月別アーカイブ: 2021年10月

進化が止まらない、いや、止めてはいけないネタ、その5

ガーン  ▄█▀█◯

携帯どっか置いてきた・・・・。

お電話下さっただろうお客様、申し訳ありません。

決してバックレたワケではありません。

さて、投票に行くか。

進入時の効きを1ランクアップしたデフを試した考察です。

狙ったとおり、ココの進入でリアは安定します。

 

 

ま、そもそもそれを狙ってデフを新調したんです。

ホームストレート全開からドッカンブレーキ。

ロガーでは150Km/hを超えています。

ベースグレード純正のF225/50R18とR245/45R18だと
ドッカンブレーキでは思いっきりABSが正常動作してきます

ドコドコドコドコってABSユニットがうなりながらターンインに向かうと
キチンとフロント荷重をかけているとリアがドヒャーって流れます。

純正のデフ玉だと思いっきりハデに流れます。

弊社製機械式のLSDだと純正のデフ玉よりはかなり抑えられます。

もっと抑えられるならもっとツッ込めるって画策して今回ターンインでの
デフの効きを1ランク上げたもくろみはみごとハマりました。

ベースグレード純正F225/50R18とR245/45R18なので
流れるには流れますが純正デフがかなり唐突にドヒャーって流れるのに
対して今回のデフ玉ではリアの流れ出しが穏やかです。

1ランク上のツッ込みを達成できる強力な武器になる・・・・・のか?

イイことばかりでは無いんですね。

ココ難しくなった。

 

 

ココも曲がらなくなった。

 

 

アクセルオフで積極的にフロント荷重をかけてヨーを発生させて曲げるって
手法は基本中の基本だと弊社では考えています。

ターンインでの効きを1ランクアップしたデフ玉では良く言えばリアは
安定します。

だから1ランク上のツッ込みを達成できるんです。

悪く言えばリアが引っかかり過ぎて曲がることをクルマが拒みます。

より積極的なヨーの発生を仕掛けてかないと曲がりにくいって印象だけが
残ってしまいます。

総括するにはもうチョイ検証が必要です。

ベースグレード純正F225/50R18とR245/45R18でも
35秒8は出ました。

次回は今シーズンから使っているGoodYearEagleってタイヤに
戻して検証してみます。

どっちのデフがイイのか・・・・????

そんなカンタンな結論ではありません。

 

 

 

 

 

進化が止まらない、いや、止めてはいけないネタ、その4

いいですね~~~。

この眺望、大好きです。

 

 

デフとECUとアシのテストに行ってきました。

 

 

いや~~予想以上に結果が良かったです

でも、イイ加減デイライト付けとけよ ヾ(ーー;)

弊社が一貫して採用している開発手法。

工学的理論

 ↓

仮説

 ↓

テスト、検証

 ↓

フィードバック

 ↓

テスト、再検証

 ↓

実証

 ↓

製品化

一貫して堅持してきた手法が結実した喜びのひとときです。

詳細はまた明日にでも・・・・。

体力・・・無いモンで・・・・・・疲れた・・・・ ヘ(_ _ヘ)

さ、お客様のクルマを仕上げなければ。

 

進化が止まらない、いや、止めてはいけないネタ、その3

フラっと富士にでも行って来ようと企んでいます。

ショート1本、本コース1本走ってきます。

もちろん2号機のテストです。

今回の主たる目的はデフの仕様変更がどのように走りに影響するのか?

もうひとつ、せっかく本コース走るならもう1ランクA/Fと点火時期を
攻めたECUデータを試してみたいです。

4速、5速、6速全開なんて富士の本コースくらいしかできないです。

アシは今回は仕様変更をしないで前回にテストしたQuantumの
確認に留めておきます。

デフとアシって別々に仕様変更をしないとわからなくなっちゃいます。

以前にも書きましたが今回のテストではタイヤを敢えての純正で行きます。

コレまたオニグリップタイヤなんかで行っちゃうと気づくはずだったモノも
わからないってこともあるんです。

ベースグレード純正のF225/50R18とR245/45R18です。

コカコーラや100Rなんてハデに流れるでしょうね。

今回のデフの仕様変更点は進入時の安定性を向上させることが目的です。

こう書くと良さそげですが負の可能性としてはアンダーです。

デフのセットを変えてリアをより安定させる方向でチューニングしました。

だからベースグレード純正のF225/50R18とR245/45R18で
テストするから動きがよりわかりやすくなるんです。

ンまく行けばターンインでもっとツッ込めるようになるでしょう。

イイことよりも負の側面が大きく出てしまったらアンダーでゲッ曲がらない
ってことにもなりかねません。

プッシングアンダーはクルマにモンダイがあることが多いですがターンインで
アンダーは割と乗り方で修正できることが多いです。

乗り方でナントカなるアンダーならもうチョイこのままのデフのセットで
イロイロと試してみたいです。

どうにもならないほどのどアンダーだったらデフの仕様を元に戻します。

それにしてもどう出るかが楽しみです。

 

進化が止まらない、いや、止めてはいけないネタ、その2

ガソリン上がってきましたね~~~。

確か7年位前に180円だったと記憶していますがこのままだと記録を
間違いなく更新するでしょうね。

180円の内、半分は税金ですから。

今週末の総選挙で事実上の日本の未来が決まります

沈みかけた日本丸をギリで立て直せるのか? それともトドメを刺すのか?

自民公明が過半数を取ったら確実に日本はタイタニックです。

我々世代は諦めがつきますケド・・・・。

ホントに楽しむなら今しかありません。

昨日3種のスプリングを書きました。

1,200LBS (21.4Kg/mm)
1,300LBS (23.1Kg/mm)
1,400LBS (24.9Kg/mm)

アシのハナシってあんまり書きたくないんですよね。

ノウハウのカタマリですから。

以前にも書きましたがご自身でも筑波を56秒で走られる外車スポーツカー
ショップのオーナーさま、弊社の技術に感嘆して下さったことがあります。

ほとんど世に出ていない技術です。

こうやってエラそうに書いていますが世界を駆けずり回って得た情報です。

例えば弊社が使っている2種のスプリング。

1,200LBS (21.4Kg/mm)
1,300LBS (23.1Kg/mm)

実は2種どころじゃ無いんですね。

よくありがちな車高調について語り合うアルアル。

スプリング何キロ? 何段調整?

芯を喰ったギロンとは程遠い茶飲みハナシとしか弊社には映りません。

それを聞いたところで・・・・・・。

例えば1,300LBS (23.1Kg/mm) 1本取り上げてもアメリカの
Hypercoでは4種類リリースしています。

もちろん4種類も製造、販売するには確固たる理由があります。

その理由をキチンと理解して正しい1,300LBS (23.1Kg/mm)を
選択するのか? それともなんとなく選んでしまって正解では無いセットで
乗ることになってしまうのか?

重大な岐路だと弊社では考えています。

もちろん弊社では安くはない弊社製のアシをお買い上げ下さるお客さまには
キチンとご説明差し上げますがフシギな現象があります。

弊社のことを全面的にご信頼下さるメンバーやお客さまはこうなります。

あ、イイです。信頼していますから。

ある意味こっちの方が弊社にはプレッシャーですね。

結果として感動してくれればそれでイイ、ってことですから。

で、弊社はこうお答えしています。

ハードル上げてお待ち下さい

進化が止まらない、いや、止めてはいけないネタ、その1

2号機のデフのテストに行こうと画策しているのでお客さまのクルマを
作業してから夜な夜な2号機を手掛けています。

結果が想定通りだったら次にアシをもっと熟成させます

大げさに聞こえるとは思いますがQuantumにはとても大きな可能性を
感じます。

B社ではできなかったことがどんどん実現しています。

来週にはお戻し予定のU田さまのクルマ、ちょっと乗り心地が良すぎて
イイ意味で拍子抜けしています。

ちゃんと想定通りスパスパ曲がるし真っ直ぐ走るしワダチにも取られないし
とても満足行くデキではあるんですが・・・演出と言えばイイんでしょうか
もうチョイ・・・らしくしたいな~~~って感じています。

っつ~~~ワケでメインスプリングを1ランク上げてみようっと。

現在の弊社の在庫です。

 

 

1,200LBS (21.4Kg/mm) が8本

1,300LBS (23.1Kg/mm) が8本

1,400LBS (24.9Kg/mm) が2本

サーキットガンガンのお客さま用には1,300LBS、ストリートメインの
お客さまには1,100LBSで両方が1,200LBSでした。

それがQuantumでちょっと崩れそうです。

乗り心地がイイからもうチョイ攻められると想います

2号機テスト用に取っておいた1,400LBSってのもアリかも?

弊社が考えるサーキット専用では無く日々のドライビングにもワクワク
そんなクルマ造りを推進しているので乗り心地とサーキットでの高度な
パフォーマンスとの融合、とてもとてもタイヘンです。

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その23

いろんなお考えがあるとは思いますしもちろんハナっから否定すること無く
一定の尊重はしていきたいです。

機械式LSDを最初っから入れて練習した方が乗り方を変える必要が無いので
近道なんじゃないか? ってご相談をとても良く頂戴します。

ひとつの考え方だと思います。

弊社が80SupraやFDで走っていた頃、もちろん今ほどの知識もなく
筑波本コースを走り込んでいましたがどうしても最終のプッシングアンダー
に悩まされてあ~~でもないこ~~でもないってイロイロと手を付けてみて
到達した決めてがデフでした。

今となってはなんであんなことに陥っていたのか? ってのは手に取るように
わかります。

経験

これほど強力な武器はありませんね。

鈴鹿支部長のI田さま、弊社で機械式LSDを取り付けて初めて南コースを
走った時のご感想が思っていたのと違う・・・ちょっと手ごわいです・・・

コレ、割とアルアルです。

同時期に同スペックのLSDを取り付けて富士ショートでシェイクダウンの
Pさんは昨シーズンの5分山ZIIIでベスト更新。

そして弊社LSDを絶賛して下さってより乗りこなせるように研鑽中です。

コレって弊社が考えるには経験値の差です。

昨シーズンから本格的に売出し中のI田さまとても熱心に積極的にイロイロ
吸収中です。

サル走りを卒業したら弊社が提唱する考えて走ると言うこと。

それを忠実に具現化して下さっております。

最近のI田さまは雨を狙って鈴鹿に走りに行っています。

これでまた経験という引き出しも蓄積できますしウェットでアクセル開度が
上がってより高度なコントロール性も身に付けられると思います。

そうなると次回のドライでは難なく分切りを達成できることでしょう。

もちろんアジアンタイヤですよ。

これこそ弊社が提唱する運転技術が1ステージ上がったと言うことです。

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その22

日曜日も朝から大車輪でした。

朝イチでN村さんと打ち合わせ、そのあとにK池さまが来社で午後には
先日に富士ショートデビューを果たしたS巻さまが次回の走行に向けて
オイル交換でご来社です。

S巻さま、それはそれは楽しんで下さったとの事でして

できるなら毎週走りたい

っておっしゃって下さいました。

前回は課題も見えました。

ひとつひとつ解決に向けて始動です。

弊社が無闇に機械式LSDをオススメしない理由ってのがあります。

おカネのかかるハナシです。

今、ソレをやっても・・・

こっちが先でしょ

ってのがいっぱいある世界です。

初めて富士ショートで弊社の練習会にご参加下さった数々のメンバーが
第一回目で機械式LSDが無いとダメですね~~~ってことにはお一人
だって無かったです。

それよりも圧倒的にアシだったりブレーキだったりに付帯する課題が
いっぱい見えてきます。

曲げられない

止められない

なんかピンと来ない人もいるとは思います。

イメージが湧かないですよね。

曲げられないってナニ?? 止められないってナニ?? だと思います。

それがコースを何周かしただけで痛切に思い知らされます。

特に富士ショート、鈴鹿南、タカタはわかりやすいです。

1発目で全然できなかったことを練習、研鑽を積んで行くことでのみ少し
ずつですが技術が向上していきます。

すると今までにできなかったことができるようになってきます。

ある程度、できるようになってくるとまた次の課題が突きつけられます。

昨日、チームメンバーのK林様がご来店でそんなハナシをさせて頂きました。

先日の練習会で35秒3までベストを詰めたところで純正ブレーキが終了。

誰もが通る通過点です。

36秒37秒では起きなかったことが35秒では起きてきます。

取りあえず弊社で保管していた純正キャリパーをOHして移植しました。

34秒が視野に入ってくるとこんな延命措置は無益ですしサル走りは
できなくなります。

そんな状況になることは35秒3と言うベストに達するまでは知識自体は
あったとしても実際にどう終了するのか?ってのはなかなか判らないです。

アシも同じです。

弊社では練習会にご参加下さるお客さまの走りを判断してアシの変更を
積極的に行っております。

どアンダー、強リバースステアの純正から弊社のアシに変えるととても
乗りやすくなります。

ちょくちょくココで出てきますが乗りやすいアシってナニ??ってなります。

コレまた走ってみれば1発で解りますが逆な表現をすれば走らなければ
イメージって湧かないです。

乗りやす~~い、楽し~~~でもイイんですがそれだけでは36秒のカベを
越えることができません。

ソコからは乗りやす~~い、楽し~~だけでは無く考えて走ることが必要で
ひとつひとつ課題を達成して下さったメンバーには次のステージのアシを
ご提供しています。

デフも全く同じだと弊社では考えています。

先日も書いたようにアシ、ブレーキ、デフは三位一体です。

今月納めさせて頂いた3台の機械式LSD、Pさん、N田さん、I田さん、
一様に乗り方を変えることの重要性を語っております。

雑誌やメディア等で散々語り尽くされている機械式LSDですが実際に
コースを走ってみると雑誌やメディア等で得られる知識とはちょっと
違うってことにも気が付きます

アシやブレーキにたっぷりと投資をしてそのパフォーマンスを享受して
使いこなす方向からでないと機械式LSDの真価ってわからないまま
終わってしまう危惧だって捨てきれないって弊社では考えます。

機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その21

先日、20年近く連れ添った某B社から2号機のアシをQuantumに
変更していろんなことがわかりました。

思えば世の中でフツーに手に入るサスペンションキットってのをほとんど
試してきましたし、お客さまのクルマに取り付けてある様々な車高調でも
そのパフォーマンスってのを賞味することができます。

弊社扱いのQuantumCircuitConceptSPEC車高調
とても堅調で年内にあと10セットは入荷予定です。

これでトータル30セットです。

Quantumの創業社長M氏もとても喜んで下さってとてもイイ関係が
構築できていると思います。

そうなると以前から弊社のB社車高調をお買い上げ下さったお客さまは
おもしろくありません。

そりゃそうです。

ソコはちゃんと考えていますって。

アシのハナシ??

いやいやいやいやいやいやいやいやいや

デフのハナシです。

弊社ではアシ、ブレーキ、デフって三位一体と考えています。

もうちょっと書くと相応の運転技術も付け加えなければなりません。

プロや上級者がプロデュースしたアシって初級者には乗りにくいってことが
多々あります。

プロドライバーがたやすくできることを初級者はできないからです。

タイムがソコソコ出ちゃうとどうしても自分は中上級者って思いたい気持ちは
とてもわかりますが自分も含めていかにイロイロできていないかって客観的に
冷静に判断できるのか? ってのがとても重要だと弊社では考えています。

わかりやすいのがウェット路面です。

アンダーは出すわオーバーにはなるわスピンはするわ。

こんなにヘタだったかって再認識できます。

そもそもアクセル開度が低すぎてそれすら出ないってことだってあります。

さて、いつもココで書いていますが例えば富士ショートを40秒、鈴鹿南を
1分5秒からソコソコタイヤで練習を始めて1秒縮まってくるとイロイロと
見えてくるものがあります。

弊社が推奨するサル走りを卒業したら今度は考えて走ることが必要です。

ソコソコタイヤで速い人と一緒に走るととても勉強になります。

あの人にできることが自分にはできない

絶対にやってはいけないことがタイヤのグレードを上げる

と、弊社では考えます。

このハナシ、長くなるのでその内また書きます。

ソコソコタイヤで走り込んで行くとイロイロと壁にぶつかります。

あの人がスッと曲がれるコーナーが曲がれない

あの人が踏んでいけるコーナーを踏んでいけない

コーナーひとつ抜けるとあの人がずっと前に行っちゃう

フルブレーキングであの人に追いつかれる

ホントにイロイロあります。

くれぐれもソコソコタイヤのハナシですよ。

それにキチンと向き合って次の課題を抽出して次に生かせるのか? それとも
次も同じことを繰り返すだけなのか?

それによって1年後2年後が大きく変わってきます。

そうは言っても現状の自分にナニが足りないのか? って冷静に客観視を
やって下さいってのもかなりムリがあります。

じゃあどうすりゃイイねん (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その9

今シーズン、まだまだシーズンが始まったばっかなのにデフトラブルが
原因のクルマが次から次へと入庫で弊社はしっちゃかめっちゃかです。

あと、ブレーキトラブルも同様に多いです。

1シーズントラブル無く走り切ることの難しさを痛感しています。

対策がキチンとなされていればこれほどカンタンなハナシは無いんですけど
そうは言ってもソコソコおカネのかかるハナシですからとても難しいです。

何回もココで書いていますが10秒なら起きなかったことが6秒になると
起きてくる、さらには4秒になるとバンバン起きてくるんです。

今月、4台目のデフ関連の入庫でまた違った側面のデフトラブルについても
弊社としてはデータとしてキチンと蓄積しています。

デフオイルクーラーが付いているにも関わらずデフを壊す

弊社でデフ周り一式を手がけさせて頂いた多くのお客さまはデフトラブルは
一切ありません。

12万キロサーキットガンガンのPさんのデフを丁寧に検証しています。

一方、デフトラブルで入庫しているデフを丁寧に検証しているとやはり
一定の傾向はあります。

デフオイルクーラーについてはもう何回もココで書いてきました。

工賃を含めて安いモノでは無いのでちょっとまだ予算が・・・・って人は
温度計を必ず付けましょう!!

弊社では温度計、デフオイルドレンプラグセンサーアダプター一式で
17,800円で販売しています。

金属って温度が上がると2次曲線的に摩耗は進みます

ストリートで制限速度+αくらいならデフオイルの温度は100度にも
達しないので全くモンダイありませんがサーキットならハナシは全く
変わります。

コースにもよりますが速い人なら15分で150度をオーバーすることも
珍しくありません。

結果は明らかに見えています。

今回は機械式LSDを取り付けた後のオイル管理について語ってみます。

多分、良くないイルで壊したパターンって少なく無いんじゃないか?って
最近は強く感じてしまいます。

以前にも書きましたが弊社はオイルメーカーさんとの癒着は一切ありません。

イイ物があればとっとと乗り換えるのがCircuiotConcept流

メチャクチャ安いオイルを入れている人ってほとんどいないとは思います。

皆さん、最低でもソコソコのオイルは入れているとは思います。

なんかデフブローの駆け込み寺みたいになっちゃってる弊社ですが
これだけデフのトラブルを診てくるとある共通点に気がつきます。

そのひとつがデフオイルです。

そのデフオイル、ダメですよ

って書きてぇなぁ~~~。

いくらデフオイルが汚れてるって言ったってこうはなかなかなんねぇだろ
ってなくらいにデフオイルがヘドロ状。

EGブローの時と共通していますが金属と金属がこすれあう所には潤滑が
必要なのはわざわざココで書くまでもありません。

その潤滑が適正に作用していないと・・・ってハナシです。

先日のネタのクランクシャフトだとこうなります。

 

 

デフだと・・・・

まずピニオンベアリング大がジョリジョリになっちゃっています。

フリクションプレートが焼きついちゃってんじゃ無いの? ってくらいに
バッキンバッキン言っちゃってるようなデフから出てきたデフオイルも
まず間違いなくヘドロ化しています。

知識や経験が豊富で無いオイル交換屋さんやスタンドあたりでこだわりもなく
安いデフオイルを選定するとこう言うトラブルも多いようです。

知識や経験の豊富なショップさんだとそもそもそんなオイルはハナっから
入れないと思いますしデフからそんなヘドロ化したオイルが出てきたら
そのまま放置なんてこと無いと思います。

多分。

デフを壊すときってデフオイルが原因ってことかなりあるようです。

 

まずは富士ショート40秒、鈴鹿南を35秒から始めましょうネタ

おとといの富士ショート、Z34S巻さま、V36M山様が初走行でした。

お二人とも弊社とのお付き合いはソコソコ長いのですがサーキット走行は
やっと実現できたってトコです。

もう何名ものチームメンバーが初走行を経験して下さってそれからご成長を
遂げて下さっております。

誰もが初走行ってのはあります。

弊社では初めての走行でお伝えすることはたった一つです。

今日は安全に無事に帰りましょう

です。

ナニそれ? ってなるかもしれませんがとても大事なことです。

一発目からトラブルと楽しいはずの初走行に水をさしてしまってイヤな
思い出しか残らなくなります。

思えば20年以上も前のカビが生えたようなハナシですがスキーに初めて
連れて行った人が初滑りでケガをしてしまうともう2度と来なかったって
記憶しております。

安全に無事に帰りましょうって言ったところでソコは30分サル走りです。

ストリートや峠道をガンガンに走るよりはまだ過酷です。

で、その30分初サル走りでもちゃんと見えてくるものがあります。

タイヤの空気圧がジャンジャン上がるってのはストリートでは経験できない
ことですしコレまたストリートでは経験できないほどのドッカンブレーキも
いともたやすく経験できます。

もちろんM山さまもS巻さまもとても楽しんで下さいまして早くも1回目で
次への課題が明確になりました。

まずはやはりクルマを壊さないためのもう一歩進んだ対策も見えてきました。

水温106度    w|;゚ロ゚|w

壊すホントに一歩手前です。

っつ〜〜か今回は壊さなかっただけのハナシで各部にダメージを与えている
ことは確実です。

先日アップしたトラブったウォーターポンプもその一つですね。

高温にさらされる機会や時間が多ければ多いほどゴム系の劣化は加速度的に
進むってことです。

どうしてもおカネのかかるハナシなのでアレもコレもってオススメすることは
憚られるので現状でできる費用対効果の高いモノから順次、対策していくしか
ありません。

純正バンパー、純正ボンネットの組み合わせは水温には最も不利です。

そうじゃなきゃ誰も弊社の高っかいバンパーやボンネット、誰もお買い上げ
下さることは無いと自分でも感じています。

おとといの練習会ではPさんがデフ周りの刷新だけでなく弊社のボンネットも
お取り付け下さいまして30分クーリング無しの全開アタックでも水温は最高
93度と安定しているだけでなく、30分サル走り後のEGルーム内の温度が
とても低くて感激して下さいました。

それくらい劇的な効果がある弊社の製品ですが、どうしても価格が・・・・

っつ~~~ワケでさすがに弊社のバンパーやボンネットほど劇的な効果は
見込めないもののソコソコ効果があるモノをご提示させて頂きたいと
考えております。