機械式LSDを付けることだけで満足してしまう人が多く見受けられる中、今シーズンは改めてデフのチューニングを進めたいと考えていますネタ、その21

先日、20年近く連れ添った某B社から2号機のアシをQuantumに
変更していろんなことがわかりました。

思えば世の中でフツーに手に入るサスペンションキットってのをほとんど
試してきましたし、お客さまのクルマに取り付けてある様々な車高調でも
そのパフォーマンスってのを賞味することができます。

弊社扱いのQuantumCircuitConceptSPEC車高調
とても堅調で年内にあと10セットは入荷予定です。

これでトータル30セットです。

Quantumの創業社長M氏もとても喜んで下さってとてもイイ関係が
構築できていると思います。

そうなると以前から弊社のB社車高調をお買い上げ下さったお客さまは
おもしろくありません。

そりゃそうです。

ソコはちゃんと考えていますって。

アシのハナシ??

いやいやいやいやいやいやいやいやいや

デフのハナシです。

弊社ではアシ、ブレーキ、デフって三位一体と考えています。

もうちょっと書くと相応の運転技術も付け加えなければなりません。

プロや上級者がプロデュースしたアシって初級者には乗りにくいってことが
多々あります。

プロドライバーがたやすくできることを初級者はできないからです。

タイムがソコソコ出ちゃうとどうしても自分は中上級者って思いたい気持ちは
とてもわかりますが自分も含めていかにイロイロできていないかって客観的に
冷静に判断できるのか? ってのがとても重要だと弊社では考えています。

わかりやすいのがウェット路面です。

アンダーは出すわオーバーにはなるわスピンはするわ。

こんなにヘタだったかって再認識できます。

そもそもアクセル開度が低すぎてそれすら出ないってことだってあります。

さて、いつもココで書いていますが例えば富士ショートを40秒、鈴鹿南を
1分5秒からソコソコタイヤで練習を始めて1秒縮まってくるとイロイロと
見えてくるものがあります。

弊社が推奨するサル走りを卒業したら今度は考えて走ることが必要です。

ソコソコタイヤで速い人と一緒に走るととても勉強になります。

あの人にできることが自分にはできない

絶対にやってはいけないことがタイヤのグレードを上げる

と、弊社では考えます。

このハナシ、長くなるのでその内また書きます。

ソコソコタイヤで走り込んで行くとイロイロと壁にぶつかります。

あの人がスッと曲がれるコーナーが曲がれない

あの人が踏んでいけるコーナーを踏んでいけない

コーナーひとつ抜けるとあの人がずっと前に行っちゃう

フルブレーキングであの人に追いつかれる

ホントにイロイロあります。

くれぐれもソコソコタイヤのハナシですよ。

それにキチンと向き合って次の課題を抽出して次に生かせるのか? それとも
次も同じことを繰り返すだけなのか?

それによって1年後2年後が大きく変わってきます。

そうは言っても現状の自分にナニが足りないのか? って冷静に客観視を
やって下さいってのもかなりムリがあります。

じゃあどうすりゃイイねん (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’