日別アーカイブ: 2021年3月1日

11年目だからこそ来シーズンに向けて今までよりも攻めた情報発信をして行こうって考えていますネタ、その5

イチバン良いヤツ入れときゃイイんじゃね  ( ̄ヘ ̄) y~~~~

ってなりますわな。

それでケリが付くならそもそもこの開発日記なんて存在意義が問われます。

液体モノって高性能な製品ほど寿命が短いことが多いです。

競技専用に特化した製品だと長い期間もたそうなんてハナっから考慮されて
いないモノだって多いです。

ハナシを戻しますとブレーキフルードって吸湿性との戦いらしいです。

らしいですってのは実際に湿度との関係性のデータを弊社で取ったワケでは
ありませんし、そのデータを取ったところで・・・・ってことですので
従来からの常識として受け止めています。

我々にとって重要なことはフルードを高性能にしてどのくらいもつの?
ってことです。

高性能なブレーキフルードってとても高価です。

当然、交換工賃もかかります。

特に富士のショートなんかは1周30秒チョイでドッカンブレーキが
2回あります。

本コースと比較するとストレートスピードも低いのでブレーキには過酷です。

高性能なフルードで無ければ30分サル走りでフッカフカしてきます。

昨日も書きましたがそのまま放置は極めて危険です。

だから高いの入れとけってことだろ

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

そればっか。

カネに糸目は付けねェってお客様ならまだしも定期交換部品ってフルード
だけじゃありません。

オイル、タイヤ、バッテリー、パッドなどい〜〜っぱいありますから。

何回もココで書いてきたように高性能な製品が必要となるポイントってのが
あるって弊社では主張してきました。

わかりやすいのが筑波の本コースで、初めてサーキットを走った弊社のお客様
だいたい10秒くらいです。

それが練習を積んで行けば5、6秒で走れるようになります。

5秒で走れるようになると10秒の時には起きなかったことが起きてきます。

ブレーキに限らずにいろんなことが起きてきます。

これが4秒、3秒って視野に入ってくるともっと起きてきます。

実際に起きちゃったチームメンバーも多く、やっぱりダメだったかって
なってから次のステージを順調にご準備できるとは限らないんですね。

製品によってはメーカー欠品とかになっちゃうとヘタすりゃシーズン終了です。

そうなってしまったメンバーも残念ながら今シーズンもいらっしゃいます。

全面的に弊社をご信頼下さるお得意様にはあってはならないことなので
可能な限り在庫を弊社で抱えるしか方法がありませんが、なにせおカネが
かかることなのでビンボー浮き草の弊社にはツラいです。

で、お客様側にはどのようにご提示して行くかってのも大事な仕事です。

これだけ弊社で冷却系の重要性を啓発してきたのにま、ナントカなるっしょ
ってノリで結局は壊しちゃったらそれは授業料でしょで済んじゃいます。

弊社を全面的にご信頼下さるお得意様にはそう言うワケには行きません。

ハナシが逸れちゃっているようですが要点はいつも同じです。

ハードとソフトの高次元なバランスです

筑波の本コースを10秒のお客様にR4なんかを入れたところで、おカネを
ドブに捨てるようなモンです。

ソフト面つまり運転技術に応じたハード面を責任ある情報発信に努めたいです。

おカネをケチっちゃダメなところとそんな高いモン買ったところで・・・・
一般のお客様がなかなか正確に判断することって難しいですから。

逆もありますからね。

そのうちネタとして書きますが弊社でEGを手がけて、EG内部が走行距離の
割にはダメージがヒドいパターンがチョイチョイあります。

EGオイル、イイ物を使って無かったんだろ〜〜な〜〜って感じます。