で、実際の製品なんですが先日のスーパーオートバックスのイベントで
プロトタイプを公開させて頂き、お得意様も品質にご納得下さいました。
そうは言ってもまだまだ攻めるところはあるんです。
とりあえずの削り出しのチタンフランジですが、これじゃあ弊社的には
世界最高峰品質を名乗ることができません。
これが弊社製従来のステンレスマフラーのフランジです。
肉を徹底的に抜いてg単位の軽量化に努めていますがあまり肉を抜くと
チタン合金はモンダイが生じてくるんですね。
そもそもチタン系は高温に強くありません。
マフラーを始め高温にさらされるところに使うと反ったり割れたりと言う
トラブルも少なくないんです。
ターボ車ではないのでそこまで神経質になる必要は無いんでしょうが
軽量化と強度を両立するためには上の画像のようにリブを打った
攻めた肉抜きが弊社には必要と感じています。
コレ、とてもタイヘンですよ。
コストもとてもかかります。
だからこんなフランジを採用した一般のマフラーって見たこと無いです。
これだけでも世界最高峰品質を名乗れるんですがやはりそこは
CircuitConceptです。
一般量産のマフラーでは採用されることが滅多にない通称差し込みタイプ。
フランジタイプと比較して圧倒的な軽量化を見込めます。
さらにはマフラーの下の部分に採用することで地面にアタりにくくなります。
欠点はコストと精度です。
ちょっとでも短く作っちゃうと排気漏れを起こしますから最後はミリ単位で
長さを調整しなくてはなりません。
考えられることを全て投入しています。
それがCircuitConceptの開発魂です。