日別アーカイブ: 2017年6月18日

サル走りの前にやはりお伝えしなければ、と想うネタ

久しぶりに、ヤバそげなネタ書いてみっかな。

4月に富士ショートで試乗車のテストに行った時です。

競技の経験も豊富なお客様を、富士ショートにお誘いしてみました。

やはりご経験が豊富なので、初アタックにしては素晴らしい走りでした。

ところがです。

クラッチペダルが戻らなくなりました・・・・

弊社の他のお客様はだいじょぶです。

実はこちらのお客様、弊社を訪れて下さる前にかなり手が入っていました。

まずは弊社のECUに交換して下さったのが1年ほど前でして、
それ以来のお付き合いをさせて頂いております。

クラッチもレリーズベアリングも某社製が入っておりますが、

メチャクチャ乗りにくい・・・

以前から弊社が担当させて頂いて、

クラッチシステム、純正に戻せば1秒アップしますよ

と、ご提言させて頂きましたが、やはり純正に戻すのに26万くらいかかり、
お客様の心情としては、いかんともしがたい状況が続いていました。

Z34、V36のMTに頻繁に起こるクラッチペダルトラブル。

いなり不動車にもなりかねないので、一度発生するとお客様はビビります。

で、行きつけだったショップさんに、

純正ダメだよ

って、クラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換。

いつも弊社が苛まれていることですが、弊社はいらないものを売っています。

無くてもイイものを売っています。

それでも弊社を信じて、安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さったお客様が
おカネを支払ったご期待以上のパフォーマンスにご満足下さいますと、
次につながると考えております。

大金を投じてクラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換して、
乗りにくくなった上に挙げ句の果てにはクラッチペダルトラブル再発。

こんなハナシっていくらでもあるんです。

ECUなんて書きたいこといっぱいあります。

でも、

書けないんです

弊社を信じて下さったお客様に、最大限、最高の仕事でお返しすることで、
お客様も、また弊社に預けて下さいます。

お客様は、

ECU

サスペンション

クラッチ

デフ

を弊社でやり直しです。

やり直すことなくイチから弊社で手がけさせて頂ければ370RS位の
ご予算は浮いたと考えますと、やはり弊社が常日頃ご案内していることが

伝わっていない

そう自責の念があります。