circuitconcept のすべての投稿

一見、最近NCばっかやっているように見えるでしょうがちゃんとZ34、RZ34も着実に進行していますネタ

今回の打ち合わせのもう一つのメダマ。

もともとね、こんな製品が存在するんですよ。

 

 

冷却フィンが付いたアルミのチューブです。

どうです、見るからに冷却効率が良さそうでしょ。

10年前はこんなモンの存在すら知らなかったんです。

そりゃあキット物を使う方がラクですよ。

でもね、やっぱり弊社がそれをやっちゃうと・・・・・

しかもこう言うモノをイチから組み合わせて作った方がキット物を使うよりも
ずっとパフォーマンスがイイのを経験として弊社は積み重ねてきました。

去年、今年ともう尋常じゃない暑い夏をしかも長い間続いて今までの冷却系を
見直さなきゃいけなくなってきました。

EGオイルクーラー、ATフルードクーラー、PSフルードクーラー、
この際なので大容量化を進行しています。

従来よりも10℃下げてもイイくらいです。

そしてさらにはRZ34のATフルードクーラー、Z34用の2倍の冷却性能を
見込んでいます。

turboってこともありますしゆくゆくは馬力だって出していきますから
もうこうなったら最初からガッツリ冷やしておきます。

ATは壊すとそりゃあ高くつきますから。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

久々に上海のリニアモーターカーに乗ってみた。

 

 

そもそも日本のリニアがキチンと開業できるのが2040年なんてハナシも
出てきました。

生きてるうちは乗れないな・・・・・・

上海のリニアは2002年に開業なんだそうな。

何でこんなに差がついちゃったんでしょうね〜

試作ができたってハナシで早速、打ち合わせにきました。

 

 

Φ65スロットル用になっていました。

中国は仕事は早いです。

ところがです。

頼んでもいないのに何で黒アルマイトかけちゃったんだろう?

黒は熱を吸うのでインマニには最も適さない色なのに・・・・

で、やり直しですよ。

ホントにこんなんばっかです。

一発でイイもんなんかまずできないです。

先方さんも良かれと想ってやってくれたんだろうけれどよりによって黒・・・

コレだけ見に来たワケじゃあ無いですよ。

中国はとても大きいので台湾みたいに1日2日であっちゃこっちゃ回れません。

それでも今回は上海地区を3社回りました。

まだまだ仕事が溜まっています。

今月にはもう一回中国の深圳、広州に行きます。

ドライカーボン系です。

弊社のドライカーボンシートも仕様変更が済んでいるハズです。

また、RZ34のドライカーボンタワーバー、その他にもドライカーボンの
製品がメジロ押しなんです。

疲れますよ、もちろん。

でもやり遂げないと、です。

まだいっぱいプロジェクトはあるんですけどとりあえずZ34用のインマニも
始めました。

2号機が完成する時までには間に合わせたいですね。

それまでにはNCでテストし倒してデータも蓄積されていることでしょうから。

Z34用のインマニ、サージタンクはNCと比較すると複雑です。

きっとハマるでしょう。

それだって始まらなけりゃ進みませんよ。

弁当箱のような純正のサージタンクの形状がとても悪いのでンまく行ったら
NCよりも効果がデカいと企んでいます。

Z34も、もちろんΦ65のスロットルです。

せっかくVVELの結果が出て吸入空気量がもっと必要になった時に
スロットルが純正のΦ60のままでは馬力を損しますからね。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

ナニがタイヘンかってホースの企画が違うんです。

カンタンに言えばNCのPSフルードのMAZDA純正ホースが太い。

コレ、何年か前にご紹介しましたがZ34の純正PSフルードコア2つに弊社の
PSフルードコアシングルver。

 

 

日産純正が8mmのパイプを使っているのに対してMAZDA純正は11mm。

弊社が今まで使っていた大容量のPSフルードコアがそのまま使えないんです。

しかも弊社が今までアメリカから調達していた大容量のコアだけではなく
他メーカーを探しても11mmなんてパイプは見あたりません。

さて、どうすっか・・

イチから作るしかありませんね。

開発ってタイヘンですよ。

そんなにカンタンだったらもう既にあっちゃこっちゃのショップさんから製品が
出ていますよ。

何でこう言うのって規格で統一してくんないんだろう?

またイチから作るのイヤだな〜〜

で、いくつかアイデアを考えだしました。

最もカンタンなのがMAZDAの車体側がΦ11mmに対して弊社が作った
NISSAN用のΦ8mmに異径シリコンホースを作ること。

異径シリコンホースってインタークーラーやインテイク系で良く使われる
パーツでリデューサーって業界では呼んでいます。

ま、いつものことですケドMOQですね。

いくつ作んの? ってハナシです。

ナントカ100個くらいで交渉してみます。

もしシリコンリデューサーホースの交渉が決裂したらしょうがないのでアルミの
Φ11mmパイプをイチから曲げて作るしかないですね。

Φ11mmのアルミパイプを曲げてくれるところは探せば見つかるでしょう。

ただ、フィンが付けられないでしょうね。

フィンが無いと冷却効率は落ちてしまいます。

それでもNCのMAZDA純正がフィン無し鉄パイプで4ターンだからアルミの
パイプで8ターンくらいで作れば純正の倍以上の冷却効果は見込めます。

やっぱりガッツリ冷やしてPS周りの熱トラブルを未然に避けたいですからね。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

ココに来て多く出てきた症例がPS周りのトラブルです。

少〜〜しずつ少しずつ蝕まれていくからオーナーさんはなかなか気が付かないん
ですが末期に近い状態も出てきました。

やっぱりPSフルードの温度管理が第一なのとそもそもPSフルードって
定期的に交換していますか?

もうさすがに10年選手ともなるとせめて車検ごと交換を強く推奨しています。

以前にも書きましたがEGオイルは皆さん注意が行き届いていて定期的な交換を
怠る人はまずいないです。

そしてオイルの銘柄にもこだわりがあります。

それが一方、MTオイル、デフオイル、ATフルード、PSフルードの順番に
無頓着になってくる傾向があります。

PSフルードに至っては新車で購入してから一度も交換していないって人も
少なくありません。

PSフルードをしっかりと冷却して高性能なPSフルードを定期的に交換して入れば長持ちしていたハズです。

ココんトコ増えてきた症状としてはPSラックからのオイルの滲み、漏れ、
さらにはPSポンプ自体から異音、こんなカンジです。

先日も13万キロのI田さんのNC、PSポンプを交換しました。

最初にお預かりした時はそんなに気が付かなかったんですけどI田さんが鈴鹿の
本コースをガンガンに走って、その都度、PSフルードが吹きまくっていたら
PSポンプあたりからドンドンと異音がしてきました。

そしてハンドル操作も重くなって行ったんです。

高温にさらされ続けていて金属のあたり面の摩耗が進んだんでしょうね。

そこでPSポンプを新品にしたらもちろん異音は一切しなくなりましたし
ハンドル操作も軽くなりました。

めでたしめでたし

って言いたいところなんですがやっぱりこうなります。

鈴鹿ガンガンに走っていたらまたなるんじゃね?

そうなりますわな。

そうならないためにもPSフルードクーラーが急務です。

もちろん進めているんですがちょっと困ったことがあるんです。

開発ってタイヘンですよ。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

駅前でなんかフードフェス見たいのやっていました。

 

 

どしよっかな〜〜〜、ヲイシイのかな〜〜〜って5分くらい悩んでやっぱ
ヤめました。

それにしてもソーセージ2本で1100円・・・・・

 

 

もはやソーセージも高級品???

NCで培ったECUのデータ、お預かりしていおるSさんのZ34に入れて
試してみました。

やっぱり良くなりますね。

もちろん本格的には弊社2号機でやるんですがNCのECUをやっていて
ともかく膨大なデータからナニが有益で効果があるか? ってのを抽出
できたことは弊社にとって大きな収穫でした。

どのクルマも同じなんでしょうがどれだけ手を掛けたか?
が確実に差になって還ってきます。

ホントにドコまでやるかです。

で、ちょっと考えました。

今、何台かのお客さまのEGを手掛けさせているんですね。

EG載せたら当然ナラシが必要です。

I田さんのNCで経験したようにロガーを積んでナラシをすれば、またいろんな
ことが見えてくるハズです。

もっと早くやりゃ良かった。

っつ〜〜か弊社のECUver4が評判良かったのでソコでもういっかなって
想っちゃったんですよね。

どっかのエラい哲学者が言ってたな。

満足な豚よりも不満足な人間であれ みたいな

Φ65スロットル、NCでテストしますがもちろんZ34用もRZ34用も同時に開発していますネタ

Φ65のスロットル、チョコチョコお問い合わせが来ます。

いつもの3点セットです。

いくら?

納期は?

何馬力上がるの?

お客さまのおキモチはとても良く解ります。

価格はですねΦ65のスロットルとサージタンク込みで128,000円
くらいにしたいなって考えています。

破格の安さですよ。

何ならちょっと調べてみて下さい。

4気筒なのでシルビアのSR20用のサージタンクがいくらするかって。

さらに日本でトヨタ純正GR86用のスロットルがいくらするかって。

ただ、Z34用はもっと高いですよ。

サージタンク、インマニはフルドライカーボンですから。

馬力については違う角度からご説明させて下さい。

全くの純正状態、実馬力165のNC2、NC3にΦ65スロットルに弊社の
アルミサージタンクを取り付けても170馬力になるのか? ってハナシです。

なんだよ! たった5馬力じゃ意味ねぇじゃん

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

そんなん弊社はやりません。

じゃ、どゆこと?

さて、皆さん律速段階のおハナシ、憶えていますか?

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

まず最初のカベが配線、コネクター関係です。

MAZDAの純正Φ60スロットルと弊社が採用している北米トヨタGR86
もちろんコネクターも違います。

もっと言うと弊社2号機に北米トヨタGR86のΦ65スロットルを採用予定
ですからNISSANの純正カプラーとも違うワケです。

どんなカプラーが純正採用されているかはメーカーだって教えてくれないので
自分で地道に調査するしかありません。

っつ~~~~~ワケで調べに調べてコイツと

 

 

コイツだってことまで判りました。

 

 

で、早速ネットで・・・・・・

 

 

マヂか・・・・・・

1個2,500円・・・・・・・

こんな時のために・・・・・

ですね。

さ、今月も行ってきます。

多分1個300円くらいです。

Z34なら左右バンクで2個必要ですからね。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

I田さんのNC2リフレッシュ+、セッティングもイイ感じでいよいよ今月
納める予定です。

イイ感じって言うのはホントはもっとやりたいキモチはいっぱいです。

でも、何回も書いているように純正ってマップが膨大で完全に納得行くまでに
あとどのくらいの時間とテマをかけりゃイイのか?   ってことを考えると
お待ち下さっている多くのお客さまをどんどんこなさなければなりません。

あとは自分のNC1でもっとジックリ詰めていきます。

I田さんのNC2リフレッシュ+をセッティングしていてZ34にフィード
バックできるマップも見つけてしまったんです。

だからNCをやっていても確実にZ34に還元できるんです。

ARPの特注コンロッドボルトが来てEGをどんどん進めています。

またお客さまのZ34をナラシをしている時にロガーを積んでI田さんの
NC2リフレッシュ+で培った技術を早速、盛り込みます。

さらに弊社は進化を止めないです

弊社のNC1にリフレッシュ+ ver2を作っています。

I田さんのNC2リフレッシュ+でも充分に結果は出たんですがソコは
CircuitConceptです。

同じEG作っても・・・・・・

ま、エンジニア魂ってヤツです。

リフレッシュ+ver2ではINを272にしてみます。

何回か書いてきたように2.1Lハイコンプ化した恩恵でIN264でも
全く下が無くならなかったどころかむしろパンチが出たくらいです。

だからリフレッシュ+ver2ではIN272です。

そして常用8,000を実現します。

コレもZ34にフィードバックできますからね。

そしてもう一つのメダマがやっぱりコイツ。

 

 

Φ65のスロットルが付くようにフランジを変更してもらっているので
無加工でポン付けができます。

これでΦ65化はそれほど難しく無くできる・・・・・のか?

実はそんなには甘く無いんですね。

そんなにカンタンだったらあっちゃこっちゃのショップさんでやっています。

弊社の2号機もまずはΦ65のツインスロットル化で行きます。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

毎日のように1枚ずつマップを書き換えては実走しています。

 

 

基本的には点火、燃料、そしてそれに付帯する補正、そしてVVTです。

この暑さですからね〜〜〜。

吸気温度が76だって・・・・

Z34ほど複雑では無いんですが何せNCの純正ECUのセットが初めてなので
1枚書き換えては実走の繰り返しです。

もちろんZ34では弊社の1号機、2号機で同じようなことをやりました。

でも、あれからいろんなことを勉強しましたし発見してきました。

Z34、V36のECUもまだ伸びしろがあることに気がつきました。

ver3からver4、とても好評でした。

フッフッフ、ver5、ありますぜ。

これも評判が良くないNCを地道にやってきた結果です。

ともかく早く2号機を復活させてもっともっと詰めたいってキモチでいっぱい
なんですが、2号機を手がける前にやらなきゃならないお客さまのおクルマを
無事に納めることが先決です。

じゃあいつになんだよ ってなりますわな。

だからNCと同様にお客さまのZ34のEGをナラシをしながらセットしようと
考えています。

弊社の2号機、今シーズンはムリでしょうね。

時間かける分、まずはNCでテストし倒したΦ65のスロットルにサージタンク、
もちろんドライカーボン、の結果をまずは2号機で出したいですね。

NCのネタを書くとどうもあんまり・・・・・なんですがもちろんソコで培った経験と技術はZ34V36、そしてRZ34に確実に応用していますよネタ

またNCばっかって怒られています。

だ〜〜か〜〜ら〜〜

もちろんちゃんとZ34用のサージタンクも作っていますって。

Z34用はNC用と違ってかなり作り込んでいます。

えっ、何のハナシかって?

コレですよ。

 

サージタンクです。

古くからのお客さまだったらもう10年以上前にZ34用のドライカーボン
ファンネルを弊社が作ったのをご存知だと想います。

失敗しました。

今ではあの時とは経験も知識も違うので何で失敗したか? どうすりゃ
良かったのかはとても良く解ります。

ただ、解ったからと言ってそれが結果につながるほど甘くありません。

ヘタすりゃ純正の方が良かったんじゃね? ってことにもなりかねませんから。

だからこそのNCなんですね。

Z34ではもちろんドライカーボンで作ります。

だから後になってもうちょっとこうすりゃ良かったってのは避けたいんです。

このアルミのサージタンク、仕様変更はそんなにタイヘンでは無いですし、
おカネもそんなにかかりません。

だから、あ、ココもうちょっと変更しようってのができるんです。

それがドライカーボンだと金型修正になるのでいくら中国で作ると安いからと
言ってそうそうできるモンじゃありません。

だからNCで試し倒すんです。

きっと2、3回は仕様変更するでしょうね。

そうじゃ無かったらイイ物なんてできないですよ。

最大のポイントはインマニの長さと絞り具合ですね。

北米仕様のGR86純正Φ65のスロットルがピッタリ付くようにしてあります。

次のEGでは272のカムにして常用8,000にするんです。

そうなると純正とは比較にならないパンチが炸裂するハズです。

そんなンめぇハナシがあんのか?

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

もちろん結果が出るまでやりますよ。

失敗してもあ〜あで済んじゃうのがNCですから。