日別アーカイブ: 2019年1月27日

せっかくだから90Supraに学んでみるネタ、その1

毎年のことですケド八王子も雪が降りました。

こちらのお得意様達もきっとエラい事になっていることだと思います。

jousinnetu

先日の荒選手のインプレッションには続きがありまして興味深いところを
抽出してZ34V36にフィードバックさせたいと考えています。

90pec

車体剛性がLFAよりもあるって言われると時代を感じますね。

そりゃあ凄まじいほどの開発費をかけてLFAを作ったんでしょうから
当時のトヨタさんが持つ最高の技術を投入したハズだと思います。

10年の月日が鋼板だとか接合だとかの技術進化を生んだのだと思います。

86BRZの2.5倍ってのもスゴいですね。

車体剛性についてはとても重要で難しいモンダイなのでまた別の機会に
キチンとアップします。

ただ一言だけ。

闇雲に強化するとハマります

90SUPRAで次に弊社が着目したのは重心の低さです。

86BRZよりも低いって言われたって・・・ってハナシなんです。

弊社にもご縁があって86BRZのお客様もいらっしゃいます。

当初は水平対向のメリットを生かした低重心って触れ込みでした。

86BRZを手がけたショップさんならほとんどお気づきだと思いますが

そんなですか〜〜?

まずクランクプーリーの位置が想定よりもかなり上です。

直6だのV6の標準的なクランクプーリーの位置よりも結構上です。

メーカーとしてはEGトータルで低重心って謳っているんだと思いますが
我々のような技術者としては 言うほどのハナシ? ってなっちゃいます。

S2000のEGはVTECのせいでヘッドがデカくて重いです。

それと比較すれば ってハナシなのかもしれませんが自由に開発できる
メーカーのような立場だったら、弊社なら10cmは下げたいです。

我々のようなショップレベルだと1cm下げることにも神経を使います。

実は以前にチョロっと書いたCircuitConceptEGマウント
verPro、現状で1cm下がっているんです。

物理的にもっと下げることは可能です。

でも、その後にやって来るかもしれない不具合ってなかなか予想し切れません。

もともとFDでやりました。

FDはパワープラントフレームがあるからだいじょぶなんですケド、同じ事を
FCでやるとダメなんです。

ダメって言うか他にも対策を講じないとちょっとモンダイが出てきます。

イイ経験でした。

その経験を基に2cm下げたverRacingもあります。

バカですね〜〜

1車種でEGマウント4種類。

こんなコストをかけてもお客様が購入して下さるEGマウントは1セットです。

しか〜〜し。

何か特別な事を弊社にご期待下さるお得意様に感動してもらいたいです。

これまた以前にもチョロっと書きましたが純弊社製の390RS NEO
拍子抜けするくらいチューンドEG感の無いアイドリングです。

過去に何十台ってフルチューンEGを乗ってきました。

チューンドEGなんてアイドリングがバラッバラ言うのはアタリマエ、
そんな認識でずっとやってきました。

その常識を根底からひっくり返すくらいの静粛性です。

アイドリングが静かで安定しているからと言ってもそこはチューンドEGです。

EGの音質は純正とはかなり異なる乾いたサウンドです。

で、振動のハナシです。

弊社のEGマウント、ストリート用と競技用、2:8くらいです。

やはり競技用の方が効果が大きいことはもちろん、部品を入れました感は
演出という点でも競技用に利があります。

とは言っても特にAT車だとDレンジに入れて信号待ち等のアイドリングでは
かなり振動を感じることとなります。

もちろん個人差はありますがMT車ならほぼほぼ許容範囲だと思います。

そう作りましたから。

そんな中での純弊社390RSNEOの振動の無さにこれはこのままに
しておくのはもったいないって弊社は感じました。

で、新たに作ったverPro、verRacingを弊社の2号機で
検証中です。

弊社でEGを手がけさせ頂いたお客様用です。

弊社製のチューンドEGじゃないととても乗ってられません。

ゴム硬度が従来の競技用EGマウントの2倍がもたらすパフォーマンスと
重心を下げることによって得られるロール剛性と言う副産物は大きいです。

ムズカしいことはキラい、結局どんだけイイの?

ってお客様にはもってこいです。