪れることは無いんです。

そうじゃなかったお客様が、弊社にご相談を持ちかけてくれます。

取りあえず、乗ってみましょう

って、試乗してみると、確かにお客様の感じていらっしゃる通りです。

お客様が感じていらっしゃらない軽微なパターンも多々あります。

なぜ、そんなことになるのか?

ほとんどがアクセル関連マップです。

そんなカンタンにノウハウ公開しちゃってイイの?

しつこいようですが、もう一回書かせて下さい。

ちゃんとわかっていらっしゃるショップさんもあります。

でも、スピードリミッターとアクセル開度マップしかやっていないECUも
かなりあるのでビックリしました。

ICEでイロイロと見ると、アクセル関連マップでかなり補正をかけます。

だから、アクセル開度マップだけをイジっても、どっかで不具合が出ます。

これまた、年式やグレードによってもかなりバリエーションがあります。

弊社的に言わせて頂くと、スロコンなんかイイ事無いです。

一般的に全てのコンピューターがやっていること、それは演算です。

Z34,V36に限らずに純正ECUも演算をやっています。

パテントはBoschです。

純正で装備されている、あらゆるセンサーの信号をサンプリングして、
MPUってゲジゲシが、1秒間に何千回、何万回って計算をします。

それを燃料噴射量だったり、点火時期だったり、VVEL出力だったり、
エンジンに指令を出すんです。

指令を出されたエンジンは、その通りに動きます。

で、O2センサーやA/Fセンサーがちゃんと指令通りに動いているか?
をチェックして、さらに純正ECUにフィードバックをかけます。

この一つ一つを全て確実に追っていかないと、どっかで不具合が出ます。

時間が無いので、超スペシャリストに、今から聞きに行ってきます。

torii

学生時代にスキー部で同じ釜のメシを食った友人です。

とてもエラくなっちゃいました。

名前の後ろにあるPhDってご存じですか?

博士号って意味です。

コイツ、半導体で博士号を取った正真正銘のスペシャリストです。

しかもヨーロッパのR&D(研究開発部門)の責任者になっちゃいました。

天下の日立製作所のヨーロッパ部門のトップです。

ECUどころか、MPUってゲジゲシの中でナニが起きているかを
イチから知り尽くしているオトコです。

仲良くしておいて良かった。

敵は作るモンじゃ無いですね。

オメ-が言うな ヾ(・  ・;)

木曜日には帰ります。

少しずつでもやれば必ず終わる、ネタ

馬車馬のように大車輪で働いておりますが、要領が悪いのか終わりません。

カラダは危険領域に突入しました。

ともかく、お預かりしたお客様の車両を、一台一台丁寧にこなすだけです。

湘南ナンバーのK山様の車両に、弊社フロントバンパーとフェンダーを
お取り付けさせて頂きまして、これから塗装部門に搬送です。

その車両を入れ替えしているところで、記念撮影をしてみました。

KK34

やっぱ、写真が無いと評判がよろしく無いです。

手前の堺ナンバーのK森様の車輌は、既に弊社のフロントバンパーと、
エロいフェンダーをお取り付け済みです。

今回、弊社に遠路はるばる入庫して下さった目的は、

弊社エアロアナライズドサイドスカート

弊社フロントアンダーディフューザー

です。

一般のお客様へのお取り付け、第一号です。

次に、奈良のS藤様、そして鳥取のK崎様、和歌山のT田様です。

本来なら弊社の車輌に取り付けて、来週のスーパーオートバックスさんの
イベントで一般お披露目がスジなことは重々承知しております。

弊社製サイドスカートの現物も見ないで、20万以上もする商品を
ご購入下さったお客様に1日でも早くお納めしたい、その一心です。

K山様とK森様、全く違ったアプローチでチューニングをお楽しみです。

K山様は、初めて弊社で手がけさせて頂いたのがエンジン内部です。

もう、3年以上も前になると思います。

マイナートラブルはありましたが、テスト走行ではとても調子がイイです。

やはりエンジン内部に手が入った車輌は、パワー感、トルク感は格別です。

吹け上がりも格別ですし、何と言っても乗っていてとても楽しいです。

で、エンジンパワーが格段に向上したら、今度はサスペンションのご不満です。

K山様は、峠ランナーでいらっしゃいます。

メインステージは、箱根です。

ノーマルよりもずっと上がった速度域で、純正のアシに不満が出てきました。

それで、弊社のサスペンションをご選択下さいました。

その後、しばらくはその状態でお楽しみでした。

verNISMOなのでしばらくはその状態でお楽しみでした。

今回は、弊社のフロントバンパー、エロいフェンダー、ドアミラーです。

一方、堺からのK森様は、まず弊社フルエアロをお考えとのことです。

最初に、弊社のフロントバンパーをお取り付けでした。

次にエロいフェンダーをお取り付け下さいました。

今回は、弊社サイドスカートと、フロントアンダーディフューザーです。

空力の効果がもたらす高速安定性の威力と、あとはやっぱり見た目ですね。

何といっても、弊社サイドスカートと、フロントアンダーディフューザーを
K森様は一度もご覧になっていらっしゃらないんです。

チャレンジャー過ぎです

完成した車輌をK森様が初めて目にした時、どんなリアクションでしょうか?

スゲーなコレ

にならないと、弊社的には失敗です。

失敗じゃ済まされませんね。

もちろん自信作です。

弊社はそんじょそこいらのことはやりませんから。

フツーのモンなんかを出したら、

エ゛っ  コレがサーキットコンセプト品質??

って、ボロカスに糾弾されます。

手ぐすね引いて待ってるアンチもいっぱいいますから。

超久しぶりにverNISMOを語ってみるネタ、その2

第1回目の時には、思いっきり怒られて消しました。

で、敢えて2回目???

おんなじようなことを書けば、また消去という憂き目に遭います。

そもそも、verNISMOにお乗りの多くのお客様は面白くありません。

弊社のお客様だけでも、もう50~60台はいらっしゃいます。

お客様を失うことにもなりかねません。

もうサキコンからは2度と買わねぇ  (`o´)

だからこそ、前回とはかなり違う趣向で書かせて頂きたいと思います。

今回は、verNISMOのお客様がムカつくネタではありません。

verNISMOのお客様に、役に立つネタです。

あ~そうだったのか~~~

って、感じて下さるようなネタです。

verNISMIOのお客様がムカつくようなネタ、いっぱいあります。

でも、ここではもう書けません。

だから、来週末のスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントで
こっそりと聞いて下さい。

思いっきり語ります。

弊社が提唱してきた

ベースグレードでイイ

では無く

ベースグレードがイイんです

で、verNISMOのお客様に役立つネタです。

まずはコイツです。

psfcoolercomparison

並べてみました。

上がverNISMO純正です。

下が、ベースグレードです。

ご覧下されば一目瞭然です。

verNISMOのPSフルードクーラーの方が小さいんです。

かなりヤバいと思います。

で、もう1個。

nismoundercover

コレ、verNISMOのフロントアンダーパネルです。

ベースグレードと、差別化してあります。

弊社的には、意味ネェ差別化です。

ベースグレードと比較して、ディフューザー効果があるとか、そんな
空力的に有利なポイントはビタ一文ありません。

むしろ、部品点数がずっと多くなって重くなっちゃっています。

そんなんでverNISMOは高いんですね。

それだけだったら、ま、害も無いからいっか・・・・、で済みます。

済むのかな~~~。

実はとても大きな弊害があるんです。

verNISMO乗りの間では有名なハナシがあります。

フロントアンダーパネル、、、落ちます。

チョー簡単なハナシです。

verNISMOのフロントアンダーパネルを留めるボルトの穴です。

nismoundercoverholesize

計測してみると、長穴方向で12mmです。

それに対して、verNISMO純正のボルトです。

nismogenuinebolt

ワッシャーの外径が、約14mm。

その差は、たった2mm。

つまり、外周で、たった1mmで支えていることになります。

そりゃ落ちるわな。

コレ、ベースグレード純正の同じ箇所を留めるボルトです。

basemodelbolt1

ワッシャーの外径は19mmです。

verNISMO純正より5mmもデカいんです。

だから、コレにするとフロントアンダーパネルは高速走行でも落ちないんです。

verNISMOのフロントバンパーから、弊社のフロントバンパーに
交換して下さったお客様、20名以上いらっしゃいます。

そのままverNISMO純正のボルトは弊社では使いません。

全て、ベースグレードのボルトを日産部品共販から新品を取り寄せます。

basemodelbolt2

こんなことをやっているショップって、弊社だけです。

多分。

フロントアンダーパネル、純正でもやることをやれば落ちません。

やるべきことをやらないから落ちるんです。

ムダなモノに、大事なおカネを使っちゃいけません。

有意義なことに投資をしましょう。

何回もご紹介させて頂いております。

高い1万円もあれば、安い100万円もあるんです

その見極めって、お客様にはとてもとても難しいです。

だからこそ、弊社は責任ある情報発信を続けていきたいです。

弊社では、

ベースグレードでイイ

では無く

ベースグレードがイイんです

これでも怒られたら、消すしかありません。

これまた久々のマンマシンインフェースネタ

昨日はI町様の車両で、RECAROシートの高さ調整をしてきました。

I町様は、Z Challengeに参加なさっています。

つくづくマンマシンインターフェースの重要性を痛感なさっていました。

おかげさまで、たくさんのお客様の車両をお預かりさせて頂いております。

以前にも書かせて頂きましたが、ドライビング中に常時体と接しているのが
シートとステアリングです。

次にシフトノブとペダル類。

体に接してはいませんが、ドライビング中に頻繁に関わるモノがドアミラー。

お客様の車両によって、仕様は様々です。

もちろんお客様の好みもあります。

あ~この車両、運転しやすいな~~

と言う車両はホントに乗っていて楽しいです。

その逆は、やっぱり長距離はツラいですね。

サーキットに行けば、その差はもっと広がると思います。

運転に集中できるパッケージング、快適性の追求と同じ方向性です。

弊社の試乗車でお客様に体感してもらいたい、と言う一心です。

試乗車用のステアリング、牛本革巻きを終えて帰ってきました。

steering2

触ったときの手の感触が、とてもイイんです。

外した純正の上に乗っけてみました。

steering1

弊社のお気に入りのMOMO Model88が完全に真円ではないので、
場所によって差が出ますが、半径方向で、1cmから1.5cm違います。

つまり直径では、2cmから3cmの差が出ます。

この差が、スポーツドライビングの快適性にとても大きな差を生みます。

ま、乗ってみて下さい。

100を語るより早いです。

それにしても・・・・

体調悪い・・・・

また~~~???

最近ヂミなネタが多くてすいません、ネタ

一月に一回くらいは、秋葉原に行きます。

以前はもっと頻繁に行っていましたが、最近は忙しすぎてよっぽどの必要性に
迫られないと来ることができなくなっています。

お若い人達には、秋葉原って萌えの街、アイドルの街の印象が強いと思います。

秋葉原もホントに大きく様変わりをしています。

家電の大型店舗が秋葉原からほとんど姿を消しました。

無くなる前にちょっと覗いてみました。

1万円でおつりが来る炊飯器もあれば、20万円もする炊飯器もあります。

3万円の冷蔵庫もあれば、50万円の冷蔵庫もあります。

当に、絵に描いたような二極分化ですね。

格差是正なんて言っているのは政治家だけで、かの有名な経済学者の
ピケティ氏が提唱していますが、ますます格差は広がるそうです。

もちろん弊社は世界最高峰の品質を追求し続けます。

ところで、秋葉原、弊社にとってはもちろん電子部品の街です。

この抵抗、エアバッグのインジケーターキャンセラー用です。

resister

これは、弊社取り扱いのバッテリーターミナル用です。

terminals

22番と言う、純正よりもブッとい規格を弊社では使っています。

あと、画像はナイショですが、8ピンのIC、なかなかのスグレ物です。

何に使うかも、まだナイショです。

見る人が見れば、わかっちゃいますから。

上手く行けば、こんなICでVQ37のパワーアップにつながります。

コレ読んで、わかる人にはわかっちゃいます。

ああ、アレね

そうです、例のアレです。

たくさんのお客様がお待ちになっていらっしゃる、アレです。

お客様の車両でテストするワケにもいきません。

弊社の試乗車でテストし倒す予定なので、そろそろ部品を準備します。

回路自体やプログラム自体は大したこと無いんです。

クルマのノイズ対策だったり、耐熱だったり、実験室では起きないことを、
ちゃんと実車で検証していかないと、その後にトラブルになります。

開発って、ヂミな仕事の積み重ねです。

車検対応、避けて通れない道ですね、ネタ

やることが多すぎて、多すぎて。

でも、一つずつ確実にこなして行っています。

本日は、弊社お得意様のF井様の車検を八王子自動車検査場で取得しました。

fukuiZ34

八王子の検査官で、Z34にあこがれを持っている検査官がいるんです。

Zカッコイイですねぇ~~

って、いつも声をかけてくれます。

弊社フロントバンパー、弊社エロいフェンダーはもちろんOKですが、
今回は、弊社のドアミラー、ジロジロと観察されまして、

検査官 コレもカッコイイねぇ~~、純正じゃないですね。

弊社  ハイ・・・・。

検 でも、ちゃんと格納しますか?

で、

ジイイイイイ(電動ドアミラーの格納音)

検 ほう・・・

ドアミラー、検査官的にはそこなんですね。

検 デイライト、純正ですか?

弊 い、いえ・・・・・、違います・・・・

検 光量、計ります

光量を計る計測器で、検査官が計測している姿を撮影しようと思ったら、

検 ダメです!

って、怒られました。

撮影はダメなんですって。

光量はOKでした。

一番困ったのが、リアのバンパー下部の赤いフォグ。

検 点けて下さい

こんなん言われたの初めてだぞ。

点け方、わからん・・・・。

点けたことないし・・・・。

取りあえずステアリングスイッチのフォグのマークがあるヤツをいじくっみる。

検 点きませんね~、これでは合格しません

マジか~~~~~~~。

タマ切れだったのかな~~~。

リアフォグは想定外だったな~~~~。

落ち着いて、Z34の取説を読んでみる。

書いてありました。

ヘッドライトがAUTOではダメで、常時点灯の時にフォグのスイッチを
ONにすると点くんだそうな。

検査官が向こうに行っちゃったので、後ろで待機しているおいちゃんに
とりあえず見てもらった。

点いた、らしい。

もいっかい検査官を呼んでくる。

検 ハイ、OKです

リアフォグってちゃんと点かないと、車検に通らないんだ・・・・。

ちなみに、シートレールは見られなかったです。

灯火はキビシイんですね。

お客様のおクルマで、改めてメインテナンスについて考察してみるネタ

弊社ドアミラーをお買い上げ下さったO野様に、塗装の打ち合わせで
山梨県の甲府市に行って来ました。

土日は、東名も中央高速もかなり渋滞します。

昨日の土曜日の渋滞状況を見ていたら、大月まで30Kmくらいの渋滞でした。

で、今日は朝6時に起きて7時に出発したら、まだ渋滞発生前でした。

お客様とは9時過ぎに打ち合わせを致しまして、すぐに帰りました。

ホントは温泉に浸かったり、山梨名物でも食べたかったです。

日曜日の朝の東名は、けっこうFerrariとかPorscheがいます。

中央道は大型の二輪が多かったです。

上野原より向こうは、割と高速S字が多いんです。

150Km/h くらいでカッ飛んでいく大型二輪が多かったです。

でも、そこいら中に

二輪死亡事故多発

って看板が立ててある。

やっぱり、そのスピードでミスるとエラいことになります。

八王子には11時くらいに戻ってきましたが、反対の下り車線はド渋滞でした。

帰ってきて、F井様の車両のメインテナンスです。

以前にもご紹介させて頂きましたが、EGオイルは皆様、定期的に交換します。

お客様にもよりますが、MTオイルは、そこそこ。

弊社取り扱いのアヤしいギアオイルは、入れた直後はとても良くなります。

だから、劣化してくると、交換しなきゃ、ってなります。

ところが、デフオイルはかなり放置のお客様も多いです。

ブレーキフルード、クラッチフルード、ATフルード、PSフルード。

一回も交換したことが無いというお客様も多いです。

F井様のATフルードを交換して、やはり定期交換の必要性を感じました。

ATフルードは日産純正で充分です。

って言うか、以前にご紹介させて頂きましたがATのスペシャリストが
日産純正を勧めております。

もっとイイ物ってあるかもしれません。

それを模索するよりも、現状では定期交換を弊社ではオススメします。

MTオイルの純正は、弊社的にはダメダメでしたけど。

ATフルードは日産純正ですので、ディーラーさんでもOKです。

もちろんスーパーオートバックスさんでもOKです。

その逆がクラッチフルードです。

ナニも起きていなくても、今すぐディーラーかスーパーオートバックスさんに
ご予約を入れて、クラッチフルード交換しましょう。

そんなに高い物では無いと思いますから。

気泡が小さいときには、割と誰がやっても効果があります。

気泡が大きくなって来ちゃうと、ちょいと厄介です。

かなり構造を理解をしているメカニックでないと、クラッチフルード交換が
成功していないことがあるんです。

クラッチフルード交換したのにな~~

ってお客様、それが原因です。

ショップさんによっては、

クラッチ、パンクだね

ってなることがあります。

ショップさんにも、もちろんお考えはあるとは思います。

ホントにパンクしていることもあるでしょう。

弊社は見たこと無いですけど。

おカネをかけないで済むんだったら、かけないで行きたいです。

ちゃんとした対策を早めにやっておけば、安く上がります。

弊社でエキマニやスポーツ触媒を交換して下さったお客様には、
追加で安価でご提供させて頂いております。

おかげさまで、たくさんのZ34、V36をお預かりさせて頂いております。

経験という引き出しは、とてもたくさん蓄積されています。

ナニかが起きたときには、必ず原因があります。

部品をパカパカ交換しちゃうことが一番簡単です。

弊社は技術を追求する開発元です

違ったアプローチをしないと、弊社の存在意義がありません。

同じ事、ブレーキフルードにも当てはまります。

弊社のAPレーシングブレーキキット、また仕様変更中です。

フロントには片側2本、両方でダクトが4本引いていました。

1本はブレーキローターを内側から冷やすダクト。

もう一本は、キャリパーを冷やすダクトでした。

これでも充分にスゴいシステムだと思いましたが、もっと上がありました。

ブレーキのネタは、また近日に公開しますが、待てねえ、と言うお客様、
試作をスーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントに持って行きます。

今までご成約下さっているお客様には、無償でご提供させて頂いております。

そうじゃなきゃ、初モノに手を出すお客様がいなくなってしまいます。

むしろ逆です。

今後は、このダクト関係はオプションとなります。

シートベルトバックルボルトネタ

弊社お得意様のM様が、イロイロとお調べになって教えて下さいました。

ありがとうございます。

規格であるんですね。

もう作らなくて済みました。

今日は、マジで汗を3Lほどかいたような気がします。

蚊にもいっぱい食われました。

たくさん働きました。

ちょいと早いですが、今日はもう寝させて下さい。

バタッ (ノ_ _)ノ

ヂミなのかハデなのか、よくわからないネタ

コレ、純正シートベルトのバックルです。

beltbuckle

矢印の部分、ボルトナットですね。

これがナニか?

M11xP1.25 ってボルトナットです。

業界の関係者に聞いても、知っている人はあんまりいませんでした。

まず、手に入りません。

ホームセンターなんかじゃ100%売っていません。

ネジの専門店に行っても、取り寄せもできません。

試しにググってみて下さい。

何でそんな規格をメーカーが使うの?

ってハナシなんですけど、そこはしょうがないです。

で、ステンレスを削って作りました (TT)

m11

もちろん弊社のシートレール用です。

こうやって、また納期が延びちゃいました。

開発をしているといつも考えさせられます。

ココもうちょっとこうした方がイイな

やらなくても製品としては充分に成立したとしても、弊社はやってしまいます。

そこそこの品質で納品してお客様にガッカリされるよりも、仕様変更を
何回も何回も敢行して、納期が遅れてお客様に怒られる。

もっと上手いやり方があるのかもしれませんが、弊社はその道を選びます。

先ほど、弊社お得意様のOO様からお電話を頂戴致しました。

弊社以外のところで作業をした箇所に、とてもとてもご立腹でした。

Z34を買い上げになって、どノーマルで乗っていてもそこそこは楽しめます。

でもお客様は、きっと別な上の世界があるとご期待をしておカネを支払います。

投資に見合った、いや、投資以上の結果が帰ってこないと、お客様は

チューニングの世界ってこんなモンなんだ・・・↓

って感じてしまいます。

996カレラから、Z34にお乗り換えになったM木様がいらっしゃいます。

弊社の420RSRをご予定しております。

996カレラよりも速くて、耐久性があって、楽しくて、そして乗りやすい、
そんな、とてもハードルが高い要求です。

もちろん弊社は謹んでお受けさせて頂きました。

それなりの時間とコストはもちろんかかります。

弊社390RSのお客様、皆様、速さとパワーにはご満足を頂戴しております。

業界の関係者が一律に

出るわけネェよ

って歯牙にもかけなかったことが、現実味を帯びてきています。

やっていることは一見、派手です。

でも、シートベルトのボルトナットを既存のモノでナントカするようでは、
やはり、出るわけネェよ、になっちゃうんでしょうね。

満足行かなかったら、とにかく満足行くまでやり続けます。

満足行くモノが無かったら、満足行くモノを作り出します。

例えボルト1個でも。