Parisに来て例のことを確かめてみました。
FORUM des HALLE と言う東京で言うと新宿みたいな所。
オペラ座
VANDOME広場って超一流店が軒を連ねる有名な場所です。
東京で言うところの銀座ってトコです。
PatekPhillipe、HUBLO、PIAGET、などなど。
あっしには縁がありません。
反対側にはRITZ PARIS。
世界最高峰のホテルチェーンですね。
富裕層に対する庶民のデモだってニュースでやっていたので移動のついでに
3カ所見てみました。
全く平穏無事で、日本のニュースで報道されていたような暴徒化の形跡は
どこにも見受けられませんでした。
ま、予想通りでした。
探しゃあどっかでは暴れた形跡は見つかるんでしょうがまるでパリ全土が
デモで占拠されたような報道ってど〜なんだろ〜な〜っていつも感じます。
全米が泣いた みたいな宣伝も良く見かけますが 全米が泣くか!
で、昨日のグラフのハナシをもっとツッ込んでみたいと思います。
皆さんの経験則ですがブレーキって踏み始めからある程度までは
踏み込んだ力に比例して車速が落ちていきますよね。
つまり踏んだ分だけブレーキは効く。
それを物理的に表現しているグラフなんです。
踏んだ分だけブレーキは効く ある程度までは
それが赤い部分で静止摩擦係数って言います。
で、ある程度まで行くともうアカンってなります。
アカンってなった後ど~~なるか?ってのが青の部分です。
赤い部分は比例して上がっていくのに対して青い部分は一定です。
これは動摩擦係数って言います。
赤に対して青は一定です。
つまりそれ以上はどんだけ踏んでも効きは同じって事です。
軽くブレーキを踏むとゆっくりと車速が落ちていきます。
もっと踏めば減速Gは大きくなり車速はもっと落ちます。
さらにギュ~~って踏めばもっと減速Gは大きくなりココを迎えます。
最大静止摩擦係数って言います。
実はココがイチバン車速を落とせるポイントでいかにここを叩き出せるか?
が、ブレーキングの最重要課題となります。
初中級者はフルブレーキングをしてもだいたいこのあたりです。
で、もっと行きましょうって焚きつけると最大摩擦係数を通り越して
このあたりに行っちゃいます。
それがブレーキロックです。
ブレーキがロックしたらそれ以上踏んでも効きが変わらないと言うのは
こんなリクツがあったんです。
雑誌やDVD等の氾濫で誰しもがドラテクを語ってきます。
ブレーキはロックさせてはダメ
ロックさせる直前がイチバン効く
そんなことを今時アップするのって中高生らしいですね。
もしくは中高生レベルの人か・・・・。
ブレーキに対する考え方やもっと短時間で短い距離でクルマを止めることを
少しでもご理解下さる事への手助けになると嬉しいですね。