月別アーカイブ: 2018年11月

お客様のクルマで改めて思うよもやまばなしネタ、その1

I沢様ベストラップ0.8秒更新おめでとうございます。

S田様、富士の本コース2秒台突入おめでとうございます。

トントン拍子で上手く行くお得意様もいらっしゃればコツコツコツコツと
コンマ1秒を確実に削っていくお得意様もいらっしゃいます。

上手く行くお客様だけとは限りません。

弊社のアシだったり弊社のブレーキだったり弊社のECUなら上手く行くまで
お客様が納得いくまで弊社は責任を持ちます。

何年か前にも同じようなネタを書きましたがその時とは裏付けがのレベルが
全然違うのでまた新たな角度から

お客様のZ34V36をお預かりして試走したり搬送したりすると
やはりイロイロと気が付いてしまいます。

特にECUとアシは銘柄までわかるようになってきました。

ECUはもういくらココで語っても伝わらないことがわかりましたので
お預かりした時に個別にお伝えするようしました。

アシのハナシですがさすがにここまで経験させて頂くとパッと見でも
ココがダメってのが乗らなくてもわかるようになりました。

純正状態でイチバン良かったのがS2000の後期です。

AP2ってヤツですね。

後はDC2も良かったです。

あとはダメ。

純正が良くない分チューニングする伸びしろが大きいって考え方もあります。

Z34はと言いますと、純正はとにかくアンダー傾向が強いです。

そもそも日産がピュアスポーツと言うよりもグランドツーリングカーとして
位置づけしているようなので間違っちゃいないんでしょうね。

で、お客様の車両をお預かりして作業が終了してとりあえず試走します。

その時にいつも想うことがあります。

このアシってメーカーはどう言うコンセプトで作ったんだろう?

お客様はナニを求めてこのアシをお買い上げになったんだろう?

純正のアンダー傾向が消えていないどころかビビリミッターが付いてきた。

そもそも純正状態のZ34は軸荷重バランスも悪くロール剛性も無いから
ちょっと飛ばしてコーナーに入って行くとかなりの恐怖心を伴います。

そんなにめいっぱいの試走じゃなくてもフロントタイヤが鳴きますし
フロントが外に外に出て行こうとします。

だからドライバーの心理としてはコレ以上アカンってなります。

純正はそう作ってあるみたいです。

要するにS2000みたいに飛ばしちゃダメよってことみたいです。

せっかくパワーもトルクもあるZ34がそんな体たらくでは悲しいってんで
アシを入れてみる そんな人がほとんどかと思っていました。

どうも違うみたいです。

お客様の要求は当に千差万別で十人十色です。

ただ車高が下がればイイって人も多いようですがそんな人は弊社には来ません。

やっぱりもっとハンドリングを良くしたいから始まるんではないかと思います。

Z34の軸荷重バランスの悪さが分かっていれば当然のようにフロントの
ロール剛性を上げて行くことから始まると弊社は感じるんですが、どうも
そうなっていないように見受けられるアシに多く出くわします。

制限速度で走っている範囲ならモンダイが起こらなくても、ちょっとした
ワインディングを運転がヘタでは無いと自分で思っちゃっている私自身が
法定速度の△倍くらいで走ると楽しいどころか恐怖しかありません。

スッ飛ばさなきゃ試走にならないしお客様のおクルマをアテちゃったら
それこそえらい事になっちゃうので神経はスリ減るはとても疲れます。

もちろんお客様自身も同じ感覚なんだと思いますがお客様は気づいていません。

サーキットでも走れば一発でわかるんですがソコまででは無いという
お客様が多いからどうやってお伝えできるかも腐心してきました。

そのための試乗車でした。

でしたって過去形もミョーなハナシですが弊社の試乗車はもちろんですが
デモンストレーションの意味もあるいわゆるデモカーです。

もっと伝えられるようにもっと伝わるように考えています。

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その5

で、もっと具体的なハナシです。

コーナーのスピードが上がってきたりブレーキングがハードになってきますと
必然的にロール量も増えますしピッチングも激しくなってきます。

その時に荷重が抜ける方のタイヤをいかに接地させるかを常に考えていますし
いろんなアイデアを出しては試してみる、その繰り返しでしかイイ物には
たどり着けないと弊社は感じています。

ロール量やピッチングを抑えるために恐らくですが99%のショップさんは
スプリングを固くしたり減衰を上げたりします。

99%のショップさんがそうやるんですから正解の一つだと思います。

ソコはCircuitConceptです。

他社さんと同じことをやっても・・・・・

スプリングや減衰を上げることを弊社は否定するワケではありません。

弊社がその道を選択しないのには大きな理由があります。

ロール量やピッチングが抑えられてもその代償として失うものを弊社は
とても重要視しているんです。

それがコントロール性です。

スプリングや減衰力を上げてロール量やピッチングを抑える手法だと
どうしてもスイートスポットが小さくなってピーキーになります。

やはりハコ車はレーシングカーとは根本的に違うので、ある程度ロールを
させてコーナーやブレーキで粘るように作られています。

リアが出た瞬間に姿勢を立て直すまでの時間がとても短くなっちゃって
いわゆるクルって回るようになっちゃうんです。

ブレーキもとかく評論家の標的になりやすいABSモンダイがあります。

それがビビリミッターの最大の原因だと弊社は考えています。

コントロール性を失わないでロールやピッチングを抑える事って
そのノウハウをどれだけの技術者が持っているのだろうか?

仮説に基づいた机上の計算は大事ですよ。

それナシにのべつまくなしにやったって正解にたどり着く前にどれだけの
時間とコストがかかるのか? を考えると

MERCEDESの考え方ですがフルブレーキングした時のノーズダイブが
弊社が経験したクルマの中ではイチバン小さいんです。

ドカンとブレーキを踏んでも沈み込むように止まるように作ってあります。

MERCEDESの安全に対する一貫した方針らしいです。

ただスポーツドライビングには少し物足りないんですね。

積極的に曲げて行きたい時にはやりづらい側面があります。

ドーンってブレーキを踏んで前荷重になって積極的に曲げたすぐ後に
アクセルオンすると後ろ荷重になりますが、その時の過渡特性を
もっとマイルドにする事で扱い易くして行きたいんです。

以前にも書きましたがショックアブゾーバーの減衰力特性って雑誌とかにも
よく掲載されていますがこんなんです。

damping1

コレってザックリ書くとショックアブゾーバーが固いとか柔らかいとか
そんな事を評価できるグラフです。

固いとか柔らかいとかでは語れない特性がショックアブゾーバーにある事って
ほとんど知られていません。

知っているショップさんもとても少ないです。

エラそうに聞こえるかもしれませんが弊社も知らなかったですしだからこそ
謙虚なキモチでスペシャリストに教えてもらうんです。

これは初アップです。

risageu

スゴく高いショックアブゾーバーのテスターにかけるとこんな特性を得られます。

ドライバーの心情としてコレ以上行くと飛び出すんじゃないか? とか
コレ以上踏むと回るんじゃないか? って恐怖心がビビリミッターの
元凶である事は間違い無いと思います。

そのビビリミッターを取り除く論理的な手法を弊社では追求しています。

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その4

もはや経済漫談家としか思えない○永卓○がTVでこんなこと言っていました。

日産は今は動かない方がイイ、業績不振のRenautが日産株を売り出す

┐( ̄ヘ ̄)┌

フランスのルメール経済大臣がこんなコメントを出していました。

Renaut、日産、三菱の3社連合はRenautが指揮を執るべき

こんなことを政府の要人が公式コメントすること自体が異例だと思います。

日産がナニもしないで状況を静観していたら確実にRenautJaponと
なっちゃいますね。

以前にも書いたことがあると思いますがフランス、特にパリって日本人が
抱いているイメージと現実がかなり違います。

これから観光で行くことがある人は少しだけ心の準備をしておいた方がイイです。

期待が大きければ大きいほど失墜感が大きいかもしれません。

スリがとても多いです

バリジャンはそんなにオシャレでは無い

女性はかなり気が強い

男性は大きく分けてアラン=プロスト顔とジェロム=レ=バンナ顔

女性はアンジェラ=アキ顔とエマ=ドゥ=コーヌ顔と言った美人が多いです

もちろんブスもいっぱいいます

怒られるゾ  ヾ(ー ー;)

それ以上に驚くことがあります。

初めてパリに行くとアフリカ系の人がとてもとても多いことにビックリすると
思います。

皆様が予想する以上にずっと多いです。

失業しているんでしょうね。

昼間っから街中をプラプラしています。

マクロン政権にとって失業モンダイって最重要政策課題の内の一つらしいです。

Renautが業績不振でも日産の株式を売却する事なんてフランス政府の
国家事業としてあり得ないと思います。

で、メンバーの走りを拝見していますとある事に気が付きまして
それで生まれたのがバンプタッチタイミングアジャスターです。

想定していたよりも効果が大きくてひと安心です。

そもそも何でそんなモンを開発するに至ったかと言いますと、お得意様が
フルブレーキングをしてコーナーに進入して行く姿勢で気が付きました。

富士のショートでのハナシでだと36秒くらいまでだとこの部品の必要性を
感じさせるほどの姿勢にはならないんですね。

それが36秒を切るあたりから必要性を感じてきます。

I町様が本コースを走られた時にヘアピンでも同じ症状を訴えられていました。

そういった挙動になるにはレッキとした物理現象があります。

何回かココで書いてきた消しゴムの理論です。

タイヤを1ランク上に喰わすためにはもっと垂直抗力が必要です。

フルブレーキングからターンインってリアの荷重が抜けやすいです。

ソコを喰わすためのアイデアがいくつかあります。

その一つがバンプタッチタイミングアジャスターでした。

もっとバンプラバーに積極的に仕事をしてもらいます。

さて、一定の効果を発揮できたところで一安堵ってハナシなんでしょうが
そこはCircuitConceptです。

もっと上が無いかをいつもいつも考えています。

中高速コーナーでのアクセル開度とビビリミッターの関係です。

ビビリミッター、つまりぶっちゃっけコワイんです。

失敗したらアタる

その恐怖が

その恐怖とどう立ち向かうかなんて精神論を語るつもりはありません。

怖くない車両造りをすればイイんです。

ま~たテキトーな事を┐( ̄ヘ ̄)┌

って言われそうですがネタは既にあります。

で、次のターゲットですが昨日書きました富士の本コースならコカコーラや
100R、筑波の本コースでダンロップ80Rそして最終、袖ヶ浦なら
第2コーナーを踏み抜けるための車体造りとさらにはその車両の真価を
引き出せる技術面のバランスを追求しています。

以前にも書きましたようにコレができないと今シーズンの目標を達成するのは
難しいと思います。

corner6

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その3

ついつい見入っちゃいますね日産のニュース。

まだ疑惑の段階ですが、特別背任 有価証券虚偽記載 業務上横領

あれだけのことをしでかして次から次へと疑惑が噴出している状態なのに
フランスではトップ紙LeMondeも含めゴーン容疑者が悪くないことに
なっちゃっているどころかこの事件が日産のクーデターと東京地検特捜部の
陰謀説、デッチ上げくらいのことになっちゃっています。

lemonde

主要先進国のフランスですらそんな状態だと知ると逆にマスコミって
そんなモンなのかもしれないって感じてしまいます。

情報発信ってある意味かなり危険があると弊社は重々認識しております。

個人が発信する分にはテキトーな事を書いてもアイツはノーガキ野郎だから
で済んじゃいますし相手にされなくなるだけのハナシですが、弊社のように
いくら浮き草でも企業という立場だと必ず送り手責任がついて回ります。

Dolce&Gabbanaが思いっきりヤラかしてしまった事件を見ると
不用意な情報発信で中国内の46店舗を全て閉鎖に追い込まれるなんて
重大な事態を招いてしまい数億、いや数十億の損失を自ら招いてしまう、
そんなことすら現実として起きています。

今日はまた昨日の続きです。

シツコくてホントにすいません。

楽しみながら運転技術の向上

  ↓

その結果としてベストタイム更新

何回も書いてきましたが具体性に欠けるとのご指摘を頂戴しました。

フツーはですね もっとブレーキ突っ込んで とか もっと踏んで とか
もっとステアリングをキビキビ回して とかそんなハナシです。

そんなこたぁ言われなくたってわかってるよ   (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

雑誌やDVD等の影響でドライビングのウンチクを語る人も多いです。

イイのか悪いのかは別にして全く走った経験が無いのにドライビングを
公然と語る人がいるのを見ると高度情報社会kの弊害を痛感しますね。

富士ショート    33.7
鈴鹿本コース     30
筑波本コース      3
富士本コース     00

このあたりから走らせ方を変えないとただタイヤとブレーキを消費するだけで
そのうちに結果が出なくてイヤになってきます。

ブレーキ突っ込めって言ったって限界はあります。

アクセル開けろって言ったって・・・・・

実は次のステップとして弊社が考案しているプログラムがこのテーマです。

やはりトッププロや真の上級者の走りを拝見するとアクセル開度が違うので
EXの音が1ランクも2ランクも高いことに気がつきます。

じゃあソレをやってみましょうって言ってもコレばっかしはそんなカンタンに
できるモンでもありませんし、かなり危険と背中合わせです。

富士の本コースならコカコーラや100R、筑波の本コースならダンロップ
80Rそして最終、袖ヶ浦ならココ。

sodegaura

トッププロや上級者はタイヤが何でも踏み抜いていきます。

だからトップタイムが出るんですけどね。

やはり我々はビビリミッターが入ってしまいます。

とりあえずはそれでイイんです。

行ったれーじゃクルマが何台あっても足りません。

じゃあそのビビリミッターをどうやって段階的にキチンと上げていくか?

それが弊社の使命だと考えております。

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その2

例えば富士のショートで35秒、本コースで3秒、筑波の本コースで4秒
このあたりはZIIIやアジアンタイヤでもキチンとしたクルマ造りと
理論に基づいたドライビングと情熱の三位一体があれば割と難しくなく
到達できる世界ですし、弊社お得意様がどんどん達成してきましたし、
もはや通過点の一つとなっています。

こっから先は同じように走り込んでもタイヤとブレーキパッドが減るだけです。

富士のショートで33秒、本コースで59秒、筑波の本コースで2秒だと
当然、走らせ方も違ってきますし運転も難しくもなってきます。

スピードだって高くなってきます。

弊社の使命はその高度な運転技術が要求されて高いスピードレンジになった
ギリギリの状況にいかに運転しやすさと言う要素を加えていくか?なんです。

今シーズンのチームサーキットコンセプトの目標が昨日も書いたように

富士ショート      33.5
鈴鹿本コース    29
筑波本コース   2.9
富士本コース    59

思えば去年の目標ってこんなんでした。

富士ショート        35
鈴鹿本コース      35
筑波本コース     4
富士本コース     2

感慨深いですね。

タイムを叩きだして下さるのはもちろん弊社お得意様です。

こういう書き方をするとタイム命じゃん ┐( ̄ヘ ̄)┌ って叩かれそうです。

もちろん来シーズンの目標はもっと上ですし最後にハイグリップタイヤという
強力な武器も敢えて残してのシーズン目標です。

今書くと相変わらず大口タタきやがってってまた藪をヘビでつつきそうなので
2~3年後の楽しみとして取っておきたいと思いますが弊社お得意様達には
キチンと理論に基づいたご説明を差し上げております。

実はお得意様がやるべきことってそんなに複雑ではないんですね。

そりゃそうです。

コースでココをこうしてアソコをああしてなんてお伝えしてもカンタンには
できるモンでもありませんしタイムにもつながらないと思います。

じゃあどうすんの???

そこはね、弊社の企業秘密とさせて下さい。

これじゃあ何だこのネタ・・・・・ってなりますわな。

 

シーズン後半につなげる中盤の意識ネタ、その1

もう八王子も朝は10度を切りました。

シーズンまっただ中でベスト更新の便りが次々と届いてきています。

ベスト更新のお客様もいらっしゃれば残念にもアタってしまうお客様も
いらっしゃるのがこの世界です。

弊社がブレずに一貫して主張していることそれが

ドライビングを楽しみながら運転技術の向上

それを具現化するありとあらゆる手法を考えています。

ただ、運転技術の向上の一つの証としてタイムは存在してしまいます。

これまた繰り返しになってしまいますが弊社はタイム命を追求しません。

そんなショップが一つくらいあったってイイと思います。

以前はタイムが出ない言い訳してるよってかなり揶揄されたモンです。

最近は多くのお得意様がベストを更新して下さってそのテの中傷は
あんまり弊社に届かなくなってきましたが

富士ショート    33.9  X  3

筑波ショート     40.6

筑波本コース  3.4

富士本コース  0.9

袖ヶ浦     15.8

チームサーキットコンセプトのお得意様が叩きだしたベストも次々と
メンバーによって更新されていきます。

とても健全だと思います。

タイヤも多くのお得意様が敢えてのZIIIやアジアンタイヤです。

弊社が提唱しているタイヤの性能を101%引き出すって言う目標に向かって
多くのお得意様がご賛同下さって具現化できています。

何でも同じだと思いますが実力以上のことってできません。

できるつもりになっていることがイチバン危険だと思います。

時速100Kmでできないことを時速150Kmでやろうとすれば
エラい目に遭う公算は高いです。

キチンとした車体造りと理論に基づいた練習そしてアツい情熱

その三位一体しか達成できない領域にお得意様達が続々と到達します。

今シーズンからチームサーキットコンセプトにご参加下さるお客様も
数名いらっしゃいます。

ハヤる心を抑えてまずはキチンとした車体を作ってからでないと
トータルでは遠回りになってしまうと言うことをもっともっと
弊社は啓発していかなければ、と言う使命感でいっぱいです。

ただやっぱりそれなりにおカネがかかります。

タイヤだって減るしブレーキパッドも無くなります。

もちろんガソリンだって喰いますし、オイルや油脂類の交換サイクルだって
ストリートとは比較になりません。

ここ数年で多くのお得意様とサーキットをご一緒して新たな発見もありました。

以前にも書きましたがバンプタッチタイミングアジャスター(仮称)

弊社お得意様のN須様やK島様に現場でお取り付けてビフォアアフターを
キチンと評価下さった結果、大絶賛でした。

パクってやろうって輩が相変わらずいることに笑えてしまいます

今シーズンのチームサーキットコンセプトメンバーの達成目標です。

富士ショート    33.5

鈴鹿本コース   29

筑波本コース  2.9

富士本コース   59

シツコイようですがタイヤの変更はありません。

つまり純粋に運転技術の向上だけで到達する目標です。

そのためのハード面を支援することが弊社の使命です。

そのためのネタはいくつか用意してありますから。

 

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その3

いや~~~出るわ出るわ次から次へと。

それにしても今後の日産が気になるところですね。

本日の段階ですがゴーン容疑者がど~のこ~のって言うよりもこうなると
フランス政府、つまりマクロン大統領がドコまでやってくるか?です。

43%以上の株式を保有されているとフツーに考えて日産自動車側に独自の
決定権はかなり期待が薄いことになります。

決定権がRenaut側にあるワケですからね。

さっきBBCを見ていたらこんなハナシをしていました。

西川現社長、引責辞任
     ↓
取締役員会で日本人の新社長選出 
     ↓
株主総会で否決
     ↓
フランスから新社長
     ↓
株主総会で可決
     ↓
取締役の過半数をRenautから派遣
     ↓
取締役員会で経営統合決定
     ↓
日産が事実上Renautの子会社

あくまでBBCの予測ですがあり得ないハナシでは無さそうです。

Z35計画も無くなるカモですね。

ところで。

2cm長くしたことに対する有益製を数値に表すことができないので
気のせいって言われちゃえばそれまでなんですが弊社はもっと追求します。

ブレーキホースのアライメントってあるんですね。

純正はやはりそれなりにちゃんとできています。

ダンパーに中間部品を固定して一端を車体にそしてもう一端をキャリパーに
取り付けるように純正はなっています。

粗悪な製品だと中間部品が無くてプラプラしています。

コレ、厳密には車検に通りませんが検査官が気がつかないのが実情で
車検に落ちたってハナシを聞いたことが今のところありません。

でもわかんないですよ。

今までの流れからすると陸運本局から全国の車検事務所に通達が行って、
ある時からキビしくチェックされる事だって充分に考えられます。

その時はブレーキホースを買い換えなければなりません。

何回かココで書いてきたように皆様が想定する以上に純正以下の製品が
市井に出回っていますがその事を認識する事はとても難しいです。

弊社がココで世界最高峰品質を掲げることにはある種のリスクを伴います。

ツッ込みやすいです。

コレで世界最高?

って過去に糾弾された事もあります。

ハナシはカンタンでして弊社製よりも優れた製品が一般販売されていれば
弊社は世界最高峰品質のカンバンを降ろさなくてはなりません。

でブレーキホースのハナシです。

中間部品をダンパーに固定して一端を車体側に固定する時に純正はキチンと
切り欠きがあってガッツリ固定されるようになっています。

弊社の製品ももちろん付いていますし名だたるメーカー品も付いています。

ショップオリジナルだったり安売り通販品は丸いモノもあります。

丸いヤツは取りあえず付くってだけの製品で爆弾抱えているようなモンです。

ある程度のメーカー品だと切り欠き自体は付いているんですがやっぱり
実車に取り付けたこと無いんだろーなーってのがわかってしまいます。

シツコイようですが純正はゴムです。

ちょっとやそっと曲げてもネジっても大丈夫なようにできています。

それをテフロンステンレスメッシュホースにすると曲げやネジれには
強い力が働いてしまいます。

純正の車体側の切り欠きにピッタリ挿入できるこの六角の部材、純正と
同じ向きや角度に正確に付いていればモンダイありませんがそんな製品
見たこと無いです。

純正はピッタリ付くように中間部材に対して55度傾いているんです。

brakealignment

もちろん弊社製も全く同じ角度で作ってもらっています。

それには治具をイチから作る必要があります。

フツーはそんなことやってらんないから角度なんてテキトーに、
こんなモンだろってカシメちゃうんでしょうね。

運が良ければ割とひねらなくても取り付けられますが、運が悪いと
最大で30度ヨジらなくては取り付けられません。

ショップさんはそんなのカンタンに付けちゃいますがその先ずっと常に
30度ネジれた分の反力がブレーキホースにかかり続けますし
お客様はそんなことわかりっこありません。

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その2

50億円チョロまかしたとか、離婚訴訟費用を日産に肩代わりさせたとか
家族旅行の費用を日産に出させていたとかボロボロと出てきますけど
最も恐ろしいのがRenautが吸収するってハナシがフランス政府の
マクロン大統領主導で行われているってコトですね。

Z34の部品だってメーカー欠品があった時フランスから輸入していたって
ハナシも多かったです。

部品つながりですが弊社特注のブレーキホースの続きです。

恐らくZ34V36に限らずにブレーキホースを一般販売している世界中の
メーカーが考えること、それは純正と同じサイズです。

メーカーとしてみれば純正と同じ寸法だったらモンダイ起きないだろ、って
考えるのは当然のハナシだと思います。

新型車が発表されて純正部品を買って採寸して同じサイズで出してきます。

実車に取り付けることなんかきっと無いと思います。

何でそんなこと言えるの??

ってなりますわな。

ご自身で一般販売のキット物を取り付けたご経験のある人なら弊社の
提唱する意味がわかると思います。

純正はアタリマエだけどゴムホースです。

つまり柔らかいんです。

テフロンにステンレスメッシュを巻き付けたホースよりは少なくとも
良く曲がります。

テフロンステンレスメッシュホースはゴムホースと比較してずっと固いです。

つまり曲がりにくいんです。

純正が湾曲してたわんでいる箇所がテフロンステンレスメッシュホースだと
曲がらない箇所があるので常に横に引っ張られているんです。

弊社はコレがとても怖いと認識しています。

走行中は常に小刻みに振動を受けています。

横に引っ張られている力をイヤがった弊社はその力を解放するために
純正よりも2cm長く作ってあります。

Gbrakehosedrawing

それでムリな力がかかることはありません。

そんな誰も気がつかないような見えない所にコストやテマヒマをかけるのが
サーキットコンセブト流です。

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その1

弊社がイギリスのGOODRIDGE社製を採用しているのはもちろん
その高い品質です。

GOODRIDGEなんて弊社の開発日記で初めて知った人も多いと思います。

そもそもこのテの製品は過去40年くらいはアメリカのE社やA社が
ず〜っと君臨していましたし今でもシェアは大きいと思います。

最近はアジア勢の台頭が目覚ましく品質も価格帯も百花繚乱です。

そりゃあイイ製品もあるでしょうしそうじゃない製品も多いとは思います。

ブレーキのハナシですからね、ナニかあったらエラいこっちゃです。

だから弊社の経験上、最も品質がイイと判断したGOODRIDGEを
採用し続けているだけのハナシです。

ところがです、実はそんなカンタンなハナシでは無いんですね。

イギリスのGOODRIDGE本社に3回ほど行ったことがあります。

APの本社にも5回行きました。

本社に行って直接聞かないとわからなかったことも多いです。

GOODRIDGE社にはコンシューマー部門と競技部門があります。

余計なこと言うな って怒られちゃったら消しますが通販で手に入る製品は
コンシューマー部門、つまりツルシです。

最高のモノでは無いんですね。

GOODRIDGEはブレーキホースに使うテフロンメッシュホースが
3種類あります。

何で? ってなりますわな。

ま、とてもよくありがちなハナシですから語るまでも無いと思います。

もちろん弊社製は最高級素材です。

最高級素材で作るとどうしても高くなります。

ブレーキホースに松竹梅があるなんてほとんどの人が知らないと思いますし
業界関係者もほとんど知らないと思います。

最も多く流通しているフツーのステンレスメッシュホースって中はゴムです。

EGオイルの油圧なんてせいぜい10Kg程度なので充分なハズなんですが
それでも割れる粗悪品って何回か見たことあります。

以前FDでブレーキバランスを取るためにツインマスターにしたことがあって
フルードの圧力計を付けてデータ取りやセッティングをしたことがあります。

当時、最大で70〜80Kgくらいだったように記憶しています。

重量級のZ34V36が同じ数字を指すかどうかは未確認ですが
こんなデータを弊社は持っています。

earls

アメリカのE社のデータです。

ウェブ上では公開していませんが、10年くらい前にSEMAに行った時
直接もらってきました。

Operating Pressure 2,000 psi

つまり常用使用圧力が2,000 psi つまり140 Kgです。

充分っちゃ充分なんでしょう。

それに対して弊社が採用するGOODRIDGE松verはコイツです。

ghosepress

 

Working Pressure 4,206 psi

倍以上です。

通販で手に入るキットホースはコレを採用していません。

ホースだけではありません。

フィッティングやカシメの部分にも数種類あります。

そんな事はほとんどの人が知らないと思いますし、知る必要もありません。

妄信的なまでに弊社を全面的に信頼して下さるお得意様達に弊社は一体
ナニでお返しできるかと言うとそれは世界最高峰品質しかありません。

サーキットコンセプトの製品なら間違い無いよ って信頼です。

ココで終わらないのがサーキットコンセプトです。

ま〜だあるんですね!! 弊社製品の優位性が ( ̄ー ̄☆

転ばぬ先の杖って何事にもあてはまるようですネタ、その2

Ritz FourSeasons GrandHyatt

弊社が縁がないような5☆最高級ホテルチェーンです。

ココんトコ、ニュース番組を騒がしていますね。

日本がおもしろがって中国をネタにすればするほど中国では日本の不祥事を
大々的に報道しています。

新華社通信がカルロスゴーンの逮捕をトップニュースで伝えています。

日産自動車ってちょっと浮いてくるとモグラ叩きみたいにナニかしらの
不祥事が表面化しては自ら沈んでいますね。

ブランドイメージを大きく失墜させて再び浮いてくるのはタイヘンそうです。

最高級ホテルチェーンの不祥事について日本のマスコミは中国人の清掃員の
不衛生さや意識の低さとして報道していますが、もっと奥が深いと思います。

そもそも中国の清掃員の意識の低さと言う単純なモンダイではなさそうです。

中国のおカネを持っている企業がホテル事業に乗り出して、手っ取り早く
Ritz FourSeasons GrandHyattの名前を
買ったという構図らしいです。

つまり弊社がよくココで書いているOEMみたいなモンです。

ホンモノでは無いけど偽物とも言い切れない

良い悪いは別として、とても高額な宿泊料を支払って滞在するお客様は
ホンモノのRitz FourSeasons GrandHyattと
認識するでしょうし

日本で流通するクルマの海外製品はかなりの確率で似たようなことを
見つけちゃってきました。

あんまり書くと怒られちゃうのでヤめときますがなんと!!弊社の製品の
ニセモノやパクリ商品が流通しているんですね。

弊社もパクられるようになったか・・・・。

って感慨にふけっているバヤイではありません。

そのニセモノがトラブってるって弊社にちょくちょく連絡があります。

ニセモノなんか買うからです

って言ってしまえばそれまでなんですがそれではなんも知らなかった
お客様もちょっと不憫だと思います。

いつもココで書いています。

価格には理由があります

安くてイイ物はできません

トラブんなきゃイイんでしょうけどトラブった時に原因をキチンと
究明しておかないとまた同じ事が起きてしまいます。

昨日の続きですがATのトラブルって原因のほとんどがATフルードです。

繰り返しになりますがストリートだけなら車検ごとに純正でイイですから
新品交換を推奨しますし、ストリートでも全開することが多かったり
サーキット走行をする人ならATFクーラーも弊社は推奨しています。

キチンと対策しておけば防げるトラブルに対して先行投資をすること
実はトータルでは間違いなく安くあがります。