日別アーカイブ: 2019年6月17日

作ったら作りっぱなし・・・そんな製品は弊社には一つもありませんネタ、その2

熱中症になってカラダを冷やしてカゼをひく。

イチバンばかくさい。

仕様変更のネタついでにZ34V36とはカンケー無いハナシなんですが
昔からの筑波のランナー仲間で今でも交流が深い某職人からブレーキの
ご相談が以前からありましてそろそろ動かないと来シーズンに間に合わない。

と言うのもAPRacing4ピストンキャリパーの銘機CP5200が
生産中止となりました。

つまり手に入らないんですね。

もう20年以上も君臨してきた銘機です。

次世代にバトンタッチってことみたいですがその理由が良くわからないです。

APRacing本国のサイトを見てみるとま~~~増えたこと増えたこと。

32mm幅でφ315あたりのディスクに適応する4ピストンキャリパーが
いっぱいあって何の意味があるんだろう?って感じちゃいます。

ただ、筑波ランナーが弊社に求めることは明確です。

まずは圧倒的な軽さです。

材質も違うんだろーなーって思いますが何でこんなに重さに違いがあるの?
ってほど振れ幅が大きい。

重いヤツだと4Kg以上もあります。

皆さんご自分のキャリパーの重さってご存じですか~~?

APが付いてりゃ何でもイイって人向けなのかな?って感じてしまいます。

弊社が選定した4ピストンキャリパーは2.2Kgです。

そのうち画像をアップします。

まずは純正のブレーキディスクローターでも使えるようにブラケットを
製作するんですが20年前くらいに作った5200用の仕様変更です。

さ、コレまた次の大きな課題なんですがコストです。

Z34V36用みたいに考えられる全ての最先端テクノロジーを投入すると
やはりかなり高価になってしまいます。

車重もZ34よりも200Kg以上も軽いので最高級素材を使わなくても
モンダイは起きないんです。

そもそも7075やAZ61(マグネシウム合金) なんてZ34V36用で
初めて採用したくらいですから。

最高級素材って高いですからね。

ブラケットも凝った肉抜きやデザインを省いて簡素化してコストを下げます。

そもそも弊社のZ34V36用のブラケットやベルハウジングは凝り過ぎで
加工屋泣かせなんです。

まずはキチンと来シーズンのスタートダッシュに間に合わせてそれから
もっと上の世界を少しずつご案内していくような流れです。

小出しにしているワケではないですよ。

どうせ仕様変更って必ず必要になりますから、そのタイミングでイイです。