今さら感は否めないですがブレーキの前後バランスについて追求しています。
言い訳がましくなりますがZ34V36は純正が圧倒的にフロントの容量が
不足しているのでまずはフロントを強化することが必要条件なんですが
いつもココで書いている充分性を満たしているワケではありません。
それがシーズンも終りに近づいていますが今シーズンは多くのメンバーの
クルマで露呈しました。
これまた耳タコで申し訳ありませんが純正ってのはそれなりに考えられていて
エラいことにはならないように特に安パイの道を選択しています。
パーツを交換するということは少なからずそのバランスを崩してしまいます
ブレーキを例に取ると圧倒的に容量が足りないフロントを強化すればまずは
効くようにはなります。
でも、モノによってはカックンブレーキになったりABSが誤作動したりと
純正のほうが良かったんじゃね? ってブレーキにも少なからず拝見させて
頂きました。
危険な部類もありましたね~~~。
弊社のブレーキシステムはご存知の通り多くのユーザーさんがSNS等で
発信して下さっております。
そして多くのメンバーさんが運転技術の向上と共にターニングポイントに
さしかかっていることも今シーズンの大きな収穫です。
繰り返しになりますがメーカーがそれなりに考えて構築したブレーキの
前後バランスを悪い言い方をすれば崩すことになります。
フロントを強化すると言うことは必然的にノーズダイブが大きくなります。
つまり純正状態よりも前が沈むんですね。
前が沈む = 後が浮く
ってことになります。
久々ですが弊社が提唱してきた消しゴムの理論ってヤツでリアの制動力が
落ちることになるんですね。
で、その崩れたバランスはある程度はパッドで解消してきました。
V36M山さんのレポートにもあったようにリアのパッドLEVELを
1ランク上げるとフロントのキャリパーの温度が下がったとのことです。
それでいてブレーキングGは前よりも向上しています。
つまりフロント一辺倒の仕事をリアにも少し負担してもらうってことで
結果は良好とのことです。
来シーズンに向けてI田さん、I町さん、M上さんは1.4Gを目指します
これまた繰り返しになりますが
工学的なクルマ造り
理論に基づいたドライビング
情熱
この三位一体が運転技術の向上には不可欠だと弊社は提唱してきました。
来シーズンに向けて弊社が一層ガンバルところですね。
実はもうプロジェクトは進行しているんですけどね。