早速、両バンクの2基掛けAF計を装着して圏央道をカッ飛ばしてみました。
セットアップ中の車内で撮影しましたから、わかりにくくてすいません。
いろんなことがわかります。
全開時だけでなく、パーシャルも踏み返しもそして6速1,500回転巡行、
そんなところもしつこいくらいにデータ取りをしてみました。
イロイロと拝見させて頂きますと、ECUのセットアップをするのに
計測器に乗っけて全開して終了、そんなのがほとんどです。
ホントにしつこいようですいません・・・・
ちゃんとやってるショップさんは確実にあります。
そこのお客は、弊社を訪れることが無いだけのハナシです。
弊社に来て下さったお客様は、何かしらのご不満を抱えていらっしゃる、
そんなパターンがとても多いんです。
燃料が異常に濃かったり、異常に薄かったり。
点火が適正で無かったり。
全開時は良くても、低中速が乗りづらかったり、ハンチングをしたり。
症状は様々です。
でも、原因は必ずあります。
弊社が両バンクにAF計を装着することには理由があります。
集合部に1個だけつけた時にはわからなかった事がわかるからです。
エアフロセンサー、O2センサー、AFセンサー、純正は片バンクに
1個ずつ、計6個のセンサーがあります。
もちろん、1個でも不具合があると調子悪くなります。
その状態で、いくらECUを書き換えても絶対に良くなりません。
調子が良くない車両の原因の特定は大変なことが多いです。
カンタンに治れば、これまた弊社には来ないだけのハナシです。
弊社の試乗車をお試し下さって、
コレ売ってください
このまま乗って帰ります
と言うパターンが増えてきました。
純正はモッサリはしていますが、乗りづらくはありません。
やってもやってもグチャグチャにワケがわからなくなってしまったら、
一度、純正に戻すことを強くオススメしております。
サーキットで速い車を作るショップさんはたくさんあります。
サーキットコンセプトじゃねえの?
もちろんそうです。
弊社が他社さんと同じ事をやってもしょうがありません。
ECUのセットアップ自体も、ずっとずっとテマをかけて乗りやすく、
その結果がタイムに繋がる、そんなクルマ作りに邁進しております。