月別アーカイブ: 2021年1月

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その26

なんかタイヤのハナシ、エラいことになっちゃった。

タイヤ関係のメールだけで100件オーバー。

ある程度は想定してましたけどココまでとは。

とりあえずオトナの事情ってヤツ発動です。

ま、なんかしらの方法は考えます。

日本人の特質って揶揄されるあのネタです。

皆さんにそうやってもらってるんで~~

が、いかんなく発揮されたってことみたいです。

ヤレヤレ   ┐( ̄ヘ ̄)┌

もちろん弊社のアシをお買い上げ下さったお得意様へのスーパー特価
揺るぎませんからご安心を。

それにしても楽しすぎる。

先日チョロっとご紹介したタカがスペーサー、こんなモンで変わるんです。

ナニが変わるって??

ふっふっふ   ー ̄)

自分でやったモノだからどうしても贔屓の引き倒しになりがちです。

だからこそお客様に冷静な目で客観視してもらうことはとても大事です。

そんなでもネェな ( ̄~ ̄)

ってご意見だって弊社にはとても貴重です。

でも弊社はココではデータを重視したいと考えています。

いくらフィーリングがイイって主張しても結果につながらなければ
意味が無いとまでは言いませんが何だかな~~?? にはなります。

こんな抽象的なハナシだけだとそれこそお得意様に怒られます。

つまんね~~~、って。

自分で勉強して開発しているといろんなことがわかるようになってきます。

外注頼みでは絶対に到達できなかった領域に踏み入れることができたと言う
貴重な瞬間を享受しています。

さ、どう伝えるか? です。

次期タイヤについて真剣に考えるネタ、その2

EUが日本人の渡航を禁止しました

ま、しょうがないです。

当分、ドイツ、イタリア、フランスに行けなくなった。

イギリスはEUを離脱したのでだいじょぶか??

で。

例えばFireston INDY500ってタイヤ、Federalの
次のステップとして弊社の最有力です。

275/40R18    ¥22,400(税別)

275/35R19 ¥27,400(税別)

これもアリです。

Falken AZENIS RT660

275/35R19  ¥29,400(税別)

これを卒業したら***って選択肢もやっと見えてきます。

********* 自主規制 ********

でも、タイヤは一般販売しません

弊社のアシをお買い上げお得意様限定

カサばるしメンド臭いし一般販売はイヤです。

ホントは◯◯◯タイヤよりも1本で1,000円安く販売したって
かなり売れるとは思いますし、利益もデカいとは思います。

でも弊社にとってはソコじゃあ無いんです。

限られた時間をできるだけ開発に回したいです。

つくづく商売ヘタだな~~~って思います。

***や***を1本5,000円も安く販売したら・・・・。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

弊社と真摯に向き合って下さるお得意様にもっともっと弊社ならではの
フィードバックを構築していきたいです。

ちなみに*******もかなり安いですよ。

 

次期タイヤについて真剣に考えるネタ、その1

練習用タイヤとして弊社がFederal595RSを推す理由は
何回かココで書いてきました。

今回は次のステージについて弊社のご提言を書いてみたいと思います。

練習用タイヤとしてのFederal595RSはソコソコグリップの
タイヤの中ではとてもパランスがイイので弊社は推してきましたが
ソコソコグリップがゆえに限界は低いです。

限界が低いからこそ練習に適しているんですけどね、

ドカンってブレーキを踏めば頻繁にABSがドカドカって入ってきます。

ペダルの踏力をリリースしてABSの介入をコントロールできるように
なれば、最大ブレーキングGを発揮できるようになります。

フロントに丁寧に荷重をかけないでパキってステアリングを切れば
カンタンにアンダーが出ますし、リアに適切な荷重をかけないで
ラフなアクセル操作をすればオーバーが出てしまいます。

アタマじゃわかっていてもなかなかできないのをカラダに憶えさせるために
ソコソコグリップでの反復練習はとても効果的だと提唱してきました。

で、多くのチームメンバーが上達を遂げて下さっておりますしタイムという
形で具現化してくださっております。

で、次のステージです。

富士の本コースでは分切り、ショートでは33秒。

筑波の本コースで5秒。

鈴鹿のショートでは分切り、本コースはまだデータが無いです。

Federal595RSを使い切ったと考えてイイと思います。

このままFederalで練習しても上手くならないことは無いでしょうが
さらなる飛躍を目指すためにも次のタイヤを責任持って弊社で考えて
ご提供していくこともトータルバランスを標榜し続ける弊社としては
大事な仕事です。

052、12D、71RSと言ったオニグリップラジアルとFederalの
中間となるタイヤ、しかも縦と横のバランスが良くてさらには大事なことは

安いタイヤ

です。

サル走りを推奨する弊社ではタイヤ代は深刻です。

18インチで2万円ソコソコ、19インチで2万円台後半が目標です。

例えば、超有名◯◯◯タイヤさんでZIIIはこんなんです。

275/35R19 ¥32,400(税別)

265/35R18 ¥29,600(税別)

052に至っては弊社ではもうムリ~~。

275/35R19 ¥49,000(税別)

275/40R18 ¥49,200(税別)

さて、どうするの? ってハナシです。

去年まで安さゆえのアジアンタイヤを推奨してきましたが今年からは
アメリカのタイヤを試してみようと考えています。

実は来週には入荷するんですけどね。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その25

例えば大手さんのアシっていくらプロが監修したとは言え純正状態か、
それに毛が生えたような仕様の車両でテストします。

違いはあるでしょうがショップさんになるとタイヤ、アルミやマフラー、
ECUくらいは変わっている車両が多いです。

お客様の車両が車重やエアロも含めてテスト車両と全く同じってこと、
ま~ありえないでしょうね。

そうなると何らかの違う動きってのが想定されます。

例えばverSTのF245、R275でセットされたアシを
verNISMOはR285に付ければアンダーになります。

verSTのF245、R275でセットされたアシを275通しにすれば
オーバーになります。

サイズが同じでもタイヤの銘柄を変えただけでも動きは変わります。

例えばハイグリップタイヤにするとロールアンダーオーバーが強くなります。

常日頃からトータルバランスを標榜し続ける弊社ではできるだけキメ細かい
セッティングに努めています。

表題が11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタですからね。

例えばこんなシム1個。

shim

厚さを何種類か準備しました。

先日ご紹介した次の課題。

nextstage

ドライバーさんにもガンバってもらうんですが、ただガンバって、じゃあ
先日も書いたように弊社はいらないワケですからドライバーさんの意図を
できるだけ具現化、実践できるようなセットを弊社が提供することこそ、
弊社の存在意義だと考えています。

こんなシムたった1枚であの鈍重なZ34の動きが変わるなんて、ちょっと
聞いただけではウサン臭いですよね~~~。

早く次回のテストしたいな~~~。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その24

アシのハナシが続きますが、もう楽しくって楽しくって。

この素晴らしい世界をもっともっと喧伝していきたいですけど・・・・・

伝わらないんですね・・・・・

ま、弊社のことを全面的にご支持下さる多くのお得意様にもっともっと
素晴らしい世界をご提供していきます。

こう言うのを見るとR35も同じですけどユーザーをナメてんのか?って
感じてしまいます。

90

.
弊社でアシをお買い上げ下さった大事なお得意様、当然いずれOHの時期を
迎えますがその時にはOHに必要なコストと少しの差額をお支払い下されば、
Quantumにアップグレードする予定です。

そりゃそうですよ。

ってゆ~~かQuantumがど~のこ~のってことじゃ無いんです。

アシって好みが分かれやすいって性質が強い製品です。

自分が客だった時代に

◯◯プロが絶賛してるこのアシ、乗れないキミが悪いんだよ

何回聞かされただろう??

タイヤとお客様の運転技術レベルによって弊社ではセットを変えています。

特に運転技術レベルに合わせてセットを変えていくことはとても重要だと
弊社では痛感しております。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その23

イギリスやアメリカでワクチン接種が始まって早、一ヶ月。

その後どうなってんのか?って効果の検証を報道するメディアが
ほとんど無いのって何でだろう??

一応、2月にアメリカに行く予定です。

ただ、今年から出国前に自費でPCR検査をやって英文の渡航証明書を
発行してもらう必要があります (TT)

今んトコ、最安値が検査9,000円の証明書が5,000円です。

https://www.allm.net/2020/09/07/9205/

ココより安いところがありましたら情報お待ちしております。

昨日書きましたコーナーを素早く回って素早く脱出する、その結果として
スビードレンジの平均を上げるという課題を克服できれば、必然的に
タイムは縮まると弊社では考えています。

もちろんドライバーさんにガンバってもらう必要はあります。

ただガンバって下さい、じゃあ弊社はいらないですからね。

前回、リアを大幅な仕様変更をしてその結果ハンドリングが劇的に
変わったというインプレッションを頂戴しましたが、それと同時に
フロントが相対的に足りなくなってきた印象だと言うご報告をも
やはり弊社では十分に想定内です。

いつもココで書いているトータルバランスってヤツです。

フロントの大幅な変更はさすがに弊社の2号機で、ある程度は実走してから
の予定ではありますが自分で書くのも何ですが以前とは比較にならないほど
アシに造詣が深まって引き出しがとても多くできました。

さらに1ランク、スッて回れるように小変更を盛り込みます。

Pupgrade

ナニをするかって引き出しはココ2年ほど勉強、研究、調査をしてきた結果、
いっぱいできました。

外注に限界を感じて自社で開発してくるとホントにいっぱいいろんなことが
見えてくるんです。

今回は大幅な仕様変更前にチョイと試したいことがあって、こんな小変更で
どれだけ変わるのか? ってのがとっても楽しみです。

もちろん大幅な仕様変更もとっても楽しみです。

早く2号機走らせたいですけどその前にず〜〜〜〜〜〜とお待ちくださる
多くのお客様のクルマをある程度はこなさないと、です。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その22

安くはない弊社のアシをお買い上げ下さったチームメンバーお一人お一人に
弊社ならではのハード面だけでは無く、ソフト面からのサポートをやはり
ココは弊社ならではのハイテクな一面をちょっとだけご紹介します。

次への課題って一言では尽くせないほど奥は深いと感じています。

ブレーキングが上達して1つの律速段階を克服すると次の律速段階に
取りかからないとせっかくの練習会も水泡に帰す結果になりかねません。

1回の練習会に最大効率を盛り込むためにキチンと考えて走ること
それがとても重要だと弊社では考えています。

前回のベストのログデータを解析するとまだまだイケることって
論理的な側面から弊社はご提示していきたいです。

次の課題はココです。

nextstage1

20年くらいに筑波ランナーだった時を思い出します。

1秒、フラットって割とカンタンに行くんです。

でも、なかなか切れなかった。

寸止めが1年くらいありましたかね??

当時、親交が深かった故山路選手のアドバイスが今でも刺さっています。

そこから一気にウソみたいに58秒連発できました。

その魂をチームメンバーに継承したいって考えています。

で、次の課題です。

脱出の姿勢作りからのアクセルオンタイミングです。

理想はこんなカンジです。

nextstage

プロドライバーってログを見るとこうなっています。

じゃあやりましょう、っていわれてもそうそうできるモンではありません。

そりゃそうです。

そのために弊社はハード面から支援をしていきます。

で、リアが大成功したので調子に乗ってフロントをイヂってます。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その21

7、8年前くらい前だったかな?

こんなネタを書いたことがあります。

相手を説得するためにどう表現するかという国民性の違いを的確に表した
おもしろいネタがありました。

例えばアメリカ人だったら

コレをやると君はヒーローになれる

イタリア人なら

コレをやるとモテるぞ

イギリス人なら

君はジェントルマンなんだからコレをやるべきだ

ドイツ人なら

それは決まっていることなんだよ

ネタですから正しいか正しくないかは取りあえず置いといて個人的には
かなり言い得て妙って感じました。

そのネタで日本人はこう表現されていました。

皆さんにそうやってもらっているんで・・・・

コレ、至言ですね。

横並び、平均主義、寄らば大樹の陰、既得権益

海外と取り引きをさせて頂くと改めて強く感じることもあります。

弊社のような名も無き零細浮き草がお取り引きを持ちかけてもたいていは
断られることが多いんです。

特に日本の企業は顕著です。

あんな零細浮き草と取り引きしてトラブってもメンド臭いんで・・・・

そんなカンジです。

だからこそ弊社を大事にして下さる世界のトップレベルの技術者には
心から感謝です。

毎日のように創業社長様とリモートで打ち合わせをしています。

patric

コレってとてもとてもありがたいことで、また稀有なことなんです。

こうしたい、こういう動きにしたい、そのためにはどうするべきか? を
的確にしかも工学的な見地で教えて下さいます。

イギリスに行くことはしばらくかなわないでしょうけど、ボケ~~~っと
しているワケではありません。

今月末には5セット入荷予定です。

それでもまだまだ進化は止まらないですよ。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その20

ま、こう言うことなんでしょうね。

jimin

それでも当選し続けるってことは投票する我々ひとりひとりにモンダイが
あるんだと想います。

Pさんの感想にもありますようにリアが劇的に改善されると今度は相対的に
フロントの課題が浮き彫りになります。

ま、これも十分想定内ですし対策はできています。

いろんなクルマで経験してきましたが例えば筑波の本コース、10秒で
走っていたのが6秒になるとイロイロとモンダイが露見してきます。

10秒の走りには耐えられたことが6秒の走りではムリなんですね。

6秒が4秒になると別なモンダイがアタマをもたげてきます。

この状況、多くのチームメンバーが現在進行形でご経験中です。

わかりやすいのがブレーキです。

純正状態でサーキットに行くと最初に思い知らされるのがブレーキです。

まずはパッドを交換してみます。

するとソコソコは行けます。

弊社の練習会にご参加して下さるとまずはブレーキングの修行なんですが
次には純正ディスクローターが終わります。

さらにもっと上達していくとフルードにも一層のこだわりが必要になって、
上達レベルによって必要なモノ、必要なことが変遷していきます。

アシも実は全く一緒なんですね

世界的なスペシャリトの全面協力があるとは言え、自社でイチから作ると
ホントにイロイロなモノが見えてきますし、気がついてしまいます。

外注に任せっきりだと弊社もココまで成長、進化できなかったでしょう。

何回もココで書いていますが時代は進んでいます

技術も日々、進化しています

20年、いや30年前の旧態依然の技術が今でもまかり通っているのが
アシのような気がします。

もちろんキチンとしたことをやっている人もいるとは想いますが、お客様は
全くわからないってのがアシの内容なんですね。

11年目で新しい開発魂を発動してみたいネタ、その19

運転技術を真の意味で向上させるためにはクルマ造りってとても大事です。

言ってることがチゲ~~よってならないようにココはわかりやすく
お伝えしたいところですがやっぱり伝わんないとは想いますが弊社は
丁寧に丁寧に表現する以外に方法は見つかりません。

純正は良くも悪くもバランスが取られていてエラいことにはならないって
頻繁にココで書いています。

裏を返せばエラいことにならないだけです。

良くも悪くもの悪い部分だってあります。

先日、現行verNISMOのT井様がせっかくタイヤを新調したのに
片減りが激しくてわずか数回でタイヤが終わってしまいそうです。

純正の悪いところってのがモロに露呈してしまった点です。

フロントのロール剛性が極端に低いので当然の結果と言えばそれまでですが
30分のサル走りを何十回と敢行してそれでもまだキレイにタイヤが残る
Pさんと比較すると費用の面からも弊社のアシはトータルでは安く上がり
お財布にもやさしいと言う側面を発揮しています。

ちなみにT井様は弊社のアシをお待ちです。

クルマってのは物理現象で動くモンです。

サーキットガンガンの12万キロですっかり疲弊して外から見ていても
遅くなってしまったEGを弊社の最先端テクノロジーで、生き返った
だけでなくEGレスポンスも激変するとクルマの動きも変わります。

特にアクセルオンでのピッチングはアンダーを誘発してしまいました。

それが昨日ご紹介したS字に顕れるんです。

以前よりもリアが沈む=フロントが浮く

それがアンダーとなります。

もちろんそれは想定内でした。

で、ビッグパワー2号機用に開発していたリアのショックアブソーバー
投入したらウソみたいにアンダーはすっかり消えてしかもトラクションも
かかるという何だかにわかには信じがたいウソ臭い結果となりました。

実はコレも想定内なんですね。

フロントのキャンバーなんて2度です。

その結果、タイヤをキレイに使い切ることができますしブレーキだって
効くんです。

3分山のZIIIで前回よりも1秒弱近く平均で縮まっていますし、外から
見ていても排気音を聞いていてもアクセル開度は上がっていましたし、
コーナーでのスキール音も大きくなりました。

以前よりも確実に攻めている証拠です。

攻めている、つまり攻めることができるクルマ造りって実は上達への
最も近道だと弊社では考えています。