コレが噂の紙のストローか・・・・。
S田様の390RS用ブロック加工とダイナミックバランス取りを終えた
クランクシャフトを持って帰るんですが、50Kgくらいあります。
さ、そろそろ心技体ネタも最後ですね。
大台をみごと突破したPさんとおハナシして次期タイヤは敢えての
ZIIIで行くことになりました。
フツーはですね、さらなるタイムアップを目指して71Rや052あたりを
狙っていくのが常套手段なんですがそこは敢えての同じタイヤです。
理由は至ってカンタンでして同じタイヤなら純粋に運転技術の向上が
キチンと判断できるからです。
ロガーや映像を精査していくと運転技術の向上のみであとコンマ5秒は
行けると弊社は判断しました。
もちろん道のりはそんなにカンタンではありませんが不可能ではありません。
タイヤの能力を使い切ってこそのハイグリップタイヤです。
何回もココで書かせて頂いておりますがコース上でナニも起きなければ
それはタイヤの能力をずっと下回った運転と弊社は判断しています。
以前にも書きましたがトッププロの運転は一見するととてもスムーズで
ナニも起きていないように見えることが多いです。
それはトッププロのハナシです。
トッププロではない我々のようなドライバーは常に100%で走ることは
ムリだと考えた方がイイと思います。
従って現状では90%から100%までウロウロしているような段階を、
もっと経験を積んで95%から100%に安定して収められるように
次のステージをご呈示していきたいと考えております。
そうなると必然的にタイムって縮まるんです。
先日もご紹介した仮想ベスト、ミスが無くなれば仮想じゃ無くなるんですね。
しかも一発だけじゃなく安定してベストを叩き出せるようになります。
ベストが同じだったとしても内容は全然違います。
その結果、どこのサーキットに行っても安定して好タイムが出るようになり
しかもコントロール能力が上がるとムダなクラッシュも避けられます。
こう書くとカンタンそうですがココからはヂミ~~~な努力の積み重ねです。