サーキットアタッカーにはちょっとした衝撃事実です。
Pさんのクルマ、デフ玉は純正です。
つまり機械式LSDが入っていないってことです。
鈴鹿の本コース、Zlllランクのタイヤで30秒を切ってくるようなレベルの
Z34で機械式が入っていないのPさんだけです。
多分。
なんでそんなこと言い切れるの? ってなりますわな。
いろんな考えがあると思いますよ。
十人十色ってのも弊社ではず〜〜っと書いてきました。
ストリートにZ34では機械式は不要ってず〜〜〜っと主張してきました。
FRなら機械式は必要でしょう!ってハナシ今でも世界中のショップさんで
繰り広げられているでしょうね。
ココ毎日のように書いていますがもちろん否定はしませんよ。
でもずっとはるかに重要なトータルとしての律速段階を見誤ってFRなら
まずは機械式LSDでしょう! ってのには弊社は反対です。
おかげさまで多くのチームメンバーが結果を出してきています。
結果につながった全てのメンバーに共通すること、それがサル走りです。
サル走りについてはまた新たな発見がありましたので違った側面から
をいをいアップしていきたいと想います。
以前にも書きましたがどんな優れたパーツだってその性能を引き出すのは
ドライバーご自身です。
優れた性能をいかんなく発揮させることも運転技術と密接な関係があると
弊社では考えています。
純粋に楽しく運転技術の向上を第1の課題と標榜し続ける弊社では目標達成の
ためにキチンとした段階的なご提言をしています。
Pさんだけでなく目標を達成した人ほとんどに共通すると想いますが
カベの連続です。
やっとの想いで一つのカベを乗り越えたら次にはもっと高いカベが現れます。
それをゲ〜〜、また〜〜って落胆するか? チャレンジングと捉えるか? は
当にご本人次第です。
あんまり精神論を書いてもしょうが無いとは感じてはいますがコレって
人生全てに通じるハナシだとこの歳になると感じます。
さ、ハナシを戻してそのチャレンジングなことに挑み続ける最大の障害、
それが壊すこととアタることです。
Pさんだけで無く多くのメンバーがそのカベを何回も乗り越えてきました。
壊したりアタったりするとそのシーズンは最低でも半分近く棒に振ります。
誰だってナニも好き好んで壊したりアタったりするワケではありません。
危険なスポーツをやっているって認識はとても重要です。
ただ不幸にもココ数年でやってしまったメンバーの事例をよくよく観察して
分析してみるといくつかのデータを蓄積できています。
EG壊すともうタイヘンです。
デフやPSだって30万かかります。
アタってしまえばケタが上がります。
そうなるともうベスト更新は大きく遠去かってしまうこともあります。
だからこそもう一歩踏み込んでシーズンを安全に駆け抜けることができて
その結果として運転技術の向上と言う大きな対価を取得する、その方法を
改めて責任ある情報発信に努めていきたいです。