トラブルを起こすこと、タマにあります。
お客様の大事な車両です。
万全を期して確認、確認をしています。
弊社が直接手掛けていない所がトラブっても、お客様は、
サーキットコンセプトに依頼したワケです。
もちろん、弊社の責任でキチンと対処しなくてはなりません。
だからこそ、1ランクも2ランクも上の仕事を目指さなければなりません。
オイルが漏るか、電気系統です。
特に電気系統は、多いトラブルです。
お客様ご自身で、配線の処理をしていらっしゃる場合、だいたいダメです。
そりゃあ素人さんですから、しょうがないです。
オーディオだったり、セキュリティだったり、他の電装品だったり
特に、配線に噛ませるカニの爪みたいなヤツ。
弊社的には、絶対にナシです。
ウチはトラブル無いよ
って、言われることもあります。
でも、それは弊社的には運がイイとしか言いようが無いです。
特にサーキットでは、振動や熱だって、かなり考慮しなければばりません。
カニの爪みたいなヤツ、ペンチでカンタンに配線分岐ができます。
カンタンな分、それなりです。
そもそも配線同士が点接触ですし、
電工ペンチを使って、キレイに配線してあるショップさんの仕事を見ると、
プロの仕事だな~~って、感じます。
弊社はもっと手を掛けます。
配線分岐箇所、全てハンダ付けします。
力が加わった時にでも、外れにくいです。
ハンダ付けと書いておりますが、ハンダを配線の中に浸み込ませる感じです。
カニの爪が点接触なら、電工ペンチで配線分岐をすると線接触になります。
さらにハンダ付けだと、面接触になります。
それによって、導通部分がたくさん取れるんです。
メンドくさいですよ。
でも、ちょっと手間ヒマをかけることで、ずっと信頼性は増します。
ハンダ付けの跡は、熱収縮断熱チューブで絶縁しておきます。
さらに、耐熱のコルゲートチューブで巻くんです。
そして、振動で動かないように、ちゃんと固定します。
ヂミーだけど、大事です。