日別アーカイブ: 2018年12月23日

新型車ラッシュに想うネタ、その2

弊社は全く興味がありませんがやはり気になる人が多いのが90SUPRA
だと思いますし乗り換えを検討中の人もいるのではないかと思います。

これまたGPPさん情報なんですがご存知の通りTOYOTAと言うよりは
中身はBMWですね。

我々のような業界人はどうやったらステキなモディファイができるか?
を最優先で考えます。

SUPRAに限らずにZ34やV36だって同じです。

純正状態で乗っている人だってずっと多いと思います。

そんな人は弊社を訪れることが無いだけのハナシです。

弊社にご期待下さるお客様は ナニか特別なモノ をお求めです。

弊社が一貫してブレないこと、それがコントロール性が良くて乗っていて
楽しくて耐久性があること、それに尽きます。

弊社の推奨するパーツをお取り付けになったお得意様はサーキットガンガン
でも10万キロオーバーは珍しくありません。

Z34turboはムリだと思います。

90Supraなんてもっとムリだと思います。

機械部品なのでもちろん寿命はありますが、適切に手を入れてあげないと
デフやPSは壊れますし、ATだって早い段階から調子が悪くなります。

何回か書きましたが、外装、内装、アシ廻り、ブレーキ、エンジン開発、
ECU、排気系、デフなどなどを全て自社開発している弊社です。

クルマはトータルバランス と言う理念を掲げている以上、当然と考えます。

90SUPRAに限らないんでしょうケド新しいクルマはこれからドンドンと
電子制御化されて行きます。

センサーもあっちゃこっちゃに取り付けられて行きます。

ナニか一つポン付けしても純正のセンサーとしきい値やヒステリシスが違うと
チェックランプの洗礼です。

Z34のABSモンダイ対策なんてかわいいモンです。

90SUPRAを手がけるショップさん大変でしょうね。

チェックランプ消えないくらいならまだ100歩譲ってフェイルセーフから
抜け出せないなんて事になるとマトモに走らなくなっちゃいますから。

弊社が昨日手に入れたようなパチもんがいずれ出て来るでしょうけど、
スタートダッシュで90をイジろうって目論んでいればタイヘンです。

メーカーは世界的にもチューニングに対する寛容さは無くなってきています。

はいそうですか、っておめおめと引き下がるワケにはいきません。

できる限り隙間を這いつくばって進むしか弊社にはありませんが、つくづく
Z34、V36は適正に手を入れてやればいろんなことが自由にできて
耐久性が高い一級の国産スポーツカーで最後かもしれません。