CircuitConceptフルチタンマフラーの打ち合わせです。
試作はもうとっくに完成しているんですけど、画像はまだナイショです。
そりゃそうです。
現物を見ることナシにご成約下さいましたチャレンジャーなお得意様が
10名以上いらっしゃいます。
フツーじゃ考えられないハナシだとは思いますが弊社はだいたいそうです。
資金も人材も潤沢にある会社ではありません。
あるのは頭脳と(誰もホメてくれないから自分で言っちゃった)行動力と
世界一のこだわり、あとは貴重な人脈です。
以前にもちょっとご紹介しましたがフランジ1個取っても世界最高峰です。
通常のチタンマフラーに使われているフランジよりも薄く作ってさらに
肉抜きを攻めて極限まで軽量化してありますが、強度を上げるために
リブまで打ってあります。
このチタンフランジを日本で作ったら1個2万以上します。
弊社の最大の利点の内の一つである人脈のおかげでずっと安くできます。
金型を起こしたんですが、なんとベトナムで作るらしいです。
弊社もグローバルやな~~~。
崔社長によると、中国はもはや高くてダメなんだそうです。
以前は中国やタイが主流だった自動車関連の工場って、軒並みベトナムや
ミャンマーに移っているらしいです。
チタン原材料 アメリカ製
消音材 日本製
金型 ベトナム製
切削、機械加工 中国
溶接、製品化 台湾
あと10年も経つとアフリカ製なんてのも出てくんでしょうね。
上のホワイトボードでお気づきの人もいらっしゃると思いますが、
パイプの径が変わりました。
ちょっとだけ太くなってφ60からφ63.5になりました。
崔社長のこだわりの一つです。
以前にもご紹介したと思いますが、マフラーガスケットは日産純正です。
一般的に使われているアフターマーケットのガスケットってボロッて
崩れることも多いしムダに高いしイヤだったんですよね。
遠方のお得意様も多いので全国のディーラーで入手できてしかも
ずっと安い日産純正のガスケットに合わせてピッタリ作りました。
で、この内径がφ64なんですね。
もったいなくね?
ってハナシになりました。
保安基準適合(つまり車検対応)でイチバンパワーが出るマフラーです。
フツーの事をやっていたらとてもできません。