月別アーカイブ: 2021年12月

開発って・・・・ネタ、その1

マヂか   ▄█▀█◯

またまた首都高が大幅値上げ。

1,320円がナント1,950円

これは応える・・・・。

もう競争が無い独占だからどうにもなりません・・・・・。

給料や収入が上がった人ってどれだけいるんだろう???

ココ数ヶ月でいろんなモノの価格が爆発的に上がっています。

自民公明の現政権が一般庶民なんて全く眼中無いのはわかっていたけれど
どんどんヒドくなって行く・・・・。

お取引業者さんからこの時期に届くメール、年末年始の休暇案内ですが
今年は値上げのご案内だらけ。

10%から20%の価格上昇のようです。

原材料が上がってさらには物流コストも上がってるってハナシなんですが
さらにさらに首都高料金がこれだけ上がると送料も上がります。

グチってもしょうがないのはわかっていますが・・・・

ま、前に進みます。

以前にもご紹介したコイツ。

 

 

左が由緒正しいQuantum純正で右が暫定品です。

さすがこだわりのQuantumでもスプリングの内径や弊社が採用する
スプリングトーションレリーズベアリングの内径までは考慮されていない
ので、ちょっとガタがあるんです。

弊社的にはそれがイヤだったんですね。

ピッタリに作らないと気が済まない弊社がオーダーしたのがコレです。

ど~ですか?

Quantum純正に勝るとも劣らない肉抜きのこだわりです。

もちろんHypercoの内径にピッタリ合わせたのでガタとは無用です。

来週には上がってきますのでアシをお待ち下さる多くのお客さまには
順次、デリバリーさせて頂きます。

雨の富士ショートに想うネタ、その3

アシの熟成ってナニやってんの??

ってタマに聞かれることがあります。

3年くらい前のネタにアシはほぼほぼ完成形って書いちゃったことがあります。

今となっては・・・・・

ご存じの方も多いとは思いますが当時は外注に任せていて弊社には現在ほど
知識も技術もありませんでした。

ま、他にもイロイロあったんですが弊社でイチから手掛けるようになって
さらに奥深い世界が見えるようになると同時に、セットをもっと細かく
設定できるようになるとこれはこれでとても楽しいです。

弊社のアシはオートクチュールです

お客さまの数だけ仕様があると言っても過言では無いくらいお客さまの
ターゲットやタイヤ等によってセットを設定しています。

おととい書きました

タイヤのグリップが上がる

  ↓

コーナーの速度が上がる

  ↓

ロール量が増える

  ↓

タイヤの接地面が変わる

タイヤの接地面が変われば最大グリップから外れることを意味します。

タイヤの性能をできるだけ100%引き出すためにはタイヤの接地面は
とてもとても重要だと弊社では考えます。

アジアンタイヤを卒業して1ランク上のタイヤにステップアッブしている
チームメンバーが増えてきました。

そうなると当然ですがセットを変える必要が出てきます。

弊社の練習会では毎回のように誰かしらのクルマを現地でイヂくっています。

同じ練習量で最大の効率をタタキ出すためには弊社は積極的に取り組んで
その結果、運転技術の向上につながってくれればと感じています。

雨の富士ショートに想うネタ、その2

いろんな仲間に聞いてみました。

先日の富士ショートでの弊社の失敗例、こんな時どうする?

すると大半が

あきらめる

だそうです。

ちょっと安心しました。

でも弊社はそんな助言の中に一筋の光明を見出して、次につなげることが
できそげなアイデアが浮かびました。

やっぱり経験ってとても大きいです。

その経験を活かすも殺すもは弊社にかかっています。

何かとおカネがかかる世界です。

そんな中で費用対効果を追求し続けています。

こんなん買うんじゃなかった・・・・・

ありがちです。

先日の弊社の失敗を大きく活かしたいです。

いろんな選択肢があって然るべきだと弊社は考えます。

その選択肢の中から実際に選ぶのはお客さまです。

それを選んだお客さまにももちろん選んだなりの責任は発生します。

これだけの高度情報社会です。

騙された・・・・

ってのはちょっとどうなのかな~~?? って感じてしまいます一方、
ネットの間違った情報の氾濫には辟易としてしまうことは否めません。

弊社の製品をお選び下さったお客さまにはもちろん弊社は責任を負います。

年内にはあと3回はサーキットテストを予定しております。

弊社お得意さまのN須さま、N村さま、T井さま、M上さま、K田さまの
シェイクダウンだってメジロ押しですから。

サーキットをキモチ良く走り抜けてさらには運転技術を向上させるって
こう書くとカンタンそうですが現実はとてもハードルは高いです。

実際にどハマりしている人が多いことが証明していることになると思います。

いつもココで書いています。

タイム命は遠回りだと弊社は感じます。

それを雨の富士で再確認しました。

 

 

雨の富士ショートに想うネタ、その1

オミクロンって大したこと無いってアメリカが公式に発表しましたね。

規制を早く撤廃してくれ~~~。

先日の雨の富士ショートでのテストが全然ダメだった点をキチンと回顧して
みるとわかってきたことがありました。

それを深堀りしていくとこれまたあることに気が付きました。

あることばっかじゃわからん (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

ま、アシのハナシだから具体的なことは書けないんですけどね。

でも一般論からもうチョイ語ってみようと思います。

発端は鈴鹿支部長のI田さまからです。

1年半に渡って着々と成長を遂げて下さっておりますしホントに少しずつ
ですがタイムが縮まってきています。

が、まだまだI田さまの意識は通過点の一つです。

何回もココで書いてきましたがタイムが縮まってくると今まで起きなかった
ことが起きてくることが多々あります。

わかりやすいのがブレーキですね。

今までだいじょぶだったことがタイムが縮まってくるとダメになってくる、
それを多くのメンバーが経験してきて適正にステップアップをしています。

ダメな状態で練習を続けたところで・・・・

上達どころかストレス溜めに行ったようなモン・・・・ だと思います。

で、アシのハナシに戻します。

特にアシのセットはドライバーさんの技術と三位一体でセットする必要性を
強く感じるこの頃です。

概ね絶賛をして下さることが多い弊社のサスペンションキットです。

それでも同じサーキットでラップが3秒も4秒も縮まるほどの上達を遂げて
次を狙うとなるとやはり次のセットって必要性を痛切に感じるこの頃です。

特にタイヤのステップアップ時は顕著です。

アジアンタイヤでコントロールを習得することを弊社が推奨してメンバーが
忠実に励行して下さった結果、上達を遂げて下さるとやっぱり次はタイヤの
ステップアップってことは必要条件になってきます。

052や71RSの前にアジアンタイヤとの中間を弊社で推奨していますが
単純にタイヤのグリップが上がると基本はアンダー傾向になります。

もちろんアンダーになった分、相応に曲げる技術ってのは必要になるとは
思いますがそこはCircuitConceptです。

タイヤのグリップが上がる

  ↓

コーナーの速度が上がる

  ↓

ロール量が増える

  ↓

タイヤの接地面が変わる

アタリマエっちゃあアタリマエなんですけど弊社はそのタイヤの接地面が
変わるってことを看過したくはありません。

これからどんどんQuantum化が進むのを良い機会に1ランク上の
キメ細かいセットを目指してさらにテストを続けていきたいと思います。

あ~~~カネがかかる・・・・

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、では無いな・・・

オリンピックの外交的ボイコット、アメリカの顔色伺って同調しないでくれ。

ってもやっぱりカナブン政権はやっちゃうんだろーなー。

確かに中国がやってることは褒められたモノでは無いとは思いますが
そもそも日本ってそんなに清廉潔白な国家か???

自民党の新潟県連の裏金要求モンダイの方が日本国民にとってよっぽど
大きな事件だと思いますし中国の人権問題なんていったいどのツラ下げて
糾弾するのやら・・・・

マイナビがやらかした大東亜以下モンダイ。

これも大企業が秘密裏にやってた大きな差別だと思いますけどね。

結局のところ締め付けって回り回って我々のような一般庶民に来るんです。

雨の富士・・・・

リアのツチノコスプリングを取り去ったテストに行ったんですが・・・

全くテストになりませんでした・・・(TT)

ひとつの経験になりました。

ウェットはキライじゃないどころか進んで行くくらいなんですがテストと
なると全く別のハナシでした。

開発って難しいですね。

ンまく行かないことだってやっぱりありますよ。

さ、仕切り直しです。

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、その6

コレ、弊社をご贔屓にして下さるあの高級外車コンパクトスポーツカーの
アシです。

 

 

勘のイイ人ならお気づきでしょうが弊社でアシを開発しています。

もちろんご自身で55;4なんてトンデモ無いタイムで筑波の本コースを
走られるくらいのスペシャリストです。

そのオーナーさんが弊社にアシの開発をご依頼するにはそれ相応の理由が
あります。

特にほとんど世には知られていない弊社のテクノロジーにご賛同下さいまして
是非、やってみたいと言うご要望です。

ショップさんが今まで使っていたブランドを変更するのってタイヘンです。

ホンモノを知るオトコがホンモノを追求する

至ってフツーのことなんですけどね。

こうやって改めて見るとなかなか鈴鹿ショート、テクニカルなコースですね。

 

 

漫然と周回を重ねるのと考えて課題を克服しながら走るのとはいずれ大きな
違いとなった結果となるのは間違いないですね。

今回、ちょうど弊社製Quantumベースサスペンションキットご装着の
U田さまと支部長I田さまが一緒に走ることによって開発エンジニアとして
とても貴重な経験をさせて頂きました。

上記のようなテクニカルコースをもっとリズム良く駆け抜けられるためには
ナニが必要かもわかっていますし、もうその資料とデータは昨日イギリスに
送りました。

ちなみに弊社製Quantumベースサスペンションキット、従来の
Bilsteinベースよりも乗り心地イイです。

それで運動性能は上なんだからアシって奥が深いですね。

 

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、その5

S字ってとてもわかりやすいです。

鈴鹿ショートだけで無く富士ショートにもありますし筑波の本コースなら
ダンロップから80R、鈴鹿の本コースならそこいら中です。

サスペンションセットのカナメのひとつと言ってもイイと考えます。

1つ目のコーナーを曲がることをだけを重視しすぎると2つ目は確実に
失敗しますしS字をトータルで捉えると押さえどころはとても多いです。

S字をキモチ良く上手に駆け抜けるためにはもちろん相応の運転技術は
必要ですがクルマ側のセットのさらなる重要性も改めて認識できました。

I田さまだって昨シーズンから練習を積んで鈴鹿ショートではアジアン
タイヤで念願の分切りを達成できて本コースも着々とタイムを縮めて
きました。

このままのセットでももちろんさらなる上達を見込めるとは思います。

しか~~し、ソコはCircuitConceptです。

同じ練習量なら道具が優れていた方がより上達度も大きいと考えます。

そりゃね、Quantum買ってくださいってのが早いんですけどさすがに
それは違うなって弊社では感じてしまいます。

Quantumじゃない弊社のアシをお買い上げ下さった多くのお客さまも
同じキモチだと思います。

だから現状であんまりおカネがかからなくて効果が大きい仕様変更をして
今シーズンは乗り切ろうと考えております。

以前とは比較にならないほどのアシへの造詣が深いです。

と、ワクワクしてお待ちになってもらうとしましょう。

 

 

 

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、その4

いつもココで書いています。

2台乗り比べれば誰でもわかる

そうは言ってもなかなかそんな機会って無いですね。

特にアシ、ブレーキ、機械式LSDが顕著にわかりやすいです。

先日の鈴鹿ショートはある意味、とても得るモノが多かったです。

S字ってのがさらに良かったのカモ? です。

先行するU田さまをI田さまが追いかけてS字に突入するとナニが起きるか?

まずはスッと曲がるU田さまに対して若干ですがロールアンダー気味を見て
取れるI田さまの進入です。

そして最大は揺り返しです。

弊社が理想とするミズスマシのようなコーナーリングをU田さまが限りなく
具現化して下さる様子を拝見するとやはりI田さまのアシはアップグレード
の必要性を感じざるを得ません。

それにしても開発している自分で書くのもなんですがU田さまのアシって
I田さまのアシよりもスペック的には柔らかいんです。

それにはU田さまたってのご希望がありました。

フォーミュラまてご経験でしてストリートスポーツカーもPorscheや
RenautMeganeRS等のご経験も豊富です。

イロイロとご経験を積み重ねてこの先はガツガツとタイム命というよりは
ゴルフエクスプレスも含めて楽しく快適にワクワクするハンドリングを、
さらには鈴鹿でもちゃんとしたパフォーマンスをって言うご要望でした。

タイヤだってZ34ベースグレードレベルです。

コレってかなりハードルは上がります。

でも、弊社にはちょっと自信はありました。

自信って書くとちょっとだけ語弊がありますが実は弊社がず~~~~~っと
追求してきたアシと同じ思想だからです。

車高ペッタペタ、キャンバーガッツリ、オニグリップタイヤ

3種の???

弊社も以前はやってましたよ。

ホントにイロイロと経験してきてやっとたどり着いた弊社の理念です。

それにご賛同してくださったU田さまにはご提案は割とスムースでした。

いつもココで書いていますが弊社の最大の利点は

工学的アプローチ

キメ細かくメイン、テンダー、ヘルパーを設定してその特性に合わせた
さらにキメ細かい減衰特性を特注したショックアブソーバーの弊社製の
サスペンションキットを具現化できた、それだけのハナシです。

さて、それがS字でどう具現化できたか? ってハナシでした。

 

 

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、その3

GoPro持って行くんだった。

まだ途上とは言え弊社が今持てるテクノロジーを注ぎ込んだQuantum
ベースのアシを搭載するU田さまと弊社初期モノBilsteinのI田
さまのクルマ、動きをじっくり観察することができました。

特にココはとても勉強になりました。

 

 

やっぱり意のままにクルマを操るってのは理想です。

そうは言っても書くのはカンタンですが具現化はそりゃあタイヘンです。

U田さまのクルマが外から見ていてもヒラリヒラリとスッてカンジで
駆け抜けていくのに対してI田さまのクルマは1テンポ遅れるような
カンジが見受けられます。

U田さまはフォーミュラと言う上級モータースポーツご経験者ですので
荷重のかけ方やステアリング操作が上手な点を考慮しても外から見ると
まるでU田さまのクルマが100Kg以上も軽いんじゃないか? って
印象を受けるような動きです。

何でそうなるかは今では手に取るようにわかります。

そうなると今シーズン鋭意売出し中、鈴鹿支部長のI田さまのテンションは
下がります。

そりゃそうです。

I田さまだけでなく弊社にご期待下さってお買い上げくださった多くの
お客さまだって同じキモチだと思います。

ソコはCircuitConceptです。

ちゃんと考えていますって。

ところでI田さまのテンションを上げなければなりません。

結論はたった一つですよ。

それだけじゃ無いんですね。

U田さまのクルマもさらに全体的に底上げするネタも進行中です。

あ~~~タイヘンだタイヘンだ。

 

西の聖地、鈴鹿に想うネタ、その2

歳喰ってくると次の日がとっても応えるな~~~。

今月は富士と筑波とあと3回か4回です。

昨日の鈴鹿は主たる目的がU田さまのクルマをシェイクダウンさせることで
その目的はおおむね達成できたっぽくU田さまもご満足下さいましたので
安堵のひとときです。

思い返してみると昨シーズンの終了間近に同じ鈴鹿のショートで冷却系と
アシに大きくご不満を訴えましての弊社に入庫となりました。

他のチームメンバーが30分サル走りを何本も敢行できるのを横目に確か、
10分ほどしか走れなかったと記憶しております。

そもそもフォーミュラと言う上級モータースポーツご経験者のU田さまです。

もはやタイムと言うよりはキモチ良く楽しく峠やサーキットを楽しめれば
と言うご要望で外観もアシもできるだけ純正を踏襲して弊社では冷却系と
ECUを手がけさせて頂いたのが昨シーズンのハナシでした。

U田さまもご経験が豊富なだけに純正の開口部でだいじょぶか? と言う
一抹の不安は抱いておりましたがその不安が現実のモノとなってしまい
弊社フロントバンパーと弊社ボンネット導入をご英断下さいました。

それに加えて弊社扱いイギリス本国モノのQuantumサスペンション
キットのシェイクダウンでした。

いつもココで書いています。

こんなん買うんじゃなかった・・・・・

ってなるのか?

次はナニを導入しようカナ? ワクワク o(^o^)o

ってなるのかはもちろん弊社にかかっています。

早速、次の課題も露呈しました。

お客さまに喜んでもらいました

    ↓

サーキットコンセプトやっぱりスゲ~~じゃん

なんて木に登るほど青くありませんって。

もっとナニか上があるはずだ

の精神は確実に脈々と息吹いております。

さらなるアイデアを2号機で試してこようっと。

それにしても楽し過ぎる

あ、今日もお客さまのおクルマをちゃんと仕上げていましたよ。