月別アーカイブ: 2018年4月

ハードとソフトの融合ネタ?

インフルエンザでは無いんで、ちゃんと仕事はしています。

さて、ハードとソフトの融合のネタの続きですね。

結果については,弊社お得意様というか、もうサクラとしか思われていない
Pさんが詳細を公開して下さっていますので、違うことを書いてみます。

Z34やV36に限らず、いろんなパフォーマンスパーツが手に入ります。

買う側の立場になって考えてみると、それはそれは様々です。

やはり価格は重要な要因ですが、何回も書かせて頂いているように
イイ物はそれなりに高くなります。

それがなかなかお客様には伝わらない。

ヘタすりゃぼったくりって言われることもあります。

ま、言わしときゃイイんですけど、弊社に世界最高峰品質をお求めの
審美眼をお持ちのお客様に、ご期待以上の結果でどう返すか??

それが弊社の永遠の課題です。

こんなん買うんじゃなかった

ってなることだって無いワケではありません。

だからこそキチンと責任を持った情報発信が必要だと考えておりますが、
弊社お得意様のM田様にいつも諫言されます。

伝わって無いですよ

良く聞かれることが

コントロール性ってナニ?

ロール剛性ってナニ?

止まるブレーキと曲がるブレーキの差は?

コントロール性やロール剛性のハナシは、弊社のアシをいれないと
多分ちゃんとは伝わらないと思います。

そんなんでイイのか!!??

って、またまた糾弾されそうです。

ブレーキだって、世の中にブレーキキットなんて掃いて捨てるほどあります。

そのフィーリングは実際に取り付けてみないとわかりません。

純正以下の製品なんていっぱいありますが、ここでは書けません。

ブレーキについてわかっていない人が開発するとあんなカンジになんですが、
実に良く売れているらしく、多くの人が取り付けています。

Pさんが弊社ブレーキキットのシェイクダウンで富士を30分サル走り後、
想定以上の結果が出ちゃいまして、そこで一言。

イイ物をホントにありがとうございます

この一言が、弊社の開発理念の全てを語っています。

Nさんもこれまた想定以上の結果が出ました。

ちょっとデキ過ぎの感がありますが、ご本人たちはとても喜んで下さいます。

遠方のお客様が多いので、地元のショップさんにも通うことがあります。

そこで、アレは良くないよ、ウチのにしなよ って言われることも多いです。

弊社製をお選び下さって、お客様のご期待以上の結果でお返しすると、

サーキットコンセプトの言ってることの方が正しくね?

ってなります。

それでイイと思っています。

アシやブレーキに限らずに、弊社の製品をお選び下さったお得意様は、
ちゃんとオトクな思いをして下さるようにしています。

そう言えば、弊社製ダイアグブレースバーコンプリート3点セット、
メチャクチャ評判がイイです。

リアピースのみ先行発売していましたが、フロントピースと
△△△△スティッフナー(まだナイショ)で、計3点セットです。

コレ、弊社EGマウントよりもずっと効きます

まずはお得意様に順次、デリバリーをしています。

昨年にスーパーオートバックス神戸さんのイベントで,リアピースを
お買い上げのお得意様、ちゃんと追加分も持って行きます。

しかも初期お買い上げ特典として、定価の半額です。

弊社お得意様への感謝の気持ちです。

アレ、ハードとソフトの融合のネタのハズだった。

明日ちゃんと書きます。

ハードとソフトの融合ネタ

またおおげさな・・・

ハードとソフトの融合って表題ですが、まさに好例が2つもありました。

繰り返しになりますが、どんなに素晴らしい製品を追求したとしても、
使いこなさなければ、価値は半減してしまいます

ですから、弊社では可能な限りサポートをさせて頂いて弊社製品を
お買い上げ下さったお得意様に、もっと喜んで欲しいと考えています。

お客様が楽しく走ってそれがタイムに繋がる 弊社が一貫して主張しています。

まさに具現化した日でした \(^^)/

詳細はまた明日書きます。

ハナシが変わるようですが、アルテッツァのをいちゃんリターンズです。

fujishort

もうかれこれ1年以上になりますね。

弊社の試乗車はタイヤモニタリングシステムが入っているので、その時には
タイヤエアゲージを持って行かなかったんです。

そんなことではいけませんね。

で、弊社お得意様のエアを計測しようと思って、あ、ヤベ~~忘れた
ってことに気がついて、隣のピットだったアルテッツァのをいちゃんに
拝借したのがきっかけです。

その節はありがとうございました m(_ _)m

アルテッツァのをいちゃんじゃ失礼極まりないので、次回はちゃんと
お名前を伺っておかないと。

で、一緒にコースインしてみると、これまた実に運転が上手。

中速コーナーなんて、アクセルで向きを変えて、接線方向に最小限の
テールスライドで立ち上がって行きます。

まさに理想のドライビングのカタチです。

今回はPさんとNさんのサポートがメインで、弊社は1ボックスで行きました。

次回はGoProを積んで、後ろから撮影させて頂こうっと。

タイヤの能力を100%引き出している教科書みたいなコーナーリングです。

これができる人って、滅多にいらっしゃいませんから。

20年近くコツコツコツコツとハード面を仕上げて来て、それをコース上に
適応させて発揮させるというソフト面の、まさに融合です。

あれから一年以上ぶりにお会いしてご挨拶させて頂くと、ナント!

開発日記、熟読してますよ

(゚ロ゚)

弊社は自社のサイトも含めて、開発日記のことを一切喧伝しません。

お高く構えているワケではありません、喧伝したところで・・・・・です。

それなのに、一度お会いしてご一緒にバトルさせて頂いただけなのに、
弊社の開発日記にたどり着いて熟読下さるなんて (TT)

いつもココで書かせて頂いておりますが、情報発信は諸刃の剣です。

思いつきや憶測でテキトーなことを書いたり、ウソを書いたりすれば、
タダですりゃ浮き草の信用が失墜しますし、もう浮いてはこれません。

弊社を全面的に信頼して下さって、安くは無い製品をお買い上げ下さる
大事なお得意様をガッカリさせてはいけません。

とある製品をご案内する時に、カンタンに、アレ、イイっすよ~ とか、
アレ、ダメっすね って言うのはカンタンです。

一般のお客様がSNS等で発信するのは、まあアリだと思います。

テキトーな事を書いて信用を失っても、SNSをヤメちゃえば事足ります。

我々のようなメーカーには、責任がつきまといます。

世界最高峰品質 だなんてココで常日頃ホザいています。

お得意様がいかんなく発揮できるように、できるだけのサポートを
ハード面だけでは無く、ソフト面でもご提示させて頂いております。

素材フェチネタ

もう何回も聞いたよ

そうおっしゃらずに、まあ、読んで下さい。

思えば、ホイールスペーサー、5年くらい前から書いていますね。

あいかわらず時間がかかる。

弊社が選ぶ道は,当然、世界最高峰品質 です。

やってみると、ここをもうちょっとアソコももうちょっと ってなります。

ナニか上を目指すと、必ずそうなります。

ハブリングに1ランク上の精度を求めたり、攻めた肉抜きを追求したら
こうなりました。

wheelspacer

コレ、6061の試作です。

これでも充分に商品力はあると思いますが、やはり弊社は
CircuitConceptです。

コイツをマグネシウム合金で作って最終形です。

マグネシウムで作る意味あんのか?

って言われちゃえばそれまでです。

アルミ合金でも充分です。

ただ、弊社が今さらアルミ合金で出しても、まさに今さらです。

当初はチタン合金で作ろうと画策していましたが、意外とチタンが重いので、
嫌がる加工屋を説得して、マグネシウム合金で作ることになりました。

7月のスーパーオートバックス神戸さんのイベントに間に合わせたいです。

驚愕の軽さを手にとってお試し下さい。

段ボールで作った方が重いんじゃね? ってほどの軽さですから。

ただ、64チタンは圧倒的な硬さを誇ります。

あれ?チタンって割れるってハナシを良く聞くケド・・・・。

ま、詳細を書くとまた怒られそうなので、直接聞いて下さい。

だから弊社はホイールナットには64チタンしか使いません。

チタンナットはカジるだのなんだのってハナシを良く聞きますが、
弊社では50セット以上を直販していますし、サーキットでも
チンチンになったチタンナットの脱着を何回も何回もやりますが、
トラブったこと、1回もありません。

これまた何回も書いていますが、どんな優れた部品も適正な使われ方を
しなければ、トラブルに見舞われる可能性が高いですし、そんな時に
こんなんダメだよ ってモノのせいにすることを良く耳にします。

そんな了見では、イイ物なんて絶対にできませんね。

さ、お客様に喜んでもらおっと。

lugnut

やはり開発には終わりがありません、ネタ

いつもここで書かせて頂いておりますが、弊社の開発理念は

自分が客だったらこんなモノが欲しい

です。

自分があんまり欲しいと思わないモノを,お客様がおカネを支払って
買って下さるワ~~~ケがありませんから。

あ、コレはイイな、めっちゃ欲しい

にならないと、弊社的にはダメなんです。

弊社はいろんなモノを自社開発、もしくは自社プロデュースをしております。

もちろん自社でできないことは、その道のプロフェッショナルに
やってもらった方が、仕上がりもコストも有利なこともあります。

そんな時はやってもらうと言う選択を取るんですが、これまた
一筋縄では行きません。

できあがってきたモノが、う~~~んもうちょっとこうしたいああしたい
必ず出てくるモンです。

そんな時に対応してくれないと、弊社的にはもうアウトです。

幸いと言いますか、世界中でソコ1件しかやっていないということは
今までに無かったですし、探せば新進気鋭はいくらでもあるモンです。

タイヤモニタリングシステムのおハナシです。

もう10年くらい前から弊社で導入しました。

コレ、絶対に必要です。

サーキットを走らない人でも、トラブった時に初めて痛感します。

タイヤの空気って、徐々に抜けていきます。

しかも4輪が均等に抜けていくとは限りません。

タイヤモニタリングシステム付けると、弊社が主張していることは
顕著におわかり頂けると思います。

サーキットを走られる人は、もっとずっと必要性が増します。

コレが無いと、いろんな意味でかなり損をします。

以前にも、タイヤモニタリングシステムのサーキットでの優位性は
詳細にご紹介させて頂いたので、今回は割愛させて頂きますが、
しつこいようですが、コレが無いとかなり損をしています。

弊社がタイヤモニタリングシステムに求めること、それは

見やすいこと

できるだけコンパクト

耐久性 信頼性

そしてやっぱりカッコイイ方がイイですね

この4つを満たした製品って、なかなか無いんです。

だから毎回毎回、こんなん作って って頼むんです。

でも、なかなかやってくれる所ってホントに珍しいんです。

で、今回の仕様変更です。

tpms1

かなり理想に近いモノができました。

ま、評価はお客様がすることで、弊社的にはコレがアリだと思います。

サーキット用には、空気圧と温度が常時に表示されるのは嬉しいですし、
やっと有機ELのカラーバージョンになりました。

時代は有機ELです。

ネットオクでも安いモノはいくらでも手に入ります。

基本はノークレーム、ノーリターンです。

1輪表示しなくなっても泣き寝入りです。

それじゃあ全く意味がありませんね。

弊社はキチンと1年保証をつけています

低圧のウォーニングや、高温のウォーニングも装備しています。

オマケで、こんなんもありました。

シガーライターソケットに,ポン付けお手軽バージョンです。

tpms2

横っちょにシガーライターソケットの追加が装備されているので、
ソケットが埋まることはありません。

で、日本には電波法って法律がありまして、使える周波数も出力も
割と細かく決まっています。

日本の保安基準に適合させて って依頼してから1年がたっちゃいました。

それでもイイ物ができたので、結果オーライです。

で、日本には電波法って法律がありまして、使える周波数も出力も
割と細かく決まっています。

日本の保安基準に適合させて って依頼してから1年がたっちゃいました。

今回はかなり前からのご予約分で終わりです。

次回は5月に取ってくる予定なので、早めにご予約をお待ちしています。

有機ELカラーバージョン    34,800 円

シガーソケットお手軽バージョン 29,800 円

終わりのないEG開発ネタ

スーパー眠い・・・・。

hnd

NAチューンって実にヂミ~な作業の積み重ねですが、弊社にとっては、
実は好都合だったりするんです。

たいていのショップさんがイヤがることを弊社は喜んでやるからです。

過給器だったら、ブーストをほんのチョイ 0.1だけ上げて得られるような
20~30馬力も、NAチューンだとかなりの大騒ぎです。

そもそも、やったからと言ってそれが結果に結びつくかもわからない事を
コストをかけて一個一個試していくしか弊社には方法がありません。

閉鎖的な日本のチューニング業界から、海外の技術者を頼ったことも
弊社には大きく吉と出ました。

エンジンを何十基も作った経験があるワケでも無いので、スペシャリストの
助言を全て信用して一つ一つ試してみて、とても良い経験になりました。

エンジンだけでなくアシだってECUだって、一般のお客様にとっては
ブラックボックスとしか映りません。

ホントのところ、実際にナニが行われているのかをわからないからです。

手元に帰ってきたご自分の車両をご自身で乗ってみて初めて評価できます。

それでもほとんどが、いーんだか悪いんだか そんなパターンも多いです。

オフ会とかで乗り比べっこすればすぐにわかるハナシなんですが、
あんまりそれについてココで書いても、って思います。

弊社では今のところ

370RS

390RS NEO

390RS Pro

を、正式ラインアップしています。

ナニが違うの? コストは?

お客様にとって、とても大事なことだとは思います。

ここでざっくり書いても,余計に伝わらないでしょうから、お一人お一人
丁寧にご説明させて頂いております。

現在、完全に弊社で手がけさせて頂いたEGはようやく4基目です。

フツーに分解、洗浄して、ピストン、コンロッド、カムシャフトを規定値で
組んで、セッティング、そんなことを弊社のお得意様は期待していません。

それならナニも遠方からわざわざ弊社に、長期間おクルマをお預けには
ならないと思います。

弊社に、何か特別なこと を、ご期待下さるんです。

もう明日帰ります。

お待ちになっていらっしゃるお客様が・・・・・・。

終わりのないEG開発ネタ

それこそエンジンなんて、アシの比じゃないくらいやることがあります。

また、コストもアシとは比較にならないほどかかります。

390RS NEO キチンと結果出ました\(^^)/

後は、お客様がどう評価するかですね。

富士のストレートを立ち上がって、いろんなクルマと勝負することになります。

ストレートは評価がカンタンです。

どっちが速いかすぐにわかりますから。

あんまりデカい事を書いても、またアンチを増やすだけなのでヤめときます。

客観的な結果はすぐにわかりますから。

思えば、お客様と二人三脚でソコソコ長い道のりでした。

スジで言えば、まずは自社のクルマで結果を出してからのはずです。

はっきり申し上げまして、お客様がソコまで待てなかっただけです。

390RSを5年くらい前に組んで富士の本コースを楽しんでいらして、
もうそろそろオーバーホールをオススメしました。

ブローして壊してしまうと、費用がずっとかかります。

今なら消耗部品だけで済むので、安くアガるはずでした。

ところがです。

せっかく組み直すんだからもっとパワー出して、ってなりますわな。

そりゃそうです。

そっから先はタイヘンでしたが、楽しかったです。

弊社の経験値も引き出しもずっと蓄積されましたから。

結果が出れば全てがイイ思い出になります。

これでもやりたい事はまだまだあるんです。

今回はお客様と相談しまして、そんなに攻めた事は控えました。

パワーはもちろんですが、耐久性重視です。

新型の軽量コンロッドや新型の軽量ピストンで、さらにメタルにかかる
力を低減できましたし、NASCARテクノロジーのバランス取りや
強化バルブスプリング、そして288度VVELコントロールシャフト、
それ以上に攻めた事は出来たんですが、とりあえずは耐久性重視、
乗りやすさ重視です。

気難しさ、扱いにくさは一切ありません。

雪が降る八王子の早朝でも、一発でエンジンはかかるしアイドリングも
至ってフツー過ぎるので、むしろチューニングエンジンらしい演出が
ちょっとはあっても良かったカナ? って感じてしまうくらいです。

弊社が実走セッティング中でも、こりゃあ速い って感じました。

さ、次です。

このテクノロジーを次のお客様にどんどん投入しつつ、弊社のエンジンで
文字通りもっと攻めた事をやってみます。

さすがに壊れるかもしれません。

でもいつもここで書いています。

どハマりしないと得るものはありません

教えてもらった事をそのままやっていたんでは、所詮はソコ止まりです。

いろんな事をいろんな外注先に持ちかけて、ことごとく断られたのも
今となっては感謝のキモチすら芽生えてきました。

弊社の仕事をそこで外注先が受けていたら、ココまで来れませんでした。

昨日書いたS15ネタ、評判がかなり良くて、早速、お問い合わせを
何件か頂戴しています。

S15なら、ずっと安くできます。

また一つ一つご紹介していきますが、軽量ピストンはもう完成してますし
軽量コンロッド、クロモリ削り出しのフルカウンタークランクシャフトも
台湾で作っています。

ダメかもしれませんし、弊社の予想以上のモノを作ってくるかもしれません。

失敗しても直4のSR20は安いです。

乗りやすさを重視すると、カムシャフトはそんなに攻められませんが、
Z34V36と違って、車上でカンタンにカムシャフトを交換できます。

つまり工賃もずっと安くアガリます。

お手軽でリーズナブルな割には、結構パワーが出ますよ。

昨日ご紹介したポン載せのSR20VEも、セットが出ちゃえばすぐ次に
取り掛かる準備もできています。

SR20のスペアエンジン、2基あります。

SRパルサーN1のヘッドもあります。

まずはポン載せSR20VEをMOTECでキチンとセットを出します。

それから、もう手元にあるφ87の軽量ハイコンプピストンを入れて、
カムシャフトはSR20用なんて、いっぱい出ているので安く上げます。

IN272、EX264くらいからですね。

SRパルサーN1のヘッドって、純正でインテークが288です。

もう、 まんまVTECです。

弊社のS15は、代車でお出しすることも多いです。

あんまりアイドリングがバラバラ言っちゃっても

NAチューンって、過給器には無い楽しさと魅力が大きいです。

S15で実験と検証を重ねて、その実績をZ34V36に生かして行きます。

ちなみにRB26NAフルチューンのお客様もいらっしゃいますので、
これまたご紹介させて下さい。

終わりのないEG開発ネタ

まずは業務連絡をさせて下さい。

栃木県在住のF田様

お問い合わせありがとうございます。

すぐに返信させて頂きましたが、届いていないようでしたらお手数ですが
迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性もありますので、
ご確認下さい、よろしくお願いします。

アシのネタ、飽きてきました。

さ、タマにはEGのハナシにしましょう。

やりたいこと、いっぱいあります。

無いのがおカネです。

Z34で試して失敗してエンジンブローすると、弊社は立ち直れません。

だからテストはS15でやっています。

今フルコンをテストしています。

今ハヤリのLINKってニュージーランド製フルコンを画策していましたが
イロイロと調べてみると、LINKではできないことがある。

しょうがないのでMoTeCにすることにしました。

MoTeCはもう何十年も最強のフルコンなんですが、なにせ高いです。

LINKで済んだらソッチの方がずっと安いので平行してやっています。

何でMoTeCを使わなきゃいけないのか? は、をいをいご説明します。

で、弊社の12万キロオーバーのS15NA、こんなんです。

SR20DE

キチンと一つ一つパワーチェックして弊社の引き出しにしていくんですけど、
パワーチェックで全開するとEGバラバラになりそうなので、まずは
EGの載せ替えのメドがついたらパワーチェックしてみます。

計測中にバラバラになったら、すぐに載せ替えです。

で、まずはコイツに換装です。

SR20VE

SR20っていくつか種類があります。

S15NAのSR20DEは、カタログ値は140馬力。

このSR20VEはカタログ値は205馬力。

まずはポン載せなんですが、そのまま載らないんですね。

そりゃそうです。

横置きと縦置きですから。

このタイプの換装ってシルビア乗りにはメジャーなハナシらしくて、
多くの人が経験してるようです。

腰下(ブロック側)をS15を使って、ヘッドをSR20VEにするんです。

これまた単純に載せ替えられるワケでもなく、加工は必要です。

大した加工でもありません。

せっかくピストンも作ったんですが、ここは敢えてのポン載せです。

目的はS15では無く、最終的にはZ34へのフィードバックですから。

上記の2枚の画像をご覧下さると気が付くと思いますが、ディスビの位置が
縦置きEGと横置きEGでは違います。

そのままヘッドを交換してもS15にはバルクヘッドにアタっちゃって
載らないんですね。

いろんな解決方法があるんですが、弊社はディスビを取っちゃいます。

で、MoTeCのピックアップとダイレクトイグニッションにしてみます。

EGルームもスッキリしますし。

終わりのないアシの開発ネタ

昔、SuperGTのお手伝いに行っていた時に学んだことがあります。

予選の上位10台でスーパーラップってのをやります。

ここ何年もSuperGTに行っていないので、今もスーパーラップを
やっているかはわかりません。

1台で占有走行です。

たった1台でコースを占有して文字通りスーパーラップを叩き出すんです。

全てのメカニックやスタッフ、そして他のチームのドライバーも監督も
みんながその1台の走りに注目します。

1周2~3分のコースで、コンマ1秒を争います。

全員でモニターを見つめて、イイ走りだな ってのはやっぱり上位です。

そんな時に、ちょっとケツをズルって行っちゃうドライバーもいます。

そうなるとモニターを見ていた全員が あ~~~~~~~~ って
落胆の声を上げていたモンでした。

ほんのちょっとだけケツが出ただけでコンマ数秒を失う世界です。

それをカジって GTでもケツ出さないんだからさ ってグリップを
推奨するハナシをとてもとてもよく見かけます。

それを真に受けて、流さないように流さないようにってドライビング、
プロや上級者向けのハナシってことまではなかなか伝わりません。

弊社では敢えてソコを否定します。

いつもここで書かせて頂いているように、弊社が他社さんと同じ事を
やっても、誰も弊社を訪れて下さることはありません。

だからと言って、思いつきでテキトーなことを書いたり、主張することが
コロコロ変わったらそれこそ誰もいなくなってしまいます。

一般のドライバーがタイヤの限界を知り尽くすことはほとんどムリです。

またまた、ココでケーススタディしてみます。

shortcourse6

ココを丁寧に丁寧に走り抜ける って言うと聞こえがイイですが、
実はナニも起きていない限界のずっと下ってことがほとんどです。

ここでアンダーが出れば、かなりの確率でクルマにモンダイがあります。

そのまま練習しても、うまくなるどころか楽しくありません。

アンダーもオーバーもナニも出ない

そんな時には、タイヤのランクを敢えて下げてみます。

アンダーならもっとアンダーが強くなるので、さっぱり面白くありません。

タイヤのランクを下げてオーバーが出始めたとします。

クルって回ってしまうようだと、やはりクルマにモンダイがあります。

アシにモンダイがある場合も多いですが、実はデフがダメなパターンも
多いんですが、それがキチンとわかることはとてもとても難しいです。

弊社が提唱し続けるトータルバランスの重要性とソフト面、つまり
ドライビングの融合って、弊社の永遠のテーマです。

終わりのないアシの開発ネタ

ソフト面って言ってもハード面よりももっと伝わらないんだろうな、って
自認しておりますが、お伝えしなければもっと伝わりません。

ところで、大谷選手、投打に大活躍ですね。

いつも思いますが、笑っちゃうのが評論家。

オープン戦で期待されたような成績が出なかったことに向こうのメディアは

アメリカでは高校生レベル  とか メジャーはムリ、マイナースタートすべき

って、そりゃあボロカスに叩いていました。

それが開幕わずか数試合で、ベーブルースの再来 だって。

書く方も書く方で、よく恥ずかしくないな って感じてしまいます。

言っていることが二転三転しても、ナニも思わない。

評論家なんてそんなモンだよ って言ってしまえばそれまでですけどね。

弊社がブレずに一貫して提唱していることが、楽しく上手くなる です。

当初はやはり、そんなウメ~ことあるワケねェだろ って言われました。

でも練習会を重ねることで、多くのお得意様がタイムアップしているのを
目の前で見ていると、弊社の取り組みも間違いではないんだな、って
やっと安堵の気持ちになれるようになりました。

何よりもお得意様の楽しそうな表情が弊社には最高の喜びです。

ソフトとハードのバランスって、とても大事です。

例えばこのコーナーでケーススタディしてみます。

shortcourse4

初めて来て下さったお客様は、だいたい曲がらない、もしくは曲げられない。

ハード面、つまり車体側に問題があって曲がらなければ、いくら練習しても
道は遠いだろうし、そもそも楽しくありません。

で、そこで初めて弊社のアシをオススメするんです。

弊社は言っていることをコロコロ変えたりしません。

むしろ、製品に責任を持ちます。

今まで40名以上のお客様が弊社のアシを選択下さっています。

お待ち下さるお客様も、現在7名いらっしゃいます。

次に、弊社のアシを入れても曲がらなかった場合を仮想してみます。

以前はありましたが、熟成が進んで今ではほとんどありません。

それでも一緒にコースを走っていると、差がついてしまうことがあります。

弊社の練習会では積極的に GoPro 撮影を導入して、インカー車載
だけでなくコース外側からも撮影して、車両の向きや姿勢を
お客様自身に客観的に認識してもらうこともしています。

すると、いろんなことがわかってきます。

曲がるはずなのに曲げられないのはソフト面にモンダイがあります。

なんとなく勘に頼っていても、自らゴールを遠くしてしまっているような
モンで、客観的に指摘されたことを真摯に素直に受け入れて下されば
それこそ楽しく上達し、タイムアップに繋がっています。

で、上記の回り込んだコーナーで曲げられないバヤイのハナシです。

これまた一貫して弊社が主張していますがイチバンやっちゃダメなのが
ハイグリップタイヤを履くこととキャンバーに頼ることと考えております。

もちろんそうは思わないショップさんもいっぱいいると思いますし、
ハイグリップタイヤとキャンバーを否定するものでもありません。

ただ、運転技術を楽しく向上させるという弊社の理念からは、
今ソコに手を出すと、自ら律速段階を作ってしまうことになると
弊社は考えております。

純粋に運転技術を向上させたいなら、ここでは適正なドライビング技術で
キチンと曲げられるようになれば、その後ハイグリップタイヤの恩恵を
もっと発揮できると言うのが弊社の方向性です。

ブレーキの残し方や荷重のかけ方だったり、もっと経験を積んでいけば
ヨーの発生の方法でグイグイ曲げられるようになります。

すると必然的にタイムって縮まります。

Z34V36、いや、クルマに限らずにナニか優れた道具を手にした時に、
適正な使い方、正常なセットアップ、それをないがしろにしたまんまでは
正常な進化を自ら捨ててしまっているようなモンだと弊社は考えています。