月別アーカイブ: 2019年2月

ネットに学ぶ、これも時代ですねネタ、その2

スーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントお問い合わせ
大変ありがとうございます。

また、大赤字覚悟で懸賞クイズを考えております。

ところで。

開発をしていると必ずブチ当たるモンダイがあります。

もうちょっとこうしよう

こうすりゃ良かった

そりゃあ毎日のことですよ。

毎日どころか1日に数回やってくる時もあります。

一つのことを作り上げるってそう言うことです。

もちろん仕様変更がンまく行くとは限りません。

コレやってみようとかアレやってみようとか思いつきでパカパカやっても、
正解にたどり着くことはほとんどムリだと言うことを経験してきました。

特に自分で手がけたモノって良く感じてしまうモンです。

冷静に判断するためには客観的な裏付け、つまり数値というモノが必要です。

前回と比較してナニがどう変わったのか?? を数値化してデータとして
蓄積しておけば少なくとも迷走することだけは極力避けられます。

もう10年以上も前のハナシになりますが、弊社がヨーロッパに行って
バンプラバーの重要性を始めて教えてもらって以来ずっと何回も何回も
検証を続けて参りました。

どんどん良くなっていったことは言うまでもありませんが当初は、
底付きしている って叩かれたこともあります。

ま、バンプラバーをわかっていません って自分の無知を自分で世間に
発信している結果になっちゃっているワケですが本人は気がつかない。

このGarageKさんのネタでも検証することができます。

バンプラバーの位置から1G状態でバンプタッチしていることがわかります。

STI4

積極的にバンプラバーを使うことがメーカー製作のワークスレース車両でも
実証されたと言うことです。

ネットに学ぶ、これも時代ですねネタ、その1

これだけの高度情報社会です。

イロイロとSNS等を拝見させて頂きますと実にお勉強家の方も多いことに
感服してしまうこともあります。

ご存じの方も多いとは思いますがGarageKさんのみんカラ、
これだけの最先端の情報をどうやって追跡しているのかって
拝見させて頂いていつも唸ってしまいます。

弊社が特に気になったネタをいくつかご紹介させて頂きたいと思いますし、
最先端のテクノロジーを

まずは無断で拝借したこの画像です。

STI1

GarageKさんのネタ自体はスタビブラケットのスプリング懸架です。

弊社はちょっと違った視点に着目してみました。

この画像、STIのニュル車両とのことです。

ま、メーカーが作ったワークスレース車両です。

NISMOさんもGT3カテゴリーでR35やZ34のレース車両で
参戦していたこともある由緒正しいドイツのサーキットでの車両です。

弊社がまず着目したのがサスペンションです。

ベースはBilsteinっぽいです。

ロックリングの形状が弊社が使っているのと全く同じです。

で、コイツ、テンダースプリングです。

STI 2

ストロークに着目してみました。

テンダーがこの線径だと1G状態つまり静止状態では線間密着します。

その線間密着までのストロークがとてもとても大事なんです。

STI3

弊社が頂戴するお問い合わせでいつもNo1を君臨し続けるABSモンダイ

ブレーキ本体やバランスにモンダイがあることよりも、圧倒的にココの
ストロークバランスを間違えていることに要因があります。

弊社製に交換させて頂いた車両は今のところ全てそれで解決しております。

今のところですよ。

いずれダメなモノが出てくる可能性だってあります。

しかし、弊社の仮説がメーカーが作るワークスレース車両でその理論的な裏付けを
取ることができました。

3年前に最先端のWRカーで検証してきました。

今回、ニュルのワークスレース車両でも弊社の方向性を一つ検証できました。

GarakeKさん、まだまだ有益なネタを使わせて下さい   m(_  _)m

何のハナシや!!??ネタ

第91回アカデミー賞、主演男優賞にナントRamiMalekさん、
あのBohemianRhapsodyでフレディマーキュリー役です。

あの映画、Queenが好きな人だけ向けだと思っていたのにそんなに
評価が高いとは知らなかった・・・・。

しかも授賞式でBrianMay氏とRogerTaylor氏の生演奏。

見たかったな~~~~~

Queenの熱狂的なファンの一人としてとても嬉しいですね。

それにしてもBrianMay氏、髪型が一生同じ・・・・。

Rock史を語るつもりは毛頭ありませんが思い返してみれば結果的に
BritishRockにとても傾倒してきました。

中学生の時にBeatlesを知って洋楽に目覚めてその後、致死量ほど
聞きまくってほぼほぼ全曲に渡って歌詞を憶えてしまいました。

その後はRollingStonesですね。

Beatlesの陽に対してRollingStonesは陰のイメージで
RollingStonesのサウンド、特にKeithRichards、
とても個性的で他の誰とも似ていない独創性はとても魅力的に映ります。

そして高校生の時に大きな衝撃を2度受けます。

LedZeppelin

これまた今までに無いとてもとても重厚なサウンド。

全ての音楽の中でイチバン好きなのは何か? と言う問いに即答できる人って
どれだけいらっしゃるんでしょうか?

私自身は瞬時にAchilesLastStandって即答します。

30年以上ず~~~~~~~~~~~~~~~っと好きです。

それと双璧な楽曲が2つあるんです。

その一つがQueenのBohemianRhapsodyです。

コレ始めて聞いたときにちょっと陳腐な表現ですが体にに大電流が走りました。

今でも1日に2,3回は聞いています。

全く飽きません。

きっとホンモノってこういう事なんだと思います

飽きちゃうとか燃え尽きたとかカンタンに片付けちゃう事ってきっとですが
ハナっから大したこと無かったんじゃないかと感じてしまいます。

やはりホンモノって大手を振って言える事ってカンタンに飽きちゃったりは
しないと想います。

興味のある人も無い人もコレを見てドン引きして下さい。

今でもクルマで毎日のように聞いています。

AchillesLastStandなんてもっとドン引きしますよ。

でもコレってRock史の金字塔なんですケドね。

ところで。

ここからが本題です。

3/9(土) 10(日) の2日間、スーパーオートバックス千葉長沼さんで
イベントが開催されるというお知らせを昨日に頂戴しました。

いつもながら弊社のような浮き草をご招待下さるので参加させて頂きます。

また詳細はご報告させて下さい。

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その7

Z34V36には水温計が付いていません。

あんなインジケーターつけるくらいなら水温計をハナっから付けりゃイイと
思うのは弊社だけではないとは思うんですが日産の考えは違います。

以前に聞いたことがあったんですが割と正確な水温計を最初から付けると
ちょっとでもいつもと違う水温変化にユーザーが一喜一憂するらしい。

だから付けないってのもかなりネガティブな理由ですね。

で、純正のインジケーターがいつもより動いちゃった時って既にアウトです。

燃焼効率だけを考慮すると水温って105-108度くらいがイイらしい。

ただ、燃焼効率のことだけ、です。

そんなに水温が高いとイロイロと他に弊害が出てきます。

昨日、チームサーキットコンセプトのU様とおハナシさせて頂いて
やはりいつもの結論に達しました。

もっと早くわかっていれば・・・・

弊社とお取引があったのが走行7万キロくらいの時ですが、それまでに
例によってイロイロと装着されている部品を外してキチンとした状態に
調律することにおカネがかかってしまいました。

まだ道半ばなんですが、弊社製品に一つ一つ交換して弊社が調律すると
今までのパーツがいかにダメだったかを身をもって体験することとなりました。

弊社でメインテナンスも含めてキチンと手がけさせて頂いたおクルマは、
10万キロでも状態がイイことが多いです。

多くの要因の中で水温管理もその一つです。

ナニも対策が講じられていない車両はEGを降ろして補機類も含めて
状態が良くないです。

サーキットを走られる人は少なくとも何かしらの水温管理は必須です。

S15でも30分サル走り耐性のために

大容量アルミラジエター

電動ファン化

電動ウォーターポンプ化

を推進していますがフツーに考えるとオーバークールです。

せっかくのシステムを将来的にZ34V36に移行するために電動ポンプで
キメ細かいデジタル制御を開発しています。

で、正確な水温管理をするためにココにセンサーをつけてみました。

upper1

エンジンからすぐに出た高温の冷却水を計るためです。

radiatorupper

こんなカンジでセンサーを埋め込みました。

upper2

Z34V36に1ランク上の水温管理で、サーキットを走られるお得意様に
さらに10年良い状態をご提示していきたいと思います。

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その6

意外とネタをお楽しみ下さるお客様の多いS15ネタ。

もちろんZ34V36にフィードバックする目的もありますし、弊社S15、
ドライビング矯正用車両としての位置付けが大きいんです。

ま、そのネタはをいをいご紹介しますしご参加下さったお得意様も
SNS等でアップして下さると思います。

もっと早くやりゃ良かったって誰もが思うドライビング矯正なんですが
そうは言ってもS15にサル走り耐性を持たせるためにはそれなりに
コストも時間もかかりますしS15にかかりっきりってワケには
行かないところももどかしいです。

それでも少しずつ少~~しずつは進んでいます。

S15に限ったハナシでも無くZ34V36にも当てはまるハナシですが
30分サル走りX3本をこなして何のモンダイも無く自走で帰れるために

EGオイルクーラー

ATフルードクーラー

PSフルードクーラー

デフオイルクーラー

水温管理

この5つは必須です。

いつもココで書かせて頂いておりますがフルード系の温度管理対策を怠ると
何倍にもなって帰ってくると言うことを身をもって思い知らされます。

修理に数十万、時には100万単位でかかることを考えると事前の対策は
実はコスト的にはずっと有利だと言うことを弊社の多くのお得意様も
実証して下さっております。

コレ、弊社S15用のラジエター電動ファンです。

S15radfans

こんなんいるか???

ってほどの大容量です。

必要ないかも知れませんが今シーズンは夏にも練習に行く予定のあるS15。

ちょっとやり過ぎの方が良さそうな気もします。

せっかくお得意様とご一緒して水温ヤバいんで10分X2で終了です、じゃ
んだよ~~、言ってることチゲ~~じゃん ってなってしまいます。

以前にもご紹介した電動ウォーターポンプ化。

これまた水温管理にはかなり有利なんです。

キチンと温度管理されている車両とそうで無い車両とではEGを開けたとき
内部のダメージに差があります。

今後10年、できるだけイイ状態でトラブルフリーで乗り続けられるために
もっともっとできることを積極的に試してフィードバックして行きます。

時間かかるケド・・・・。

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その5

2010年の4月にZ34の開発を始めて10年が経ちました。

まあ駆け抜けましたよ。

多くのお客様や技術者に支えられました。

今後の10年を思いつきじゃなく真剣に考えています

10年後にZ34V36にお乗り続ける弊社お得意様はずっと少ないでしょう。

でも、長年の経験から感じます。

他車種にお乗り換えになってまたZ34V36に戻って下さるお得意様も
少なくないと感じております。

アメリカでも似たような事象にかなり多く遭遇しています。

詳細はまたご報告します。

いつも考えさせられるのはメディアが正当な報道をしないこと。

世界に飛び出して世界中の優れたエンジニアと技術を交えて感じることは
日本独特の閉鎖性と権威主義です。

コレ以上書くとまた怒られるネタになっちゃいますので控えますが、
弊社お得意様ならおわかりです。

あ、アレのことね。

ハナシが変わるようですがこんな報道を見るとやっぱり日本の報道のあり方に
ギモンを感じている人は多いんだなって想いです。

woman1

弊社の製品が中国生産にシフトしている現状を叩かれることもあります。

しょせん中国製だろ ┐( ̄ヘ ̄)┌

今後、もっと多くなっていくと感じています。

叩く輩はなんも考えないで思いつきで言っているんでしょうが
しょせん中国製だろ ってカンタンに言っちゃうことって実は
私、無知です って公言していることと同じって事に気がつかない。

woman2

弊社が考えることは世界最高峰品質をできるだけお客様目線の価格で
ご提供し続けることです。

弊社の製品はクソ高いってこれまた頻繁に叩かれますがこれまた同じで
私、品質の差がわかっていません って公言しているのと同じだと感じます。

2つ並べればその差はシロートの皆さんでも一目瞭然です。

一度作っちゃえば仕様変更なんてまずやらないような製品とは一線を画し、
ホンモノを追求し、最先端の技術を積極的に取り込んでいく弊社の考えは
今後10年でますます膨らんでいくと確信しています。

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その4

何でFerrariじゃなくてGT3RS4.0かってハナシです。

6気筒のNAで8,500rpmで500馬力。

メーカーがホンキになっちゃって6気筒をチューニングするとこうなる
って言うお手本だからです。

コレ見ただけだって技術者としては唸るばかりです。

rspiston2

このコンロッド・・・・・。

参りました m(_ _)m

どうだ、PorscheAGの底力を見たか

と言わんばかりの3D形状です。

きっと最先端のCAD,CAMで応力分散と軽量化を考え抜いた結果で
現時点での最高のテクノロジーの結集なんでしょうね。

ピストンの形状もとてもシンプルです。

rspiston3

以前はただ軽量化のみを追求してきた弊社のピストンですが、最近は
こう言った最先端のレーシングピストンのクーリングチャンネルを
勉強させて頂いております。

純レース用ピストンは言ってみれば2時間もちゃあイイんですから、
極論を言えば耐久性よりもパワーです。

弊社のEGはパワーも大事ですが耐久性に腐心しております。

CircuitConceptのEGは速くて壊れなくて乗りやすい

そんな評価ってこう言ったヂミ~~~な見えない積み重ねでしか
具現化できないと弊社は考えております。

ピストンリングやランドの考え方も現時点ではコレが正解なんでしょうね。

rspiston4

GT3RS4.0とは言えフツーにディーラーで買えたクルマです。

もう売ってないですケド。

1万キロや2万キロで壊れちゃったらPorscheAGの名に
キズが付いてしまいますからホンキ度が違いますね。

もちろん弊社だってわざわざこんなピストンとコンロッドを取ってもらった
理由がありますし、キチンとフィードバックして今後の10年に生かします。

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その3

いや~~~それにしてもわかりやすいですね。

osakanaomi

いろんなご意見もあるとは思いますが、4,5年前のIDC大塚家具さんの
お家騒動を思い出してしまいました。

ナニもそのままじっとしてりゃ棚ボタで自分のモノになるところだったのに
創業者の実の父親を叩き出さなくたって・・・って世間が感じたと思います。

よっぽど自信があったのか もうお父さんのやり方は古いから私がやる
って経営権を奪い取ったんだと推察されますが、誰がどう考えても
結果が良けりゃ娘さんの勝ちだったし、悪けりゃ父親の勝ちです。

実際にはもっと複雑なんでしょうけど外野の我々はそう感じてしまいます。

その後3年連続で赤字だったことが報道されると、やっぱり・・・・です。

2人3脚で世界No1を勝ち取った直後にコーチを解任。

そりゃね、当のご本人たちにはイロイロあると思いますが、やはり外野は
感じることは同じだと思います。

以前にも書きましたが10人いればだいたい9人は同じ事を考える。

多くの先人が同じように失敗しているのに自分は違うと感じるのか?
でもやっぱり同じ轍を踏んでしまう。

う~~~む、深いな~~~~。

自分のこともどれだけ客観的に見れているのか? 常に冷静でありたいです。

ところで。

いや~~~~この2日間は実に濃かった。

もちろん一つ一つキチンとご報告して、弊社製品にフィードバックします。

例えばコイツ。

rodbolts

ただのボルトです。

使い古された陳腐な表現ですが、たかがボルトされどボルト です。

1ランク、いや2ランク上のEGを作るためにはコイツが必要です。

既存のモノでもダメじゃあ無いでしょうが良くも無い。

何かこういう表現が多々出てきますが、決して曖昧な表現では無いんです。

理学や工学の世界には

必要条件

十分条件

と言う言葉がちょくちょく出てきます。

必要性は達成しているケド十分性はどうなの?

こんなやり取りって技術者の会話では頻繁に出てきます。

元は数学用語なので多くの読者をドン引きさせてしまいます。

それをフツーの表現にすると ダメじゃあ無いでしょうが良くも無い
そんな表現になるんです。

ま、少しずつですがキチンとご紹介していきます。

さ、帰ります。

あ、盟友のBarryがこんなん持ってきました。

rspiston1

オメ~~がうるせ~~から現物取ってやったよ

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その2

機内で寝ずに考えました。

ホントか?? ヾ(ーー;)

過去10年の経験と教訓を今後さらに10年に生かしたいです。

新車でZ34やV36をお買い上げになって弊社とご縁があったんですが
5年目や7年目の車検という節目で他車種にお乗り換えになったお客様、
もう50名以上はいらっしゃいます。

他車種になってもご縁のあるお得意様もいらっしゃればバッツリとご縁が
切れてしまったお客様もいらっしゃいます。

ここで着目して欲しいパターンがあります。

他車種にお乗り換えになってまたZ34にお戻りになったお客様、ナント!
K池様で10名様となりました。

感慨深いですね。

その10名のお得意様、お一人お一人詳細にご紹介したいくらいです。

ミニバンやSUVにお乗り換えになって落ち着こうとお考えだったパターン

もっと素晴らしい世界を期待してZ34の倍以上の投資をしたパターン

そりゃあ悲喜交々です。

そのままお乗り続けていらっしゃるお客様ももちろんいらっしゃいます。

残念ながら弊社がやらかしてしまったお客様もいらっしゃいます。

ホンっトに様々です。

共通していることは明白で、Z34やV36でもっと楽しい世界を見たい。
ただそれだけです。

それだけのことが時にはとても難しくなってしまうことがありました。

で、この10年間の経験を基にもっと有益な情報を改めてご提示したいです。

あ、ヤバい、眠くなってきた。

 

10年目を無事迎えてさらに今後10年を真剣に考えるネタ、その1

少~~しずつ少しずつですが春が近寄ってきています。

ココ数年、地球温暖化って言うよりも地球砂漠化を痛感します。

冬は最低気温を更新しますし、夏は最高気温を更新します。

春と秋ってア゛っちゅうまにいなくなってしまいます。

SタイヤのGSコンパウンドでタイヤウォーマーを使うようなランナーなら
気温が低い方が有利なんですが、我々のようなナンバー付きの車検対応車で
一般のラジアル自走のクラブマンスポーツと言うカテゴリーにとっては
まだまだ充分イケるんですね。

っつーか昨シーズンに複数のお得意様がその事実を実証して下さいました。

GW明けくらいまでイケますよ。

そうなると通常よりも1ランク上の耐久性が要求されます。

ココんところ同じようなお問い合わせを多く頂戴しておりますので
この開発日記でまとめてご回答させて頂ければ、と思います。

まずはテーマとしてサーキット走行を楽しみたい

新車でお買い上げのお客様もいらっしゃれば中古で買って費用を抑えて、
浮いた予算をチューニングに回したいと言うお考えもあります。

十人十色って言ったモンでして、10人のお客様がいらっしゃれば
もちろんお考えやターゲットだって10通り存在すると感じます。

ただ、誰もが考えることそれは、

楽しく走れること

ちょっとタイムにもこだわってみたい

耐久性はとても大事

見た目はカッコ良くなきゃイヤ

で、予算もできれば抑えたい

こりゃこの世界の永遠のテーマです。

おカネをかければイロイロと手がけることは可能です。

しか~~し、良くなるとは限りません。

っつ~~か純正以下のパフォーマンスになっちゃったパターンを今までに
何台見てきたことか計測不能なくらいです。

メーカーは良くも悪くもある程度のバランスを提示してきています。

パーツなんかナニも付けなくたってフツーに走っていきます。

ただ、いくら高い車を買ってもカスタマイズと言う魅力は付いて回りますが、
お客様にとって1発でキマることなんて天文学的確率で不可能です。

そんなモン付けたってダメに決まってんじゃん

そんな表現の方法はダメなんですね。
気心の知れたお得意様には忌憚の無い情報を惜しみなく伝授差し上げます。

サクラと揶揄されながらも弊社のことをご紹介下さる多くのお得意様の
SNSは弊社でもキチンとチェックさせて頂いております。

まずは楽しんでいらっしゃるか??

これが第一です。

プロフェッショナル、つまり職業ドライバーじゃないんですから大金かけて
ツラい想いをしているのでは本末転倒どころかヤめた方がイイと考えます。

後で冷静になったときに必ず後悔しますから。

一つのことを追求することってカンタンなことではありません。

カンタンだったらすぐに飽きちゃいますから。

ココんところ、90Supraを始めM2や86BRZやR35の
お問い合わせが増えてきました。

もちろんZ34V36が優先ですが、先日のR35のお客様のように
大金を吸い上げられてボロ雑巾のようになってチューニングに対する
悪しきイメージを抱いてしまうと我々は連帯責任でこの業界の未来を
ツブしてしまうことになりますから。