少~~しずつ少しずつですが春が近寄ってきています。
ココ数年、地球温暖化って言うよりも地球砂漠化を痛感します。
冬は最低気温を更新しますし、夏は最高気温を更新します。
春と秋ってア゛っちゅうまにいなくなってしまいます。
SタイヤのGSコンパウンドでタイヤウォーマーを使うようなランナーなら
気温が低い方が有利なんですが、我々のようなナンバー付きの車検対応車で
一般のラジアル自走のクラブマンスポーツと言うカテゴリーにとっては
まだまだ充分イケるんですね。
っつーか昨シーズンに複数のお得意様がその事実を実証して下さいました。
GW明けくらいまでイケますよ。
そうなると通常よりも1ランク上の耐久性が要求されます。
ココんところ同じようなお問い合わせを多く頂戴しておりますので
この開発日記でまとめてご回答させて頂ければ、と思います。
まずはテーマとしてサーキット走行を楽しみたい
新車でお買い上げのお客様もいらっしゃれば中古で買って費用を抑えて、
浮いた予算をチューニングに回したいと言うお考えもあります。
十人十色って言ったモンでして、10人のお客様がいらっしゃれば
もちろんお考えやターゲットだって10通り存在すると感じます。
ただ、誰もが考えることそれは、
楽しく走れること
ちょっとタイムにもこだわってみたい
耐久性はとても大事
見た目はカッコ良くなきゃイヤ
で、予算もできれば抑えたい
こりゃこの世界の永遠のテーマです。
おカネをかければイロイロと手がけることは可能です。
しか~~し、良くなるとは限りません。
っつ~~か純正以下のパフォーマンスになっちゃったパターンを今までに
何台見てきたことか計測不能なくらいです。
メーカーは良くも悪くもある程度のバランスを提示してきています。
パーツなんかナニも付けなくたってフツーに走っていきます。
ただ、いくら高い車を買ってもカスタマイズと言う魅力は付いて回りますが、
お客様にとって1発でキマることなんて天文学的確率で不可能です。
そんなモン付けたってダメに決まってんじゃん
そんな表現の方法はダメなんですね。
気心の知れたお得意様には忌憚の無い情報を惜しみなく伝授差し上げます。
サクラと揶揄されながらも弊社のことをご紹介下さる多くのお得意様の
SNSは弊社でもキチンとチェックさせて頂いております。
まずは楽しんでいらっしゃるか??
これが第一です。
プロフェッショナル、つまり職業ドライバーじゃないんですから大金かけて
ツラい想いをしているのでは本末転倒どころかヤめた方がイイと考えます。
後で冷静になったときに必ず後悔しますから。
一つのことを追求することってカンタンなことではありません。
カンタンだったらすぐに飽きちゃいますから。
ココんところ、90Supraを始めM2や86BRZやR35の
お問い合わせが増えてきました。
もちろんZ34V36が優先ですが、先日のR35のお客様のように
大金を吸い上げられてボロ雑巾のようになってチューニングに対する
悪しきイメージを抱いてしまうと我々は連帯責任でこの業界の未来を
ツブしてしまうことになりますから。