日別アーカイブ: 2018年11月19日

転ばぬ先の杖って何事にもあてはまるようですネタ、その1

必ず誰しもが経験するハナシだと思いますのでもうちょっと語ります。

何か親の最期を準備するってミョーなハナシかもしれませんが自分の経験上
コレはやっといた方がイイってのがいくつかありました。

ある程度のシミュレーションは強く推奨します。

起きてしまってからはもうなるようにしかなりません。

その段階になってかかるコストやテマヒマを調整することなんか不可能です。

その類の仕事をなりわいとしている人もいらっしゃるでしょうから
深く突っ込んだ事は差し控えますが事前にある程度ご自身でできる事も
起きてしまってからだと待った無しで業者に依頼するしかありません。

そしてそれが適正なのか判断する時間もありませんし、不適正だと
わかったとしてもその段階でどうする事もできません。

カブせているワケではありませんがトラブルが起きてからだとどうしても
時間的にも費用的にも想定以上にかかるモンです。

誰しもが同じ思いでしょうが、トラブルってイヤなハズです。

ストリートならそんなに頻繁にトラブルに見舞われる事がありませんから
どうしても乗りっ放しって人も多くなってしまいます。

むしろサーキットに行くお客様の方がメインテナンスに対して敏感です。

特に10万キロオーバーのお客様が増えてきましたので、常日頃から
弊社にメインテナンスを全面的にお預け下さるお得意様の車両状態は
良好な事が多いですしそれはそれで弊社もひと安心です。

そりゃそうです。

弊社推奨の◯◯がイイですよ ってススめておいてフツーに劣化してたんじゃ
お客様だって なんだよ~ (`Д´)凸 ってなります。

で、今回はATフルードのおハナシです。

以前にも書きましたが弊社にはしがらみが無いのでオイルや油脂類は
好きなモノを使えます。

こんな浮き草にもオイルの営業の方がお見えになることも多いです。

やはり皆様イイ事を言います。

そりゃそうです。

で、ハナっから決めつける事は弊社はキラいなのでとりあえず試します。

ATフルードもいっぱい試しましたよ。

で、今のところの結論に至っております。

ATフルードはストリートだったら日産純正でもイイかな? って感じます。

安いし。

ただし条件付きです。

せめて車検ごとには交換をオススメしたいです。

ただ、ちょっと飛ばすお客様は日産純正は役不足を感じます。

ATフルードに限らず日産と言うメーカーが純正部品に託す事、それは
ズバリ耐久性です。

性能は二の次 そんな風に感じています。

そりゃそうだと思います。

新車でお買い上げになってからディーラーで定期点検を受け続ける人は
まだイイ方でして、車検だって最近ハヤリの格安車検を謳っている
そこいらの整備工場も増えてきました。

1万や2万でキチンとした車検整備なんかできません。

当然、最低限の確認だけです。

変なことでもやっていない限り車検って割とカンタンに通ります。

車検に通らないモノを付けていれば論外ですが、灯火くらいの確認で
通すだけなら通っちゃうってのが現状です。

100円ショップにモノが悪いって文句をつける人はいないでしょうが
格安車検の後にトラブったら ナニ点検してんだよ ってなりますが
お選びになったお客様側にもある程度の自己責任論は付いてきます。

弊社ではおクルマの使用状況や年数に応じて推奨品目があります。

昨日のハナシとカブりますがEGオイルだけは皆様は敏感です。

PSフルード交換したことありますか?

ATフルード交換したことありますか?

一応メーカーは交換必須とは言っておりません。

だから車検でも交換しないしディーラーでも推奨しません。

格安車検では確認しても液量くらいだと思います。

ATフルードなんかレベルゲージすらありません。

当然、メーカーの想定内です。

表向きは環境モンダイです。

交換すれば廃油が出るから。

こんなハナシがまかり通って異論を挟む人がいないことにも驚愕です。

ま、真実を知らないんです。

弊社扱いのMTオイル、お試し下されば誰でもお判りになるフィーリングです。

MTオイルなんてほとんどの人は日産純正です。

フィーリングや性能は二の次でそもそもメーカーは新車から5年10万キロを
もたすことそれが主たる目的であると推察できます。

全体の販売台数から判断してそれでイイって人の方が圧倒的に多いですし
MTオイルやPSフルードに性能やフィーリングを求めるような人は
圧倒的に少ない、って言うかいないと判断しているようにも感じます。

もっと言ってしまえばメーカーはそんなに長く乗り続けて欲しく無いんです。

2回目の車検つまり5年ですね、ソコで新しく買い換えて欲しいのが本音です。

つまり我々のようにチューニングを扱う立場とは考え方が違います。

弊社は楽しく乗りやすくZ34V36に乗り続けて欲しいので、想定される
トラブルの芽を事前に摘んでおく事を推奨しております。