鈴鹿支部長のI田さまからお電話がありました。
明日、時間が取れたので鈴鹿に行ってきます。雨なので練習になります。
イイですね。
今シーズン機械式LSDを初めて導入してその性能を発揮するためには
機械式LSDを理解し、走り方も変える必要があります。
多くの雑誌やメディア等でいくらでもLSDの解説なんてあります。
1way? 1.5way?
そんなノーガキは取りあえずはどうでもイイです。
今までできなかったことができるようになるのか? ならないのか?
できるようにならなかったらナニがモンダイなのか?
できるようになったなら進入や脱出で数字としてどう進展が見られたのか?
弊社ではキチンとフローチャートとデータを蓄積して成長の証と次への課題を
明確にしていっています。
機械式LSDを入れて何となく良くなった? じゃあそのコストに見合った
効果があったのか無かったのかがボケてしまうと弊社では考えています。
機械式LSDを入れていきなり劇的な効果が感じられるって人はなかなか
いないとは思います。
最初は今までとは違う動きに戸惑いますが乗り方を変えて機械式LSDに
合わせていくことでその性能を引き出して行く、それが正解だと考えます。
そのためには低μ路の方がわかりやすいから雨の練習会は弊社ではオススメ
しておりますがやはりリスクも高いことは確実です。
そもそも世の中の常として低リスクはローリターンです。
そんな精神論は置いときましょう。
弊社がデフのテストをする時には新車の時に装着してあった純正タイヤで
富士ショートに行きます。
ベースグレードなので225/50R18、245/45R18です。
次回のデフのテストでは進入時の効きを1ランク上げたモノを試します。
一般的には進入でアンダーが強くなります。
何でそんなのテストすんの? って感じる人も多いとは思います。
ンまく行くとは限らないですよ。
あ~~~ダメだったって元に戻す可能性だって捨てきれません。
もう一度書きます。
低リスクはローリターンです。
ベースグレードの225/50R18、245/45R18ってタイヤで
テストする意味がココにあります。
進入時でドヒャーって流れます。
しっかりとしたフロント荷重でフロントが逃げることは抑えられます。
その分、リアがドヒャーって流れます。
だから進入のスピードを上げることができません。
そこで機械式LSDの進入時の効きをアップさせることでリアを安定させて
流れにくくするためです。
そうなると1ランク上の進入速度が達成できる、そう考えています。
もう一回書きます。
ンまく行くとは限らないですよ
でもソコはCircuitConcept流です。
デフだけじゃなくアシ、ブレーキをツルシでは無く自社で開発することで
トータルでセットができるとても強い弊社の利点を生かして必ずンまく
行くようにテスト、検証を続けます。