月別アーカイブ: 2018年11月

トラブってからだと倍以上かかりますネタ

あ゛~~~~疲れて倒れそう~~~~~。

でも休めないです。

お待ちになっていらっしゃるお客様のことを考えると家でゴロゴロしても
不安が募ってくるだけですから。

シーズンまっただ中で多くの弊社お得意様達も精力的に走りに行っております。

トラブった時って現場からすぐに連絡があるモンです。

弊社のことを頼りにして下さっていますのでそれはありがたいハナシです。

M田様もN村様もU草様もだいじょぶたったようですがK村様はアウトでした。

リアからギィギィ音がするんですケド・・・

T中様やS田様やH下様と同じ症状です。

今なら、ひとケタ万円で済みそうなハナシですが悪化すると最悪ブローです。

アッセンブリーしか日産から出ないので新品26万円+工賃。

サーキットに車両を置いて電車で帰ってもらうことにしました。

来週に弊社が引き取りに行きます。

安いモノでは無いのでどうしてもオススメしにくいデフオイルクーラー。

必要ないよ って言う人も多いです。

お決めになるのはお客様自身です。

必要ないって言っちゃう人が責任取ってくれるワケではありません。

自己責任です。

弊社のお得意様が入庫したときには最低でも温度計を弊社が強制的に
付けさせて頂いております。

そのかわりお安くご提供させて頂いております。

topgauge

9,800円です。

台湾製です。

こんな選択肢もあったんですがちょっとお高めなのでヤめました。

OLED

実はこの品質で作りたかったんですよね。

tpms1

ご存じ弊社のタイヤモニタリングメーターです。

有機ELカラーLCDでとても見やすいし高品位です。

コレ、弊社みたいなビンボー浮き草の分際で100セット作りました。

ってゆーかフツーは最低300セットからじゃなきゃ受けてくれません。

この品質でデフオイルの温度計を作りたかったんですが諦めました。

ソコに開発費を投入するなら他にやるべきことがいっぱいありますから。

必要なモノにはおカネを投入しますよ。

センサーを取り付けるアダプターを削り出しで100個作りましたから。

tempadapter

し、しまった~~~~、もう在庫無いやん!!

食は広州にアリを確かめられなかった・・・ネタ

さ、帰ります。

ところで。

前にも聞いたよ

そう言わずにお付き合い下さい。

最先端のテクノロジーに携われることって弊社にとってはとても幸せです。

これまた前回も書きましたが5年、いや3年来るのが遅かったら弊社なんて
相手にもしてくれないだろうと思わせてしまうほどの世界中の大企業の
オンパレードです。

写真はくれぐれもカンベンしてくれってハナシですが至る所に超有名企業の
ロゴが散りばめられているのを見るともはやこうなるとニセ物ちゃう?
って感じてしまいます。

最先端のアルミ合金、最先端のチタン合金、最先端のマグ合金、コレって
知っているのが自分だけかと思うと思わずほくそ笑んでしまいます。

例えばこんなグラフを見せてもらいました。

pistoncomparison

日本でも数多く流通している有名なピストンメーカー数社の製品を
耐熱試験をやった結果のグラフです。

公開できないようなグラフが他にもいっぱいあります。

ご存知の人も多いとは思いますが海外メーカーが中国で何かしらの生産を
する時には中国当局に全ての技術を提供しなくてはならないと言う
割とめちゃくちゃな中国国内法があるんです。

フツーに考えたらありえないハナシなんですがやはり15億人の巨大な
市場に世界のトップブランドなのに目がくらんじゃったんでしょうね。

開発ってそりゃあコストも時間も膨大にかかるモンです。

世界のトップブランドが長年に渡って蓄積した技術を労せずして中国は
カンタンに手に入れるんですからそりゃあ進歩のスピードはケタ違いです。

世界中の最先端技術が集まるんですからそれこそ中国はオイシイトコ取りです。

ま、それを弊社もおこぼれを頂戴しに行くって算段です。

お客様にとってはそんな政治的なことはど〜でもイイと思います。

弊社が標榜する

世界最高峰品質

ってど〜よ?

それだけなんですね。

世界に名だたるレーシングコンストラクターと同じピストンって言われても
だからナニよ ってカンジだと思います。

これらのロゴを公開したらエラいことになりそうですね。

食は広州にアリを確かめに来たハズなんだけど・・・ネタ

あ゛~~~これからミーティング3つ。

ンまいモンにありつけるのかな~~~~~???

いつもココで書いていますがイイ物を作ったからと言ってそれがすぐに
評価されるワケではありません。

理由は様々だと思いますがお客様の立場になって考えてみると見えてきます。

ホントに言うほど価値あんの?

特にアシやデフって評価するお客様の依存性が高い製品です。

もう弊社のデフを宣伝するのヤめました。

いくら宣伝しても全くと言ってイイほど伝わりません。

だからもうイイんです。

これ以上の表現が難しいですが、のちのちにまた責任ある発信をします。

で、どこかのサーキットで弊社の試乗車やお得意様達とご一緒した時に
デフ玉が律速段階だとお判り下さればそれでイイと感じています。

アシも同じようなモンです。

ショップさんの数だけ存在するサスペンションキット、お客様にとっては
サイコーの買い手市場です。

やはり1発目から弊社のアシをご選択下さるお客様は今でも少ないです。

そもそもお客様が車高調に求める要求は実に様々です。

単純に車高を下げたい ってお客様も少なく無いでしょうが弊社には来ません。

車高調を入れた後の世界を漠然と想像しながら、なんとなく

ハンドリングが良くなる

乗り心地も良くなる

直進性も良くなる

そんな事を期待してそれなりの投資をするワケですが一体どのくらいの人が
心からご満足しているのかは全くの未知数です。

にわかには信じがたいハナシかもしれませんが弊社にはタイム命を追求して
弊社のアシをお求めのお客様は実は少ないです。

何回もココで書きましたがポンとアシを入れて結果が出るほど甘くありません。

ず〜〜っと弊社の開発日記をお読み下さっていらっしゃるお客様な
弊社の真意はいくらかでも伝わっていると思いますがタイム追求よ
イロイロとお客様自身でお試しすることができるスイートスポット
広くとってある、そんなアシです。

昨日のN村様のネタの続きですがデフに続いてこんな事を報告下さいました。

前よりももっとグイグイ曲がるようになった

コレをお読み下さってほとんどの人がナニを変更したの? って感じます。

敢えて書きますと今回はナニもやっていません。

業界の常識から考えると またナニ言っちゃってんの です。

ど~せ気のせいだろ って総ツッ込み 深圳まで聞こえてきました。

ま、気のせいだけでベストは更新できないですけどね。

弊社がサーキットサポートを積極的に行っている主たる目的がココにあります。

弊社製に限らずどんな優れた製品だったとしてもその真価を発揮するのは
お客様自身だと言う事です。

弊社はそのお膳立てをしているに過ぎませんし性能を発揮するのはご本人です。

曲がらないのには理由があります。

大きく2つに分けて

曲げているのに曲がらないのか?

そもそも曲げる作業をしていないのか?

その判断は初中級者には付きません。

今まで何十年も見てきて自分自身も含めて客観的に冷静に自己分析なんて
まずできないとお考えになった方がイイと思います。

むしろドンドン自己流でコリ固まって行くだけのように感じてしまいます。

特にタイムが出ない時ってモノのせいにしてしまうのが人間です。

ホントにモノがダメな時だっていっぱいあります。

弊社の練習会では自己評価がとてもしやすくなっています。

お得意様同士で仕様が似ているからです。

同じアシ、同じデフ、曲げられる人とまだちょっとの人。

モノのせいにはなかなかしづらいですね。

N村様はとても熱心でして弊社がアップした走りの動画をダウンロードして
繰り返し見て下さっているとのことでした。

私自身も同じでして、アイツにできてオレにできないのはナニが足りない?
をストイックに追求を積み重ねた結果にしか数字は付いてこない、そんな
考えの持ち主だと思います。

違ったりして。

素晴らしいタイムを出してきた他のお得意様を追いかけたり研究したりして
ご自身で研鑽を積んできた結実だと思います。

N村様に限らず結果を出してきた弊社のお得意様は皆様同じです。

次の高いステージに上がる準備を弊社が設定しなくてはならない時期です。

富士の本コース、筑波の本コース、鈴鹿の本コースです。

楽しけりゃそれでイイってお客様もいらっしゃいます。

それはとても重要なことだと思います。

ただタイムが出るというだけでなく真の意味で運転技術を向上させると言う
弊社の理念にご賛同くださるストイックなお得意様達に次のステージとして
もっとワクワクするようなご提言を差し上げたいとずっと思案中です。

食は広州にアリを確かめに行ってきますネタ

ちゃんとマジメに働いてきます。

jal

台風がブッ壊したシャッターの修理に想像を絶する時間を要して
スケジュールがぐちゃぐちゃです。

タダですりゃ納期がかかる弊社なのにいくら天災が原因とは言え
さらに納期がかかっちゃって申し訳ないキモチです。

ただひたすら活動をするしか弊社には道がありません。

ナニをしてくるかはまたネタとしてアップします。

先日、弊社お得意様のN村様のブレーキメンテでイロイロとおハナシして
N村様がとても興味深いことをお伝えしてくれました。

お一人で富士に走りに行かれたそうでベストをさらに更新したとのことです。

そこで初めて弊社のデフの威力を堪能して下さったとのことです。

デフって最も伝わらないアフターパーツの内の一つです。

そもそも何のために機械式LSDを入れる必要があるのか?

明確な根拠をキチンと把握している人ってほんの数パーセントだと思います。

弊社がいつもココで責任ある情報発信に努めておりますが、

ストリートに機械式のLSDは不要

Z34を手がけているショップでそんなこと言ってんのって弊社だけです。

多分。

逆にサーキット走行では、こういう状況で機械式のLSDは必須ですって
キチンとした理論でお客様にはご案内しております。

タイムが上がってくるとどんどん極限状態に近づいてきます。

行ったれ~~、じゃクルマが何台あっても足りません。

N村さんこんなことをおっしゃっていました。

リアが流れたときにデフの効果が初めてわかりました

弊社のデフが入っていなかったらアタっていたでしょう

そんなカンジの評価です。

まさに絵に描いたような縁の下のチカラ持ちです。

それから弊社のアシについても興味深い評価をして下さいました。

搭乗の時間なので機内でゆっくり書きます。

CircuitConceptフルチタンマフラーネタその3

で、実際の製品なんですが先日のスーパーオートバックスのイベントで
プロトタイプを公開させて頂き、お得意様も品質にご納得下さいました。

そうは言ってもまだまだ攻めるところはあるんです。

とりあえずの削り出しのチタンフランジですが、これじゃあ弊社的には
世界最高峰品質を名乗ることができません。

 

titaniumex1

これが弊社製従来のステンレスマフラーのフランジです。

titaniumex2

肉を徹底的に抜いてg単位の軽量化に努めていますがあまり肉を抜くと
チタン合金はモンダイが生じてくるんですね。

そもそもチタン系は高温に強くありません。

マフラーを始め高温にさらされるところに使うと反ったり割れたりと言う
トラブルも少なくないんです。

ターボ車ではないのでそこまで神経質になる必要は無いんでしょうが
軽量化と強度を両立するためには上の画像のようにリブを打った
攻めた肉抜きが弊社には必要と感じています。

コレ、とてもタイヘンですよ。

コストもとてもかかります。

だからこんなフランジを採用した一般のマフラーって見たこと無いです。

これだけでも世界最高峰品質を名乗れるんですがやはりそこは
CircuitConceptです。

一般量産のマフラーでは採用されることが滅多にない通称差し込みタイプ

titaniumex3

フランジタイプと比較して圧倒的な軽量化を見込めます。

さらにはマフラーの下の部分に採用することで地面にアタりにくくなります。

欠点はコストと精度です。

ちょっとでも短く作っちゃうと排気漏れを起こしますから最後はミリ単位で
長さを調整しなくてはなりません。

考えられることを全て投入しています。

それがCircuitConceptの開発魂です。

 

CircuitConceptフルチタンマフラーネタその2

何回もココで弊社の考えをお伝えさせてきましたがチタンマフラーに対する
弊社の考えを端的にまとめると

費用対効果が悪い

軽量化の律速段階がずっと下

大きくはこの2点です。

軽量化の律速段階がずっと下というのはもうシツコイくらいに解説しました。

弊社の製品はやはり一見すると高価なモノが多いです。

それもそうでして開発段階でこだわりを続けて投入していった結果です。

お客様が弊社の製品をお買い上げ下さってどうお感じになるか?

こりゃスゲ~~

っなれば次につながりますし、大口叩くほど大したことネェや ってなれば
もう次はありません。とてもカンタンなハナシです。

選ぶのはお客様です

弊社が考える弊社製Z34V36用のマフラーに対するお客様のご期待は

パワーと音質そして保安基準適合

この3つに世界最高峰品質を追求するんです。

そりゃあ並大抵のことではありません。

パワーは数字に出るのでごまかしが効かない・・・ハズなんですが
係数と言う名のトリックが蔓延しているように感じてしまいます。

ま、これもをいをい詳細をご報告させて頂ければと思います。

音、コレも至ってカンタンなハナシだと思います。

聴けばわかりますから。

カラ吹かしなんかじゃわかりません。

ちゃんと負荷をかけて走った真のサウンドを聴いて欲しいです。

先日アップしたPさんの動画でもある程度はおわかりになるとは思いますが
ご興味のある人は実際にお聴きになった方がずっとイイと思います。

そんな弊社の考えを具現化したオールステンレス304マフラーも
もうリリースしてから6年以上も経っています。

その間に施行された加速騒音保安基準に向けて仕様変更を続けて参りました。

純正のダイアグブレースバーのせいでとても取り回しが悪い純正レイアウト、
もちろん弊社製マフラー以外は一般量産品では全部そうなっています。

で、仕様変更を重ねた結果、やっと量産一歩手前にまでこぎ着けましたが、
これまた大金を投入してきたのに全部パーです。

ま、うれしい誤算だったんですけどね。

ステンレス304のマフラーと大して変わらない価格でフルチタンマフラーが
生産できることになっちゃったんです。

日本ではフツーには考えられないハナシです。

単純に倍くらいはする価格ですから。

ココでコレを読んだ人が感じることは

安いチタン見つけたんだろ ┐( ̄ヘ ̄)┌

だと思います。

超素材フェチのCircuitConceptです。

心技体、そう、心技体だ!!ネタ、その5

コレが噂の紙のストローか・・・・。

straw

S田様の390RS用ブロック加工とダイナミックバランス取りを終えた
クランクシャフトを持って帰るんですが、50Kgくらいあります。

さ、そろそろ心技体ネタも最後ですね。

大台をみごと突破したPさんとおハナシして次期タイヤは敢えての
ZIIIで行くことになりました。

フツーはですね、さらなるタイムアップを目指して71Rや052あたりを
狙っていくのが常套手段なんですがそこは敢えての同じタイヤです。

理由は至ってカンタンでして同じタイヤなら純粋に運転技術の向上が
キチンと判断できるからです。

ロガーや映像を精査していくと運転技術の向上のみであとコンマ5秒は
行けると弊社は判断しました。

もちろん道のりはそんなにカンタンではありませんが不可能ではありません。

タイヤの能力を使い切ってこそのハイグリップタイヤです。

何回もココで書かせて頂いておりますがコース上でナニも起きなければ
それはタイヤの能力をずっと下回った運転と弊社は判断しています。

以前にも書きましたがトッププロの運転は一見するととてもスムーズで
ナニも起きていないように見えることが多いです。

それはトッププロのハナシです。

トッププロではない我々のようなドライバーは常に100%で走ることは
ムリだと考えた方がイイと思います。

従って現状では90%から100%までウロウロしているような段階を、
もっと経験を積んで95%から100%に安定して収められるように
次のステージをご呈示していきたいと考えております。

そうなると必然的にタイムって縮まるんです。

先日もご紹介した仮想ベスト、ミスが無くなれば仮想じゃ無くなるんですね。

しかも一発だけじゃなく安定してベストを叩き出せるようになります。

ベストが同じだったとしても内容は全然違います。

その結果、どこのサーキットに行っても安定して好タイムが出るようになり
しかもコントロール能力が上がるとムダなクラッシュも避けられます。

こう書くとカンタンそうですがココからはヂミ~~~な努力の積み重ねです。

心技体、そう、心技体だ!!ネタ、その4

ベストを叩き出せた時、特に大台を突破とした時って大きな転換期です。

当時、筑波で分切りを達成した仲間で今でも現役なのってI氏くらいで
他はほとんどお見かけしなくなっています。

そりゃイロイロとご事情もあるでしょうから。

最近TVのニュースでちょくちょく見かける青森県だったか84歳の
おばあちゃん、70過ぎで起業して今でも一線で現役だそうです。

84歳のおばあちゃんがお一人で山に入っていってヨモギだったか何かの
葉っぱを摘んできて、さらにはお一人でお作りになった餅みたいなモノを
その葉っぱで包んで全国に発送しているって個人事業です。

毎日毎日お一人で出荷発送までこなしているそうです、

その84歳のおばあちゃんが言っていたことが印象的でした。

限界は自分で作っちゃうモノ

だそうです。

さすがに説得力がありますね。

続けていて結果を一つ一つ構築していくからこそ世間から認められます。

心技体、つまり

心・・・情熱

技・・・ドライバーの技術

体・・・車体作り

これらが三位一体になって結果を出すというのが弊社のスタイルです。

そのためにS15もご提供しています。

大台を突破してさらに上を目指すときにほとんとほのショップさんが
選択する道、それはもっと速いマシン作りです。

もちろん弊社は否定するワケではありません。

でも弊社のアプローチはやはりひと味違います。

心技体にも律速段階があると弊社は考えます。

お得意様にとってナニが一番効率的なのかを弊社がキチンとご案内します。

特にドライバーの運転技術に関してはお得意様が弊社に全幅の信頼を
寄せて下さっていますから、その律速段階を的確に理論的にそして
お得意様が納得して下さるような形でご呈示しなくてはなりません。

しかもわかりやすく。

ガムシャラに修行めいたようなことは今時は流行りません。

楽しく、そして割とすぐに結果が見えてくるようでないとお得意様も
だんだんヤになってきます。

難しそうですが実はカンタンなんです。

ロガーや映像を見ていると弊社も含めてまだまだツッ込み所が満載です。

つまり運転技術の向上でまだまだ詰まるんですね。

弊社のお得意様が何名も具現化して下さっております。

あと3年もすれば名実ともにトップドライバーの仲間入りだと思います。

その頃は弊社とのお付き合いが10年近くのお得意様もいらっしゃいます。

サーキットコンセプトに任せて良かった

って感じて下さるようにアメリカで考えています。