とあるチューニング系の雑誌にデュアルレートのハナシが、図解入りで
詳細に載っていましたけど、思いっきり間違っている。
送り手もわかっていないし、編集者もわかっていない。
あんまり書くとまた怒られそうですが、工学的事実は事実です。
レバー比とスプリングレートが2乗で効いてくるってハナシ、
ほとんどのチューナーが知りません。
それでもクルマは走るし、知らなくたってタイムは出る。
いろんなアプローチがあるってことです。
何のために別タンと言うモノがあるのか?
何のためにデュアルレートのスプリングが必要なのか?
知らなくたってクルマは走るしタイムも出る。
弊社のお得意様が弊社に求めることはとても多岐に渡っています。
全く同じアシをお取り付けしても、大絶賛して下さることもあれば、
大して良くない、って断罪する人もいます。
良くないって断罪されると、もちろん弊社はお客様に合わせて変更します。
しかも無償です。
M田様の車両やH野様の車両は何回も仕様変更を重ねました。
お二人とも弊社の大お得意様です。
ただ、タマ~~~にわかっていない人もいます。
お客様のご要望に合わせて仕様変更をして行くんですが、そっから先は
やったってイイ方向には行かないどころか、確実に悪くなる。
それが弊社にはわかります。
ご一緒すると、わからない人もすぐにわかります。
ただ、わかろうとしない先入観の強い人はどうにもなりません。
弊社のverPRO、つまり別タンのキット、一般販売前に弊社の
サスペンションキットを既にご装着のお得意様に順次、追加加工で
アップグレードをさせて頂く予定です。
買い換えなくても済みます。
弊社を応援して下さるお得意様への感謝のキモチです。
別タン、魅惑の領域でもあり未知の領域でもあります。
伸び側と縮み側を別々に調整できるとか、ピストンスピードが低速側と
高速側を別々に調整できるとか、そんな複雑な調整機構のために別タンが
存在するんではありません。
ナニを別にするのか をキチンと把握していれば別タンのメリットが
そんなところに無いことくらいはカンタンにご説明できます。
だから弊社は敢えて調整機構のない別タンを販売しようと画策中です。
ある意味、衝撃です。
世界中で別タンがいっぱい販売されている中で、きっと弊社製だけです。
調整機構のない別タン
やはり弊社は、他社さんが手を出さないことをやり続けないと。