こんなん見たかないでしょうが・・・・。
だいたい公式発表の東京の気温より八王子市は3度くらい高いです。
あと2週間チョイ。
慢性蓄積熱中症ってヤツらしいです。
自律神経だったか副交感神経だったかズタボロらしいです。
死にそう・・・・・・。
弊社の開発日記、初期の頃って数式が多かったです。
評判良くなかったです。
数式なんか列挙しても誰も見ないって言われ続けました。
でも弊社の最大の利点でもある工学的なアプローチと数式は切っても
切れない関係にあることは紛れもない事実です。
だからよりわかりやすい情報発信に努めていきます。
で、8年くらい前のネタですかZ34V36のEGが7,000rpmで
メタルにかかる負担が瞬間最大7tにもなるって数式を書きました。
で、弊社のピストン、コンロッドに交換するとその7tの負荷を5tにまで
低減できるってことも数式で導きました。
つまりEGの耐久性に大きく貢献できるっておハナシでした。
だらだらと7,000rpmまで回る純正のEGをキッチリパワーが付いて
ギュイ~~ンって回るEGにチューニングをすると、お客様だってそりゃあ
楽しくなってしまいますから常用7,000rpmオーバーを考慮しなくては
なりません。
弊社の次期EGの目標は常用8,000rpmオーバーです。
目標は常用8,500rpmです。
そうなるとカンタンに50馬力くらい稼げるんです。
VVELのコントロールシャフトと6連スロットルそしてフルコンの3つを
高次元でバランスさせることが必要条件です。
さらにと言いますかそれと同時に弊社が最大の努力を積み重ねていることが
耐久性です。
いろんなメディアの影響でタイムがイチバンえらいみたいになっています。
もちろん弊社では否定しませんよ。
出さないよりも出したほうがエラいに決まっていますから。
でもそのアプローチには弊社は懐疑的です。
1周や2周のためだけに莫大な巨費を投じるようなこと弊社ではやりません。
真の意味でモータースポーツの裾野を広げたいって弊社では考えますので
コレをやれば1秒速くなるならコッチをやった方がずっと耐久性が上がる
そっちへの投資を強く推奨しています。
何回もココで書いていますがラジアル自走でサル走りをして楽しく練習
それが運転技術の向上につながり結果としてタイムとして顕れる。
それが弊社の一貫した理念です。
ガンガンに走れないと意味がありません。
もうシーズン目前です。
コロナってヤツで先シーズンは消化不良のお得意様がほとんどです。
目の前のシーズンでは多くのチームメンバーがご期待を寄せて下さいます。
ガンガンに走れば壊すリスクだって大幅に増大します。
それを弊社の経験と弊社のテクノロジーでずっと低減させてやりたいです。
壊して走れなきゃ全く意味がありませんから。
先日のコイツ。
リテーナーって日産純正部品です。
先日も書いたようにもうちょっと欠けるとEGフルブローでした。
もちろん弊社では純正の材質はもう信用ならないのでイチから作りました。
そのうちアップしますが64チタン削りで作りました。
昨日も書きましたがコレだってお手本です。
リブの打ち方なんて日産のEGには見られない形状です。
純正コンロッドだって割と細いです。
常用9,000rpmを誇るS2000前期のEGです。
メタルへの負担って9tくらいになります。
コレでイイんだ・・・・・。