やっぱり最後は・・・・・・なんですね、ネタ

結局、小龍包が1個も食べられなかったので台北松山空港のラウンジで
エビ焼売とカニ焼売と小龍包を爆喰いです。

lounge

それでも、昨日はお取引さんがそれは手厚いおもてなしをして下さるので、

また太った・・・・

今日からまた鰯とサラダの日々です。

無機質なモノを販売させて頂いておりますと、考えさせられることもあります。

いらないモノっちゃあいらないモノを売っているんですね、弊社は。

タイヤだってブレーキだってシートだって最初から付いているんです。

交換しなくたって走っていくんです。

でもお客様は、その交換しなくてもイイ物を大金を投じてお買い上げです。

それを取り付けた後の世界を夢見るんです。

もちろん、外装だって同じです。

弊社のバンパーやフェンダーやサイドスカートやリアディフューザー、
お取り付け下さったお客様の車両を納めさせて頂くときに、高速の
SAで休憩に入ると、誰かしらが声をかけて下さいます。

カッコイイっすね~~~~

お客様自身がドライブするときにも、同じことに出会えるでしょう。

弊社の外装は、見た目ももちろん大事ですが空力にとても優れています。

ちょっとそこいらを走っただけで体感できます。

サーキットコンセプトを選んで良かった

って感じて下さればそれでイイんです。

最初は思いつきです。

こんなのあったらイイな

その程度です。

それを形にするのは、それはそれはとても大変です。

ソコソコのモノをソコソコの価格で納期を守って納める、これが王道です。

弊社は業界の王道と違ったことをやっています。

世界最高峰品質だぁ?

そりゃ叩かれたモンです。

弊社を訪れて下さるお客様で、最初から弊社を選んで下さるパターンは
あまり多くありません。

そりゃそうですよね。

これだけ百花繚乱、群雄割拠ですから。

大なり小なりの授業料をお支払いになってから弊社を訪れて下さると、
それまた悲喜交々ですが、共通していることは一つ、

もっと上の世界があるんちゃう?

です。

お客様によって、要求は様々です。

お客様にとって、

よくわからない

ってのが大きいです。

イイんだか悪いんだか良くわからない、ただノーマルより悪くなった

弊社を選んで下さった全てのお客様に喜んでもらえるためには
よくわからないではダメなんです。

昨日のスペーサーだって、お客様のニーズに合わせて3種類作っています。

スペーサーをカマせりゃ済むことです。

でも、1ピースにこだわりたいんです。

スペーサー、カッコ悪いですし。

これカッコイイねぇ~~

ってステアリングボス、見たことありますか?

FerrariChallengeのスイッチパネルよりも、もっともっと
カッコイイのを追求しています。

ボルトやナット1個に、魂を吹き込んでくる技術者にも恵まれました。

今回も、素晴らしい出会いがありました。

弊社  こういうモノを作りたいんだけど

呂社長 それだったらこうした方がイイあるよ

弊社  この素材でやりたいんだけど

呂社長 それだったら、今はもっとイイのがあるアルよ

弊社  最低ロットのハナシですが、何個から受けてくれますか?

呂社長 どうせ仕様変更すんだろ、1個試作作ってあげるアルよ

弊社  (TT)

価格勝負でネットを検索すればもっと安く作ってくれるトコ、あるでしょう。

でも、こういう出会いって弊社はとても大切にしていきたいです。

弊社のそう言うところが経営的に甘いんでしょうね。

コストを徹底的に削ることが、世界中の企業の大命題ですから。

無機質なモノを扱っているからこその、最後は「人」なんだと感じます。

デジタル全盛のこの時代だからこそ、「人」のつながりを大事にして、
1+1=3にしてみたい、そんなことを考えています。

さ、搭乗の時間です。