ナニが大変だったかと言いますと、もちろん製品自体のゴムレートも
とても重要です。
そりゃそうです。
ゴムと言っても実は高分子です。
どうちゃうの??ってハナシなんでしょうがソコはとりあえず置いときます。
ご興味のある方はググってみて下さい。
ゴムのプログレッシブレートが決まってやっと製品化ってハナシなんですケド
次は車両個体差との戦いです。
以前にもチョロっとご紹介したことがありますが純正のリアメンバーを
ブッタ切って調べてみるとイロイロとわかってきます。
まず真円度が低いです。
そりゃそうです。
こんなトコにコストをかけて精度を追求するくらいなら圧入する方の
ゴムブッシュの外郭金属の剛性を落としてやりゃ済むハナシですから。
あとメーカーもやっぱりちよっとは考えていて0.1mmほどですが
テーパーになっています。
おのずと抜く方向、圧入する方向がわかってきます。
こんな工具、イチから削り出しました。
SKD-11って言うかなり強力な鋼材で削ってもらいました。
メチャクチャおカネかかりました。
でも、こんだけゴツいと一発で外れるとたくらんでいます。
スーパーオートバックス神戸さんのイベントで2時間くらいでできるように
工具にどっちやりおカネをかけて作業性を上げています。