日別アーカイブ: 2018年4月9日

終わりのないアシの開発ネタ

ソフト面って言ってもハード面よりももっと伝わらないんだろうな、って
自認しておりますが、お伝えしなければもっと伝わりません。

ところで、大谷選手、投打に大活躍ですね。

いつも思いますが、笑っちゃうのが評論家。

オープン戦で期待されたような成績が出なかったことに向こうのメディアは

アメリカでは高校生レベル  とか メジャーはムリ、マイナースタートすべき

って、そりゃあボロカスに叩いていました。

それが開幕わずか数試合で、ベーブルースの再来 だって。

書く方も書く方で、よく恥ずかしくないな って感じてしまいます。

言っていることが二転三転しても、ナニも思わない。

評論家なんてそんなモンだよ って言ってしまえばそれまでですけどね。

弊社がブレずに一貫して提唱していることが、楽しく上手くなる です。

当初はやはり、そんなウメ~ことあるワケねェだろ って言われました。

でも練習会を重ねることで、多くのお得意様がタイムアップしているのを
目の前で見ていると、弊社の取り組みも間違いではないんだな、って
やっと安堵の気持ちになれるようになりました。

何よりもお得意様の楽しそうな表情が弊社には最高の喜びです。

ソフトとハードのバランスって、とても大事です。

例えばこのコーナーでケーススタディしてみます。

shortcourse4

初めて来て下さったお客様は、だいたい曲がらない、もしくは曲げられない。

ハード面、つまり車体側に問題があって曲がらなければ、いくら練習しても
道は遠いだろうし、そもそも楽しくありません。

で、そこで初めて弊社のアシをオススメするんです。

弊社は言っていることをコロコロ変えたりしません。

むしろ、製品に責任を持ちます。

今まで40名以上のお客様が弊社のアシを選択下さっています。

お待ち下さるお客様も、現在7名いらっしゃいます。

次に、弊社のアシを入れても曲がらなかった場合を仮想してみます。

以前はありましたが、熟成が進んで今ではほとんどありません。

それでも一緒にコースを走っていると、差がついてしまうことがあります。

弊社の練習会では積極的に GoPro 撮影を導入して、インカー車載
だけでなくコース外側からも撮影して、車両の向きや姿勢を
お客様自身に客観的に認識してもらうこともしています。

すると、いろんなことがわかってきます。

曲がるはずなのに曲げられないのはソフト面にモンダイがあります。

なんとなく勘に頼っていても、自らゴールを遠くしてしまっているような
モンで、客観的に指摘されたことを真摯に素直に受け入れて下されば
それこそ楽しく上達し、タイムアップに繋がっています。

で、上記の回り込んだコーナーで曲げられないバヤイのハナシです。

これまた一貫して弊社が主張していますがイチバンやっちゃダメなのが
ハイグリップタイヤを履くこととキャンバーに頼ることと考えております。

もちろんそうは思わないショップさんもいっぱいいると思いますし、
ハイグリップタイヤとキャンバーを否定するものでもありません。

ただ、運転技術を楽しく向上させるという弊社の理念からは、
今ソコに手を出すと、自ら律速段階を作ってしまうことになると
弊社は考えております。

純粋に運転技術を向上させたいなら、ここでは適正なドライビング技術で
キチンと曲げられるようになれば、その後ハイグリップタイヤの恩恵を
もっと発揮できると言うのが弊社の方向性です。

ブレーキの残し方や荷重のかけ方だったり、もっと経験を積んでいけば
ヨーの発生の方法でグイグイ曲げられるようになります。

すると必然的にタイムって縮まります。

Z34V36、いや、クルマに限らずにナニか優れた道具を手にした時に、
適正な使い方、正常なセットアップ、それをないがしろにしたまんまでは
正常な進化を自ら捨ててしまっているようなモンだと弊社は考えています。