日別アーカイブ: 2021年3月20日

どこまでこだわり切ることができるのか? っつ~~~ハナシなんだと感じていますネタ、その11

鈴鹿です。

suzuka

練習会ではありません。

もうパッツパツMAXです。

でも、じ~~~っとお待ち下さる大切なお客様のために活動を続けます。

で、新品のタイヤ使い込んでしまったタイヤの違いをもうちょっと深く
掘り下げてみます。

新品のタイヤ(以下ピンタイヤ)がグリップするのはアタリマエですが
使い込んだ古いタイヤって全くダメかって言うとそんなことも無いんです。

PさんもSNSで言及しているようにピンタイヤになってベストラップが
単純に大幅に上がるってワケでもありません。

使い込んだタイヤでベストが出ることだっていっぱいあります。

じゃ、それでエエやん    ┐( ̄ヘ ̄)┌

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

それでイイんだったらこの開発日記は3月の番組編成で打ち切りですよ。

そればっか・・・・

N須さんとPさんが今回ピンタイヤにして走りを間近に拝見させて頂いて
すぐに気がついたこと、それは流れた時の挙動です。

限界を超えて流れ出した時にピンタイヤは割とゆっくりなのに対して
使い込んだ古いタイヤはゴムが硬化している分スパッと行くようです。

さらにピンタイヤはリカバリーが早いのに対して、使い込んだ古いタイヤは
いつまでもダラダラ流れる傾向を見て取れました。

この差ってタイム以上に重要かつ深刻だと弊社では感じています。

まだまだ初級者のメンバーが多い中、中級者へのステップアップって
まずはリアが流れた時のコントロールは重要課題の一つと捉えています。

リアが流れてコントロールできずにガードレールの餌食になってしまった人、
世界中で数万人、数十万人っているのではないか? って想います。

一般公道でやってしまうとエラいことですし他車や歩行者なんて巻き込もう
モンならそりゃあタイヘンな事になってしまうでしょう。

真の意味で運転技術の向上を推進する弊社ではソコソコグリップの
スポーツタイヤでスライドコントロールの習得を推奨しています。

これが自由自在にできるようになればもう中級者です。

自由自在にできるようになる、そのためには相応の練習と走り込みは
必要条件です。