日別アーカイブ: 2022年11月15日

この2、3年で最も進化したのがアシかもしれない・・・・ネタ、じゃ無いと想う・・・・

そう言えば、多くのお得意様やチームメンバーから連絡を頂戴しました。

あれ珍しく控え目じゃないですか

何のことかと言いますと昨日書いたコイツです。

0.5秒は弊社が責任持ちます、あとの0.5秒はI町さま頑張って下さい

弊社もちょっと控えめカナ? って思ったんですが。。。。

まぁこうなったら自分を追い込むために言ったろ~~~。

クルマ造りで1秒削ります

筑波の本コースで現状から1秒はかなりタイヘンですよ。

でも、必ずやってみせます。

タイヤは同じ71RSのままです。

どうやって車体側で1秒詰められるかって言うハナシを半分くらい書いて
みたいと思います。

あとの半分はヒミツです。

まずは100Kgの軽量化ですね

出走前の車検を担当して下さったいつもいつも大変お世話になっている
ニスモパフォーマンスセンター東京の小山氏がボソっと。。。。。

重いねこのクルマ

そうなんです車重を計測したら1,600Kgを超えていました。

レギュレーションで最低重量は1,500Kgと決まっているのでほとんどの
参加者は1,500Kgチョイになるように調整してきます。

それなのにライバルたちよりも100Kgも重いワケです。

そんなハンディーを抱えたままI町さまはガンバったと想います。

サーキットコンセプトって軽量化得意なんじゃないの??

ってハナシですね。

軽量化ってソコソコおカネかかるんです。

すでに13年目そして12万キロオーバー満身創痍のI町さまZ34
でした。

もはや引退状態だったI町さまを弊社が引きずり出してEGをOH、
ATをOHしてさらにはアシをQUANTUM化、とってもとっても
おカネがかかっちゃいました。

とりあえず今シーズンはこれで行きましょう状態でした。

ま、探り探りの最終戦だったからそれはそれでOKです。

それでももう来シーズン初戦に向けて弊社は動いています。

まずは100Kgの軽量化の始めとして純正のアルミホイールですね。

日産純正19インチ10Jを4本使用しております。

1本11.6キロもあります。

それを弊社のチームメンバー御用達のワンピース鍛造にすると1本で3キロ
軽量化ができます。

つまり4本で12Kgの軽量化となります。

次に最大の懸案事項R35純正ブレーキディスクローターです。

1枚20Kg以上あります。

これを弊社扱いAPRacing軽量ディスクローターにすると1枚あたり
10Kg以上の軽量化となります。

サーキットコンセプト製軽量ベルハウジングと1枚あたり12Kgの軽量化を
見込んでいます。

フロントだけなので計24Kgの軽量化です。

そして今回は間に合わなかったチタンのリンフォース。

牽引フック込みで5Kgの軽量化となります。

さらにI町さまが現在お使いの日産純正バージョンニスモのマフラー、
サーキットコンセプト製フルチタンにして約25Kgの軽量化です。

ここまででざっと66Kgの軽量化です。

まだまだありますよ。

軽量化なんて弊社にとっちゃ得意中の得意ですから。

で、100Kg軽くなったとします。

しかも弊社が推奨する主にフロントセクションで66Kg減です。

これだけだって0.5秒削減はラクに見込めるでしょう。

もっと行けると思いますがここは控えめに0.5秒としておきます。

さて残りの0.5秒です。

ちょっと刻んで空力で0.25秒、パワーで0.25秒、そんな感じです。

ざっくりです。

大事な事はちゃんと結果が出るクルマ造りを弊社がご提供できたかどうかって
言うことです。

結果は来年の5月にはもう判明いたします。