タマには開発日記らしいネタをアップしてみます。
勉強すればするほど研究すればするほど奥の深さを痛感するアシのハナシ、
フロントはほぼ完成系って書いてしまった自分が恥ずかしいです。
知らないってのは怖いです。
弊社みたいな浮き草がよしゃあイイのにダンパーテスターなんか導入するから
イイ意味でハマるわハマるわ際限が無くなってしまいました。
ツルシのアシなんて左右で減衰特性が違うなんてのも珍しくありません。
出荷前に検査なんてやってらんないんでしょうね。
お客様はそんなことは知る術も無い、と。
もっとロール剛性を高めたい、もっとトラクションを確保したい、そのために
弊社でできることはあるんです。
ところがです。
当面の課題として乗り心地をドコまで犠牲にしなくて済むんだろうか? を
乗り心地って数値で表すことができません。
だからこそキチンとした仮説を基にした工学的アプローチを弊社では
実践してテストを繰り返すしか方法が無いんです。
先日、イギリスのQ社に行ったときに創業者社長の技術者に聞かれました。
ダンパーオイルはナニを使っている?
ん~~~と・・・・・・・・知らない・・・・・
そう言えばあんまり気にしたことがなかった・・・・・。
技術者としてそれでイイのか???
と言う自己批判に深~~~く苛まれまして
弊社試乗車が不動車なのでとりあえずS15でやってみました。
同じ特性、同じ内部構造の3セットのダンパーに3種類のオイルを投入し
その乗り味とパフォーマンスを検証してみました。
弊社が試したとある有名オイルメーカーの3種のオイル。
これがね、とてもおもしろいんですよ。
また仕事を増やしてしまった・・・・。