月別アーカイブ: 2018年9月

剛性について改めて考察してみるネタ、その7

モノブロック付けときゃ間違いないっしょ って言うショップさんが
ほとんど全部の中で、敢えて問題提起をして工学的見地から
実証していくことが弊社の存在価値だと考えています。

Panamera turboに付いていた前後モノブロックキャリパーの
高速インプレッションをお伝えしました所、予想通りの回答が
返ってきました。

客はそんなことわかんねぇよ

まずはこの2つのレンチを見て下さい。

wrenches

左が差込角1/2インチと言う規格で右は3/8インチです。

長さが10cmくらいは違いますがこの2つのレンチで硬~く締まった
タイヤのホイールナットを外してみると顕著に剛性の差がわかります。

差込角1/2インチの太いレンチでやっと外れるような硬く締まった
ホイールナットを3/8インチの細いレンチで外そうとしてみると
外れないんですね。

物理量としてのかかる力と作用点までの距離が同じトルクでも、
太いレンチの方が外しやすいことの要因が剛性です。

剛性がある太いレンチの方は加えた力がダイレクトに伝わりますが、
細いレンチはたわんでしまって力が逃げてしまいます。

物理的に表現すれば外そうと加えた力の一部が弾性エネルギーに
変換されて実際にホイールナットに伝わる力が弱くなります。

同じ事がブレーキホース、クラッチホース、そしてブレーキキャリパーに
起きています。

モノブロックだからと言って剛性が確保できるワケではありません。

コレ、AP Racingのレーシングキャリパーです。

apracecaliper

15年以上前に某最速選手権に弊社が出場していた時に使っていた
レーシングキャリパーのスペアを取ってあります。

基本設計がとてもしっかりしているので、今でも全然使えます。

2ピース構造ですが、使っている金属が秀逸なのとブリッヂボルトが
とても頑丈なのでそこいらのモノブロックよりもずっと剛性があります。

スペックに現れない真実って一般のお客様が判別することは
ほぼ100%ムリです。

いくらアジアが進化していて足繁く通って贔屓にさせて頂いても
ブレーキとショックアブゾーバはまだまだヨーロッパには適いません。

スペックに現れない真実がフィーリングとなってユーザーに伝わります。

そこを重要視するのかしないのか?

数あるメーカーさんの中に埋没しないで弊社が他社さんとナントカ
差別化を付けられる所の一つがフィーリングです。

剛性について改めて考察してみるネタ、その6

6日前にリアの剛性を語りましたが、律速段階としての優先順位は
はるかにフロントの方が大きいです。

リアの剛性を上げることによって享受できる体感やフィーリングよりも
フロントの剛性アップによる変化の方がより大きいです。

ただ、デフマウントがチギれちゃったお客様にとっては当然ですが
補修が必要で律速段階もヘッタくれもありませんね。

だからこそまた一歩立ち返ってシャキッととしたハンドリングに対する
費用対効果を語ってみたいと考えました。

シャキッとしたハンドリングってナニ? ってそもそも論はあります。

オレはサーキットに行かないから・・・・・

イヤイヤイヤイヤイヤ、一般公道でもその恩恵は充分に得られます。

交差点を曲がるときにだって、オヤ! ってなります。

フィーリングって最も伝わりにくい情報の内の1つです。

純正状態のZ34、V36で不満をお感じにならなければソレでイイです。

ただ、せっかくなのでもし上の世界があるなら、ってお感じになって
お客様はいろんなモノに手をお出しになります。

予算が潤沢にあってアレもコレも一気にできる人はそうそういません。

それでこその律速段階という優先順位を提唱させて頂いております。

フロントに関して言えばやはりサスペンションキットが最も重要ですが、
予算も1桁違ってくるのでソコは難しいです。

サスペンションキットをやらないとダメなの? ってなるとは思いますので、
今回は違った角度、つまり剛性の面から語ってみたいと思います。

弊社サスペンションキットの優位性ですが、気持ちイイハンドリングは
言わずもがなでブレーキングのノーズダイブや加減速のピッチングに
そりゃあテスト検証を重ねて、雨の日のサーキットアタックでもABSの
トラブルが介入しないところにまで到達してきました。

今回はサスペンションキットのハナシでは無いのでヤめときます。

そうじゃないとまた伝わりにくい冗長なネタになっちゃいますから。

サスペンションキットを除いた剛性という観点から、

スタビライザー (必須)

EGマウント   (必須)

ピロロワーアーム  (強く推奨)

ピロアッパーアーム  (推奨)

必須もしくは推奨製品はこのあたりですね。

フロントのスタビライザーなんてあっちゃこっちゃから出ています。

弊社がテスト検証を続けてデータを集めて具現化してきたとしても
カンタンにパクることは可能です。

こんなん誰でもできますから。

ただ、クルマはトータルバランスです。

純正のデータももちろんいっぱい持っています。

ベースからverNISMOまで。

EGマウントに関しては今さらご説明の必要性を感じませんが1つだけ。

ゴムは確実に劣化します

NA6,NA8,NB8と多くのMAZDAロードスターを手がけて来ましたが
EGマウントが経年劣化でチギれちゃったのを多く経験しました。

弊社練習機S15のゴムも全部ダメでしょう。

現在S15用の競技用EGマウントを作ってもらっていますが例によって
1個だけだとやってくれないので頼み倒して5セットお願いしました。

ま、年内ギリくらいでしょうね。

ご興味がおありのS15乗りのお客様、在庫があるうちにご連絡下さい。

circuitconcept@gmail.com

新車でZ34、V36をお買い上げになったとして、いったいどのくらいで
マウント類が劣化が進んでいくのかということはさすがに未知数です。

サーキットに行くのか行かないのか?

街乗りと言っても高速を走る比率によっても変わります。

そもそも純正がブニャブニャなので評価する価値ってあるの?

以前にS永様の現行verNISMOが弊社に最初に入庫した時、確か
走行距離は1000KmチョイくらいでしてEGマウントを弊社製に
交換して下さいました。

で、走行わずか1000KmチョイのverNISMOのEGマウントを
イギリスに持って行って計測してもらいました。

結果は予想通りでした。

ココは察して下さい。

データは弊社にありますが公開なんて絶対にできません。

お客様が弊社にご期待することは、投資に見合った効果が得られるのか?
ちゃんと体感できるのか? 結局はそう言うことです。

弊社に名前もブランド力も無いことが逆にイイのカモしれません。

circuitconceptでホンモノに出会える

そうお客様が感じて下さればソレでイイんです。

そうならなかったらなるまで責任もちますから。

時間はかかっちゃいますケド。

剛性について改めて考察してみるネタ、その5

エ゛っ、知らなかった。

飲酒ひき逃げ事故を起こしてもう保釈???

2週間程度で出てこれちゃうんだ!!!

そりゃ飲酒運転無くならないワケだ。

フィリピンのドゥテルテ大統領が麻薬の売人に問答無用で
死刑制度を制定したら8万人以上の売人が自首したなんて
ニュースを去年だったかやっていましたね。

そういうことなんだろうなって思ってしまいます。

昨日のモノブロックネタ、多くの異論反論を頂戴してしまいました。

モノブロックがダメ なんて一言も書いていないんですけどね。

ドコだか忘れちゃいましたけど定食屋でこんなん見っけました。

mitsuo

責任ある情報発信を標榜し続ける弊社ですから、ここはキチンと
誤解を生まないように補足をしておかなければなりません。

同じ状況をわかりやすく体感できるのが弊社のクラッチラインです。

もともとはクラッチペダルが戻らなくなるZ34の持病対策でした。

ところがです。

純正のゴムホースがブニャブニャなので弊社扱いのテフロンホースに
交換するとホース自体の剛性が高いからカッチリしたフィーリングに
なるだけでなくクラッチ操作も軽くなりますし、

どうしてそうなるのか? には理由があります。

まずペダルを踏みます。

そのペダルの踏力がマスターシリンダーで液圧に変換されます。

パスカルの原理ってヤツなんですケド、ここではまあ置いといて。

その液圧を伝達するのがホースです。

ホースに剛性が無いから踏み始めの踏力がホースを膨らまして
クラッチやブレーキに到達するべき液圧がムダに使われます。

で、ホースが膨らみ切ってからやっと全ての液圧がクラッチのCSCや
ブレーキに到達するからダイレクト感やリニアリティが無いんです。

だから弊社ブレーキラインやクラッチラインに交換すると、踏力も
軽くなりますし、何と言ってもフィーリングが良くなります。

ブレーキキャリパーも全く同じでモノブロックだろうが2ピースだろうが
キャリパー自体の剛性がとても重要で、剛性が無いと踏み始めで
やはりキャリバー自体がほんの少しではありますが膨らむんです。

それがフィーリングの悪さになって伝わってくるんです。

そんなキャリパー、今までにいっぱい見てきました。

いつもここで書いています。

安くてイイ物はできません

やっぱり何度目の台中か?ネタ、だと思う

昨日、空港のラウンジでマンゴープリンを食べて想うことがありました。

mango

照明の関係だと思うんですがコレじゃあマンゴープリンの鮮やかさが
マイナスに伝わりそうでちょっと申し訳ない気持ちです。

以前にも何回か書きましたが、台湾のマンゴースムージーとか
マンゴープリン、渋谷や原宿あたりで安めに事業展開したら
バカ当たりするんではないかと思います。

現実にはそんなに甘くは無いんでしょうがそう感じてしまいます。

千疋屋って有名なフルーツ専門店では1個で1万もするマンゴーが
あります。

マンゴーはそんなモンだとイメージ付けたのがあの東国原さんですね。

日本人に限らないハナシだとは思いますが、とかくスペックと言うか
数値でごまかそうと言う傾向はどの分野にでもあるんだとは思います。

フルーツで言うと日本ではともかく糖度一編主義。

ドンドン甘くなって行ってみんな似たような味になってきています。

フルーツトマトなんてビックリしました。

トマト食ってんだか桃食ってんだかわかんないような味です。

酸味があってこそのトマトなのにやたら甘ったるい。

こうやってみんあガムシロップかけたみたいな味になってさらには
糖度が高いからフルーツ食べて糖尿病になって行く、と。

そうなるのもこう書いちゃまた反感を買いそうなハナシですが、
原因の一端は消費者側にもあるんではないかと感じています。

真実に虚飾と言うコーティングで覆って本来あるべき姿をネジ曲げる、
そんなことってどの業界にもあるんだろうと感じます。

昨日のブレーキのハナシの続きです。

弊社が知る限りですが、台湾や中国のブレーキメーカーは6061系の
アルミ塊を最新のCNCで削り出してキャリパーを作ります。

売りになるポイントが無いのでモノの見事に全部がモノブロック。

scaliper2

一般消費者はモノブロックの方がエラいって信じて疑わないから
こうなるのも必然の結果だと感じます。

メーカーもそれを熟知しています。

モノブロックがイイとか悪いとかでは無くてキャリパーに6061系の
アルミ合金ってそもそもど~~なの? ってハナシなんです。

それ以前に一般消費者にとって2017、5052、6061、7075の
区別なんか付かないでしょうし付ける必要性も無いと思います。

大前提としてとても重要なことは純正のブレーキを取っ払ってコストをかけて
ブレーキシステムを刷新した結果、どんな結果が待っていたかって事です。

また怒られかねないハナシですが多くのブレーキシステムが純正以下です。

何を評価して 純正以下です って言い放つのかはをいをい書いていきます。

とてもカンタンなハナシを一つだけ。

乗り比べれば誰でもわかります。

もしおわかり下さらなければそれこそ純正でイイです。

お客様には様々なご要望があることはもちろん承知しております。

純正キャリパーにブレンボやAPチックなFRPのカバーを付ける人もいます。

弊社のお得意様が弊社に求める事それはやはり世界最高峰品質です。

いったいブレーキのナニが世界最高峰なの?

そんなギモンは当然のように派生してきます。

モノブロックだとかローター径の大きさだとかスペックに出やすい事で
お客様を説得することが実は最もカンタンなことです。

モノブロックよりも優れた2ピースなんていくらでもある

ローター径を必要以上に大きくするとモンダイがたくさん出てくる

そんな事をキチンとデータや工学的見地からわかりやすく解説できるのが
弊社の先進性の1つだと自認しておりますので、お得意様のご期待を
裏切ることのないように日々、走り続けないと、と感じています。

何度目の台中か?ネタ、だと思う

台湾や中国に来ると日本の業界の閉鎖性を感じざるを得ません。

オマエが言うな って言われるかもしれませんが そんなことネェよ って
現実を直視しないで避けていると確実に世界から取り残されます。

今回もとてもとても実りが多かったです。

ウメェことばっかり書きやがって ってツッ込みが来る前にイイこと
ばかりではないこともちゃんと情報発信しておきます。

もう10年以上も親交があるとある社長さんが5年くらい前に
ブレーキの分野に参入してきました。

以前も書いたことがありますが、5軸かなんかの最新のCNCがあれば
割と誰でもできちゃうんですね。

でもやはりカンタンにできるモノはその程度です。

ENDLESSさんの社長さんが認めて下さる弊社のブレーキに関する
造詣は、それは一朝一夕で培ったモノではありません。

3年くらい前にこの台中のメーカーがやっとプロトタイプができたからって
1セットもらったことがあります。

試さないでなんですがダメなのはわかりきっていました。

まずは重すぎる。

1個4.5Kgくらいありました。

ま、その社長さんはどんなモンだった? って聞いてくるんですけど、
しばらく放置状態だったので率直に感想を言わせてもらいました。

重すぎる

で、その社長さんのエラいところはせっかくのプロトタイプを全部破棄して
キャリパーを刷新しました。

scaliper1

こういう所は応援してあげたいですけど、弊社のお得意様のことを考えて
やはり良くないモノは良くないってちゃんと伝えた方が親切だと考えます。

で、この会社のブレーキシステムが前後フルで付いている
Panamera turbo がありましたのでちょっと高速で試して
インプレッションをカンタンにお伝えしました。

弊社の予想通りのパフォーマンスでした。

この程度のブレーキだったら世界中ドコにでもある そんなレベルです。

さ、真実をどう伝えようか・・・・・????

言葉一つで怒らしちゃいますからね。

難しいです。

さ、帰ります。

何度目の台中か?ネタ、なのか??

大坂なおみ選手、決勝で負けちゃいましたね~。

準決勝までとは同一人物とは思えないほどの自滅パターン。

若い頃にテニスで地区戦に出ていたことがありまして、何でああなるのかは
ちょっとはわかります。

大坂選手のあの優秀なコーチだって当然わかっていたと思います。

以前にもご紹介したことがありますが、野村克也監督の名言で

勝ちにフシギの勝ちあり、負けにフシギの負けナシ

ってのがとても好きです。

負けたり失敗するのはそれ相応の確たる理由が存在するってことです。

ところで。

何度目の台中か。

思えば最初に台湾に来たのって15年くらい前じゃなかったかな。

そこからいろんな技術者と懇親がありました。

思い返してみると弊社がココ十数年で取り引きのあった業者で、ず~っと
イイ関係を継続的に構築できている海外の業者ってどんどん増えています。

日本の業者の方がハンパやったりダメだったりで取り引きを切ったパターンが
多かった気がする。

評価するのはお客様です。

一つのモノをホントにキチンと作ろうと思ったら、それはそれはタイヘンです。

モノ凄いCADシステムやシミュレータを持っていて最先端のCNCマシンで
すぐに具現化できるような環境にあればハナシは別ですが、弊社のような
浮き草は基本、現物合わせから始まります。

もちろん行き当たりバッタリに作り始めることはありません。

かなり綿密に計算することから始まります。

それでも失敗することはかなりあります。

またこんな書き方をすると物議を醸しそうですが、失敗作がそのまま
販売されていることもかなり見て来ました。

弊社お得意様には現物でご説明差し上げています。

今までこんなん取り付けていたんですよ って。

弊社のことを盲信的なまでにご信頼下さるお得意様が、やっぱり
CircuitConceptにして良かったって感じて下さるように
キチンとした裏付けを持って製品やお取り付けをご提供していきます。

何回も書いて来ましたが失敗もたくさん経験して来ました。

でも言い尽くされた陳腐な表現ですが失敗からしか学べないこともあります。

ソコソコうまく行っちゃうと、まいっかコレで になりがちです。

仕様変更は時間もおカネもかかります。

それでもさすがに経験だけはかなり積んできましたので、今までの仕様変更の
回数を減らせることにつながってきています。

単純なミスだけは避けなければなりません。

そのための方策をもっと努力しなくてはなりません。

今晩は小籠包だ・・・・・。

明日には帰ります。

剛性について改めて考察してみるネタ、その4

純正のブニャブニャのゴム系を対策しないで剛性や補強を語っても、
意味が無いというか効果は薄いと言うことを弊社は提唱してきました。

オレはそうは思わネェな って人もいるでしょうしそう言う意見も
もちろん尊重しなくてはなりません。

で、弊社がご呈示する工学的なリクツにご賛同下さるお客様に、
もっと情報発信をしていきたいです。

今さらの感がある弊社EGマウントですが新作があります。

ストリート用、競技用と来てさらに上を行くスーパーコンペティション
かなりカタく作りました。

何で??ってハナシからさせて頂きたいです。

弊社EGマウントをご装着下さったお得意様なら既にご体感済みと
思われますが、プログレッシブレートとの特性と相まって、
シャキっとしたフィーリングが得られます。

ストリート用よりも競技用の方がその恩恵は大きいのですが、やはり
快適性を失うというデメリットもあります。

どちらを取るかはこれはお客様のニーズです。

カタければパフォーマンスは良くなりますがある程度の振動は覚悟です。

とは言ってもバスやトラックのアイドリング程度の振動ですから、
絶えられないほどでは無いと思いますが、助手席の家族や友人に
不評を買うことはあると思います。

ま、競技用ゴムブッシュあたりが限界だろうな と考えていました。

ところがです。

最初にM田様のEGを弊社で手がけさせて頂いたときにビックリしたのが
アイドリング状態であまりにも静かすぎて、ゲッ、カム入れ忘れたカモ?
って冗談みたいな状況に遭遇しました。

それが弊社で手がけさせて頂いた2機目のH野様のEGでも同じでした。

3機目のD様のEGも同じでした。

以前と違う所と言えばイロイロあるんですが、レーシングテクノロジーで
徹底的にバランスを取ると、こんなにもスムーズになるんだ!!と言う
嬉しい誤算でした。

そんなると、競技用のEGマウントですらもっと行けんじゃね??って
役不足すら感じてしまうほどです。

コレがスーパーコンペティションと言うのを作った経緯です。

弊社で手がけさせて頂いたEG以外ではとても乗っていられない振動です。

それが弊社製390RS NEO、370RSにはドンピシャなんですね。

これでさらなるシャキっとしたハンドリングを手に入れることができます。

弊社でEGマウントをお買い上げ下さったお客様にはゴムのみのOHや
スーパーコンペティションへのアップグレードを格安にて受け付けます。

弊社を信頼して下さるお得意様に喜んで欲しいですから。

剛性について改めて考察してみるネタ、その3

弊社がZ34,V36のリアセクションの剛性に重要視しているのが

デフマウント

ダイアグブレースバー

この2点です。

もちろん体感できるほどの変化を感じることができます。

何回かご案内してきた弊社デフマウントリアピース現物ですが、
弊社得意のプログレッシブレート強化ゴムでできています。

diffmountremover1

プログレッシブレートなので純正比との比較が単純計算では
できないんですが、荷重が最大の付近では10倍以上の
ゴム硬度になっている割には不快な振動はありません。

ここまで達成するのにホントにホントに苦労しました。

大変お待ちになっていらっしゃる弊社お得意様に順次、お取り付けを
させて頂いておりますが、純正を取り出すのが実にタイヘンなんです。

切り刻まないとカンタンには取れないです。

でも弊社は考えました。

で、この手の作業にご経験が豊富のCentral20の田倉店長に
貴重なアドバイスを惜しげもなく頂戴しまして工具を作っています。

diffmountremover2

最初、45Cと言う鋼鉄で作りましたが全然もちませんでした。

で、弊社がお世話になっている加工屋さんに相談してみました。

SKD-11って、とても頑丈な鋼鉄があるんだとのことです。

それに高周波の高温焼き入れをすると無敵な強度になるらしい。

スポって抜けるような工具ができれば時間工賃だって下げられて
お得意様にも時間が無い弊社にもどっちも有益です。

現在バックオーダーがたくさんたまってしまったので、これで一気に
サバけると目論んでいます。

剛性について改めて考察してみるネタ、その2

S15なんてやってるバヤイ??

と苦言を頂戴することもありますが、これはとても貴重な引き出しを
弊社だけでなくお得意様達にも還元できる強力なツールになります。

練習機としての位置づけとしての印象が強いとは思いますが
そこはCircuitConceptです。

ハードウェアとしての位置づけももちろんとても重要な役割です。

パワーがキチンと付いてくる8,000rpmオーバーののVQ37
目指すはソコなんです。

イロイロと自社で開発していますとホントに多くの経験もできますし、
引き出しもどんどん蓄積されています。

最近つくづく鉄って軟らかいんだな~~って感じます。

ステーだったりブラケットだったり治具だったり鉄(SS400)で
作ることは弊社ではまずありません。

そこは鉄ですから5052Sなんかよりはカタいですよ。

でも、弊社が積極的に採用する7075や64チタンに慣れていると
ただの鉄は軟らかい部類です。

S15のフロントロワーアームを見ていると弊社的にはつくづく

無いわぁ~~

って感じざるを得ません。

Z34の剛性を語る上でまずイのイチバンがゴム系だと言うことを
ここで何回も何回も書かせて頂きました。

フルブレーキングにしろスパっとステアリングを切った時の車体への
大きな入力に対して、まず車体中のゴムが一斉にたわみます。

そのゴムを対策すること無しに剛性を語った所でまさに絵に描いた餅、
ま、意味が無いことをやっていると弊社は考えています。

EGマウント

デフマウント

ご存じの通り純正がブニャブニャなのでこれは必須中の必須です。

繰り返しになりますがコレに手を付けないで剛性パーツを付けても
ますます軟らかい所に力が集中してしまうだけのバランスが悪い
ミョ~~なクルマいっちょあがりです。

ストリートは当然サーキットでも弊社が次の必要性を検証したのが
ダイアグブレースバーとフロントピロアームです。

その根拠は何回も何回もここで登場している

律速段階

それに神経を配らないで剛性を語っても全く無意味なんですが
実に多くの剛性?パーツが百花繚乱です。

弊社は常に責任ある情報発信に腐心しております。

コレ効きますよ~~~、って書くと妄信的にお買い上げ下さる
とても有り難いお得意様がいっぱいいらっしゃいます。

とても有り難いハナシではありますが、ナニも最初から妄信的に
お買い求め下さったワケではありません。

ソコは浮き草ですから最初はかなり懐疑的だったと思います。

1発目がダメだったら次はありません

お客様の想定の上でお返しして初めて次に繋がります。

コレ効きますよ~~ だけでなく、コレを付けることの必要性と
付けたことによって得られる効果を責任ある情報発信として
努めていかなければならないと感じています。

タダの重量ブツをおカネをかけて搭載することになってしまっては
それはそれは不憫なハナシだと思います。

剛性について改めて考察してみるネタ、その1

弊社S15練習機でまたイロイロと引き出しができつつあります。

そもそもZ34はボディ剛性がムダに頑丈なので感じにくいことも
ボディがブニャブニャなS15ではとても良くわかります。

フルブレーキングした時からZ34とS15の剛性の差を感じます。

ブレーキを残したままステア操作をしてもZ34と比較をして
1テンポも2テンポも遅れてノーズが向くのは剛性不足と
弊社は判断しております。

10万キロオーバーのZ34と比較すると10万キロオーバーのS15は
ボディのヤレと言うかタレと言うのか? ともかく疲れています。

取りあえず最低限必要なモノはゴム系全部です。

アーム類全部

EGマウント

ATマウント

リアメンバー

例えばフロントセクションだと片側この3箇所のゴムです。

S15frontarms

Z34V36ではフロントのロワーアームはムダに頑丈です。

頑丈過ぎで重いくらいです。

だからゴムブッシュに力が集中してハンドリングを悪くしています。

で、弊社製のZ34,V36用のセミピロロワーアームなんですが、
ドイツ製のモータースポーツ用大口径ピロを採用している割には
費用を抑えられましたし、費用対効果はとても大きいです。

その経験を基にS15のロワーアームつまりトランスバースリンクと
テンションロッドなんですが、どう見ても作りがチャチです。

トランスバースリンクなんて鉄のプレス材なので、どう見ても
剛性不足の感は否めないと弊社は考えています。

ゴムブッシュを単にピロ化しても肝心のアームの剛性が不足だと
テマとおカネをかけた割にはそのパフォーマンスは何だかな~
になってしまいます。

と言うワケで、ここはZ34,V36ピロアッパーアームで経験がある
クロモリで作っちゃおうかと考えています。