月別アーカイブ: 2017年6月

次期スープラを見て弊社EGオイルクーラーを想う、ネタ

こんなニュースを見っけました。

supra

次期スープラ、出るんですね。

トヨタさん、儲かってますから。

でも、800~900万するそうです。

1000万オーバーのLCが、予定受注の20倍も売れているらしいから、
強気の価格設定もうなずけます

次期RX7も同じような価格帯らしいです。

Z35もそうなっちゃうのかな?

価格に見合ったパフォーマンスがあるとしても、コミコミで1000万だと
もう別なハナシになっちゃいます。

80スープラの時にも経験しましたが、冷却系は必須です。

NAのZ34,V36でも熱対策は必須です。

ターボだと、もっと神経質になる必要があります。

サーキットガンガンを想定すると、さらにデカいEGオイルクーラーか
スペースが無さそげなので、大きくないコアが2つ必要になります。

さらに大容量ラジエターも必須です。

80スープラの時には、ホントに苦労しました。

アルミ3層だと全然ダメでした。

4層でも危なそげでしたし、安心を買うなら真鍮の4層です。

こうやって書いただけでも、フロントセクションがどんどん重くなります。

大金を掛けて重くしていきます。

そうしないと安心して走れないからです。

そこまでやっても、ターボ車はNAほどの耐久性は期待できません。

1000万の車両に、なんだかんだで500万くらいかかっちゃうと、
997GT3の方が良くね? ってなっちゃいます。

そう考えると、390RSって最も費用対効果が高いかもしれません。

で、EGオイルクーラーのハナシです。

もう4,5年前に完成型になっちゃったのでずっとネタは無かったです。

毎年、このシーズンになると急激に受注を頂戴します。

純正でもストリートで110度を超えてしまいます。

何回もここでご紹介させて頂きましたが、温度管理がちゃんとされていないと
5万キロ、10万キロ走行後の状態に差が出てきます。

サーキットを走れば思い知らされます。

5年目にして、プチ仕様変更をしています。

業界の多くの識者の皆様が手にとって驚いて下さったコイツ。

ghose

カーボンケブラーコンボルーテッドホース #12

弊社以外で取り扱っている所は無いと思います、多分。

このステンレスのオイルクーラーコアブラケット、これだって完成型です。

bracket

でも、できることがあるんですね。

マグネシウム? チタン?

バカみたいにおカネかけちゃったシュラウドも完成型です。

でも、おもしろいことに気が付いちゃったんですね。

弊社のお客様とご一緒に富士に行くことがあります。

30分X3セットのサル走り、油温に関しましては全然OKです。

スピードレンジが低い割には全開のショートでもOKです。

ラジエターの前にコアを置くタイプではないので、水温にも影響しません。

サーキットコンセプトのオイルクーラーが1番イイよ

って評価が付いても、さらに進化をしていきます。

現在受注を頂戴しても7月がギリです。

次回は9月になってしまいますので、早めのご予約をお待ちしています。

やっぱり最後は・・・・・・なんですね、ネタ

結局、小龍包が1個も食べられなかったので台北松山空港のラウンジで
エビ焼売とカニ焼売と小龍包を爆喰いです。

lounge

それでも、昨日はお取引さんがそれは手厚いおもてなしをして下さるので、

また太った・・・・

今日からまた鰯とサラダの日々です。

無機質なモノを販売させて頂いておりますと、考えさせられることもあります。

いらないモノっちゃあいらないモノを売っているんですね、弊社は。

タイヤだってブレーキだってシートだって最初から付いているんです。

交換しなくたって走っていくんです。

でもお客様は、その交換しなくてもイイ物を大金を投じてお買い上げです。

それを取り付けた後の世界を夢見るんです。

もちろん、外装だって同じです。

弊社のバンパーやフェンダーやサイドスカートやリアディフューザー、
お取り付け下さったお客様の車両を納めさせて頂くときに、高速の
SAで休憩に入ると、誰かしらが声をかけて下さいます。

カッコイイっすね~~~~

お客様自身がドライブするときにも、同じことに出会えるでしょう。

弊社の外装は、見た目ももちろん大事ですが空力にとても優れています。

ちょっとそこいらを走っただけで体感できます。

サーキットコンセプトを選んで良かった

って感じて下さればそれでイイんです。

最初は思いつきです。

こんなのあったらイイな

その程度です。

それを形にするのは、それはそれはとても大変です。

ソコソコのモノをソコソコの価格で納期を守って納める、これが王道です。

弊社は業界の王道と違ったことをやっています。

世界最高峰品質だぁ?

そりゃ叩かれたモンです。

弊社を訪れて下さるお客様で、最初から弊社を選んで下さるパターンは
あまり多くありません。

そりゃそうですよね。

これだけ百花繚乱、群雄割拠ですから。

大なり小なりの授業料をお支払いになってから弊社を訪れて下さると、
それまた悲喜交々ですが、共通していることは一つ、

もっと上の世界があるんちゃう?

です。

お客様によって、要求は様々です。

お客様にとって、

よくわからない

ってのが大きいです。

イイんだか悪いんだか良くわからない、ただノーマルより悪くなった

弊社を選んで下さった全てのお客様に喜んでもらえるためには
よくわからないではダメなんです。

昨日のスペーサーだって、お客様のニーズに合わせて3種類作っています。

スペーサーをカマせりゃ済むことです。

でも、1ピースにこだわりたいんです。

スペーサー、カッコ悪いですし。

これカッコイイねぇ~~

ってステアリングボス、見たことありますか?

FerrariChallengeのスイッチパネルよりも、もっともっと
カッコイイのを追求しています。

ボルトやナット1個に、魂を吹き込んでくる技術者にも恵まれました。

今回も、素晴らしい出会いがありました。

弊社  こういうモノを作りたいんだけど

呂社長 それだったらこうした方がイイあるよ

弊社  この素材でやりたいんだけど

呂社長 それだったら、今はもっとイイのがあるアルよ

弊社  最低ロットのハナシですが、何個から受けてくれますか?

呂社長 どうせ仕様変更すんだろ、1個試作作ってあげるアルよ

弊社  (TT)

価格勝負でネットを検索すればもっと安く作ってくれるトコ、あるでしょう。

でも、こういう出会いって弊社はとても大切にしていきたいです。

弊社のそう言うところが経営的に甘いんでしょうね。

コストを徹底的に削ることが、世界中の企業の大命題ですから。

無機質なモノを扱っているからこその、最後は「人」なんだと感じます。

デジタル全盛のこの時代だからこそ、「人」のつながりを大事にして、
1+1=3にしてみたい、そんなことを考えています。

さ、搭乗の時間です。

小龍包食べに来ましたネタ

そんなネタだったら、間違いなく怒られますね。

オレのクルマ放っておいてナニやってんだ

って。

1ヶ月に一回、本場をたらふく食べればそれで満足です。

でも、今日は食べられそうにありません。

小龍包どころか昼メシも食べられません。

もちろんイロイロとやっています。

朝、4時起きで羽田に行って7時20分発、松山空港行き。

午前中には既に打ち合わせです。

今回も盛りたくさんです。

これで最終仕様か? って期待が募るステアリングボス。

steeringhub

いつものことですけど最終的には、ミリ単位の変更です。

こないだご紹介させて頂いたFerrari458Challengeの
ステアリング廻りよりも、もっとカッコイイのを作りますって言ってから、
ず~~~っとアタマの中にひっかかったままです。

カッコイイなぁ~~~コレ

ってのを作らないと失敗です。

ふっふっふ

ハードル上げてお待ち下さい。

次にはコイツですね。

throttle

これまた時間がかかっています。

何コレ?

スロットルボディです。

画像には写っていませんが、この下にあるんです。

まだナイショです。

もう既にM田様やK西様から受注を頂戴しております。

純正のスロットルを加工したくらいではとうてい到達できない世界です。

さ、明日帰ります。

軽量高剛性ダイアグブレースバー、フロントピースネタ

業務連絡をさせて下さい。

メールサーバーの問題らしく、送ったメールが戻ってきてしまうことが
発生しているようです。

決してバックレる事はないので、再送信してみます。

軽量高剛性ダイアグブレースバー、おかげさまで堅調です。

ストリートでは、リアのバタ付きを抑え、サーキットでは、
トラクションアップに一役買ってくれます。

説明不足で、いまだに何の事やら? 状態です。

純正の軽いバージョンっしょ、くらいの認識です。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。

そんなモン出しませんって。

ちゃんと画像付きでご説明差し上げればすぐに解決なんですけど。

純正のダイアグブレースバーが3点留めなのに対して、弊社製は
リアピースだけで3点留め、フロントピースで4点留めです。

ゴムでプラプラしちゃっている箇所を固定します。

純正のダイアグブレースバーは、そこはスルーなんです。

留めるべき所をスルーして、ソコ留めて何か意味あんの?

ってトコを留めています。

しかもかなり重いし。

弊社製のダイアグブレースバーフロントピースは、
スタビライザーブラケットも標準付属します。

こっちは画像あります。

stabibracket

真ん中の白いヤツ、去年ご紹介したアメリカはDupont製の
ホンモノのテフロンです。

フライパンにコーティングしてあるヤツの元となる物質です。

ツルッツルのスッベスベです

しかもとても固いです。

こう言う所に使うには、最高の素材です。

動かすべき所は動かす、固めるべき所は固める

何でもかんでも闇雲に固めまくるのではなく、一つ一つ
確実に検証しながら製品をリリースしています。

その結果、お客様が喜んで下さいます。

スーパーライトウエイトへの道、ネタ

電車の広告で、こんなん見つけました。

unko

これがウワサの。

小学生なら喜びそうなネタです。

でも、すぐに飽きられそげですね。

ところで。

費用対効果と律速段階と、当然、性能と軽量化。

そしてやっぱり見た目。

弊社の製品を開発する上で、必ず付きまとってくる命題です。

コレ、いくつか試作が完成しています。

bracket1

bracket2

最軽量で作るならやはりマグネシウムなんです。

そんなことはわかっちゃいますが、こんな所にコストはかけられません。

この程度の製品は、お安く出したいと思っています。

で、ステンレスの1.2mmに落ち着いています。

もちろん、攻める所は攻めます。

車検対応マフラー、チタンで出さないんですか?

って、かなりお問い合わせがあります。

作りません、多分。

理由はいくつかあります。

もう既に、掃いて捨てるほどあるでしょうから、何も今さら感もあります。

一番大きな理由は、

耐久性です

ネットを検索すれば、いくらでも出てくるので敢えてここでは書きません。

書くと怒られるし。

画像なんかアップしたらそれこそ大変なことになりますから、お得意様には
直接お会いした時にでも、ご覧下さい。

一流ショップさんや、一流メーカーさんなら

あ~割れちゃいましたね~~、修理しましょう

で、済んじゃうんでしょう。

脱着工賃、修理代

弊社が同じことをやろうモンなら、

あんだよ (#`Д´)凸

って、なります。

あと、輪っかを溶接してつなげたボコボコの見た目がキライです。

どう見てもカッコ悪いし、あんなにボコボコだと、排気効率だって
良いワケ無いと弊社は考えております。

素材フェチの弊社です。

そこは指をくわえて傍観しているワケではありません。

FDでかなり経験しました。

タービンを純正から社外品に交換すると、エキマニも交換しなくてはなりません。

FDでサーキットガンガンのお客様、エキマニは消耗品と諦めています。

で、調べてみました。

あるんですよ、ちゃんと。

で、イチから作りました。

全然だいじょぶでした。

もう10年くらい前のハナシです。

しかもずっと軽い。

当時、製作に携わって下さったRACEコンストラクターに聞いてみると、
今はもっとイイ素材が開発されているらしいです。

どうせやるなら、そっちでやります。

まずはカンタンな所から、触媒ストレートパイプですね。

競技専用ですよ Ψ(`∀´)Ψ

公道で使用してはいけません  ヶヶヶヶ

弊社の女王蜂専用部品です。

純正よりも短いですし材料代が安く上がるので、まずはコイツからです。

しかもフロントセクションの軽量化に大きく貢献します。

圧倒的に、とまでは行かないでしょうが、チタンよりも軽くて頑丈で、
しかも、一般に売られているチタン製よりちょっとだけ高い位なら、
割れるチタン製を一回修理するよりは、お安くなると思います。

弊社の女王蜂にしか付かないですケド。

マフラーは、もっとスゲ~ことやってます。

何でそんなに時間がかかるの?

って、お叱りを頂戴することも多々あります。

そんなにカンタンに世界最高峰品質なんてできないって事です。

てきればイチから手がけさせて欲しいなぁ~~~と想うこの頃です、ネタ

駆け込み寺みたいになっちゃってきています。

できるだけお手伝いはして差し上げたいと思っていますが、現実には
難しいと言うことも多々、あります。

ソコは察して下さい m(. .)m

昨日ご紹介させて頂いたS藤様、最初から順風満帆だったワケではありません。

競技のご経験がとても多く、Z34をお買い上げになって、競技系のご友人と
最初に行ったサーキットで、それはそれはガッカリなさったそうです。

売却を決心なさいました。

そんなところでタマタマ弊社と出会って下さいました。

もう3年のお付き合いです。

長くお付き合い下さってるお客様でも、様々です。

車検やオイル交換も含めて、弊社以外には絶対に他人に触らせないという
とてもとてもありがたいヘビー信者だけではありません。

それはお客様のご選択です。

もちろん尊重させて頂いております。

エアロパーツ、アシ、デフ玉、冷却系、内装、EG、メインテナンス、
軽量化、補強部品、弊社はトータルでプロデュースさせて頂いております。

一緒にサーキットに行って、僭越ながらドライビングのアドバイス等も
させて頂くこともあります。

クルマはトータルバランス

と、常日頃から標榜させて頂いている以上、そのスタンスに同調して下さった
とてもありがたいお客様の車両に不具合が出ると、弊社は全力で取り組みます。

こんなモンですよ

って、弊社は絶対に言いません。

それを言われたお客様は、ただただガッカリするでしょう。

チューニングなんてするんじゃなかった・・・

に、なります。

車両に不具合があったり調子が悪かったりすると、必ず原因があります。

こんなモン

じゃ、無いんです。

弊社で全て手がけさせて頂いた車両ならば、

調子悪いから見て欲しいんですけど・・・

200台以上の経験を蓄積してきましたので、すぐにわかることも多いです。

でも、まだまだ弊社が経験していないトラブルが多いのも事実です。

コレ、先日、弊社でトラブルシューティングさせて頂いた車両のAF値です。

右バンクと左バンクがこれだけ違ったら、調子がイイ訳がありません。

af1

それを弊社で治します。

af2

書くとカンタンそうですが、とてもとても大変なことが多いです。

そりゃそうです。

ナニをやらかしたか、弊社にはわからないからです。

一見、高価そうに見える弊社の製品です。

でも、長い目で見たり、トータルで見ると実は安く上がることも多いです。

トラブルシューティング、とてもおカネがかかることが多いです。

弊社でイチから手がけさせて頂いたお客様の車両は、時間がかかっても
トコトン見させて頂いております。

実走のガソリン代と高速代くらいはお願いしてますケド。

ECUネタ、からの~~~

弊社お得意様のS藤様が、ご丁寧なレポートをアップして下さいました。

いつもいつもありがとうございます m(_ _)m

ecu

弊社がいろんなモノを開発して販売させて頂く上で、いつも心に留めている

コレ、お客様は喜んで下さるのか?

です。

効いてんだか効いて無いんだかプラシーボ製品や、お客様が

おカネを捨てるハメになりました

と、お嘆きの製品は弊社は無縁であるように心がけています。

そのために、作って完成してそれに満足することをしないで徹底的に追求します。

リアウイングなんて、バカみたいにおカネかけちゃっています。

これ、仕様変更中のウイングステーです。

 

rearwing1

rearwing2

rearwing3

なんだコリャ w|;゚ロ゚|w

ですよね~~~。

フツーのGTウイングだと、ハッチゲートから生えてる2枚のアルミの板です。

それを徹底的に空力を追求して造形しております。

コレ、ウイングステーですよ、ウイング本体はもっとずっとスゲーです。

最高速を落とさないで最高のダウンフォース

超軽量高剛性

見た目

そして車検対応

このためには、弊社の持つ全てのテクノロジーを投入しております。

型代がモノすげぇことになってしまいました。

verNISMOの新車が買える・・・・・・

でも、モノも見ないで既にご成約下さったお客様のご期待の上を行くために
一切の妥協を排除したら、こうなってしまいました。

ECUは、いくらご説明差し上げても100%は伝わらないです。

でも、お客様がお乗りになると100%おわかりになります。

プラシーボじゃダメですよ。

このウイングステーのようなこだわり、大なり小なり弊社の全ての製品に
脈々と息づいています。

たった一つのブレ無い信念です。

サーキットコンセプトに任せて良かった~~

って、お客様が感じて下さるか? そうでないか? です。

軽量高剛性ダイアグブレースバーフロントピースネタ、その2

弊社がナニかしらのご案内をさせて頂くと、弊社のお得意様から

ソレ買う

って、間髪入れずにメールやお電話を頂戴します。

とてもありがたいことではありますが、同時にプレッシャーでもあります。

見込んだほどの効果が無かったらどうしよう・・・・

常に針のむしろです。

職人魂に火が付く瞬間でもあり、夜中にアブラ汗で起きることもあります。

純正部品がやらかしちゃった部分だと、いくらか精神的にもラクです。

純正のダイアグブレースバー、お客様は現物を見る機会はまずありません。

ディーラーさんやショップさんでリフトアップされる所を見られるならば
どのように装着されているかだけはおわかりになります。

で、弊社のダイアグブレースバーに交換して下さると、イロイロ気付きます。

リアのサスペンションメンバーを外せば、弊社の思想はもっとわかります。

4つのゴムでしか留まっていないリアのメンバーは、手でも動きます。

本来、動いて欲しくない所です。

何回も書いてきましたが、ソコをガッツリ留めるとエラいことになります。

ある程度の逃げを確保しながら、純正比ではかなり動きを抑制しております。

どの程度の固め方がイイのかって、お客様にはわかる方法がありません。

弊社も同じです。

やってダメなら元に戻す、効果が薄ければもっと攻めた仕様変更、
そしてテストと検証を繰り返します。

現物も見ないでご予約下さるお客様のご期待の上を行かなければなりません。