日別アーカイブ: 2017年6月17日

中身の濃いサル走りについて語ってみたいネタ、その2

来シーズンに向けて、走るお客様がもっと増えてきます。

てっとり早くタイムにつなげたい

ではなく

少し長い目で見て、上手くなりたい

と言うアプローチを提唱させて頂ければ、と思います。

まずは、良く聞かれるタイヤのハナシです。

見た目は19インチです。

純粋にカッコイイです。

でも、弊社は敢えて18インチです。

まずは安い。

あと、これまたサル走りには重要な要因ですが、

エアボリューム

です。

何のハナシ (- -;)?

ってなりそげなので、をいをいご説明するとして、てっとり早く
サーキットでのメリットは、

乗りやすい

です。

浮いた予算を冷却系に回す方が

マフラーも当面は純正でイイです。

そりゃ交換した方がイイですよ。

でも、

今じゃない

吸気系は、純正がイイです。

ムダなモノや効果が薄いモノをチョコチョコ買って、その結果、
律速段階を見誤ってしまい、ヘタすりゃバランスを崩す。

女王蜂と弊社ECUとFederalの265/40-18、
そして純正マフラーでも、

富士ショート33秒

は出ます。

どんな営業や

って糾弾されそうですが、後になって買い換えるお客様を見ていると
冷却系とアシをキチンとやって初めて準備が整います。

すると、30分みっちり走り込めます。

コースインして路面の状況や、タイヤのグリップを確認しながら数ラップ、
するとタイヤの空気圧や温度も上がってきます。

10分や15分してからピットインして、空気圧の調整をします。

タイヤの銘柄にもよりますし、細かいことを言うと、車重にもよりますが
ラジアルだと、温間で2.3~2.5くらいに調整します。

ここでタイヤプレッシャーモニタリングシステムの必要性が出てきます。

走っていると、タイヤの銘柄やサイズによって、どの空気圧領域や
どの温度域がパフォーマンスにイイのか? どの領域を超えると
グリップが落ちるのかを可視化できます。

に頼ったアプローチよりも、ずっと近道です。

で、正味20~25分の集中したフルアタックができます。

1時間くらいのインターバルを空けて車両を冷やして、もう1回。

その1時間のインターバルも重要です。

速い人に教えてもらうことも有益ですが、もっとてっとり早いことが
同行したご友人や彼女さんでもイイですから、外から見てもらいます。

何でも同じですが、他人のやることってわかりやすいですから。

比べてもらえばイイんです。

インに付けきっていない

アウトが余っている

アクセルオフからブレーキングまでの空走時間が長い

もっとツッ込めるんちゃう?

外から見ている方がずっとわかりやすいんです。

1時間のインターバルで、次の走行の目標を確定します。

で、次の走行は目標に集中して練習します。

すぐに会得できるモノではありませんが、問題意識を持たないで
漫然と走るよりは、ずっと上達に近いと考えております。

冒頭で

少し長い目で見て、上手くなりたい

って書きましたが、実は近道だったりするんです。