月別アーカイブ: 2017年5月

スーパーライトウエイトへの道、ネタ

何回もご紹介させて頂いたコイツ。

stockhoodhinge

輸出仕様にしてみた。

usahinge

せっかくなので軽量化してみた。

cchinge

で、今回、究極の肉抜き。

lighthinge

これまた何回かご紹介させて頂いたクラッチフルードリザーバータンク。

bracket3

ブラケットを外して計測。

clutchtanksupport

で、軽量バージョン。

lightbracket

こんなブラケット、エンジンルームにいっぱいあります。

S2000やFDのようなハンドリングを目指して・・・・。

370RSネタ、じゃないような気がする・・・・

すさまじく忙しくさせて頂いております。

ありがとうございます。

ちょっとくらい休めるカナと思ったんですが、やっぱりダメでした。

弊社がキチンと段取りして、毎日予定をこなしていくんですが、
外注先がハンパやりやがって、ドミノ倒しみたいに予定が崩れます。

メールの返信やご連絡をお待ちのお客様、お待たせしてしまっています。

1個ずつ1個ずつ確実にこなしていくしか方法がありませんから。

もはや弊社のサクラ最前線のPさんの車両、予定より遅れてしまいましたが
GWの最終日に納めさせて頂きました。

p34

このアングル、グラマラスですね。

370RSネタとても反響が大きかったんですが、やはり混乱を招きました。

370RSと390RSはどう違うの (・・;)?

至極尤も、お客様の忌憚のないご意見です。

弊社お得意様のY様から頂戴したメールをご紹介させて下さい。

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連休中もお仕事お疲れ様です。
今日のブログにあった370RS、とても気になります。
ECUを書き換えてもらってから本当に乗るのが楽しくて、
エンジンのフィールで車の印象が変わるのを改めて知りましたので、
すぐにとはいきませんけどZ34に長く乗って、他の車に乗り換えるよりも
その予算で390RS、とも思っていたので。
370が120万プラス、前にブログにあった390RSの一番安いタイプが
170万位だったと思いましたが、やっぱりこれだけの価格差は
乗ってみても大きいんでしょうか?
また、僕は今のところサーキットには行かず普段使いや
たまに山道を飛ばす位なんですが、こういう乗り方だと
390RSは持て余してしまい楽しめないですか?
お忙しいようですので、メールでなくてもブログやイベント等で、
また詳しく教えてください。

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390RSをお考えのお客様には、弊社試乗車のご試乗をオススメします。

そのための試乗車ですから。

弊社とお取引実績のあるお客様には、数日間のお貸し出しも考えております。

言葉では伝わりきらないフィーリングやフケ上がりやレスポンス、
さらには、純正と変わらない使い勝手と乗りやすさ。

牛歩の如くですが、日々、徹底的に追求しております。

代車でお出しすることもあるくらいですから。

おっと、370RSと390RSの違いだったっけ・・・・・。

370RSネタ

弊社お得意様のPさんの車両を搬送して感じることもありました。

p34

サーキットガンガンも含めての10万キロです。

10万キロ走行とは思えないほどの絶好のコンディションです。

ただ、やはりエンジンはそろそろメタルが音をし始めています。

早速、EGのおハナシなんですけど、やってみたいことはいっぱいあります。

ここに来て10万キロ以上のお客様が増えて来ました。

5年10万キロって、一つの目安です。

買い換えて次のクルマってのも大きな選択肢です。

200名以上のお客様とお付き合いをさせて頂くと、Z34、V36から
別の車両にお乗り換えのお客様もいらっしゃいます。

MERCEDESやBMWだったり、Porscheだったり。

LEXUSのお客様もいらっしゃいました。

そのままご縁が切れてしまったお客様もいらっしゃれば、もう一度Z34に
戻って来て下さったお客様もいらっしゃいます。

またZ34に戻ってきてくれると、それはとても嬉しいですね。

Z34に魅力があることも一因ですが、他車種に乗り換えて初めてわかる、
弊社の製品の満足度なんだそうです。

で、長く長く乗って欲しいZ34V36ですが、経年劣化には勝てません。

いわゆる寿命ってヤツです。

とてもありがたいことにZ34の車体がムダに頑丈なので、経年劣化による
車体の補強にかかるコストが、ずっと低く抑えられます。

その分でやってみたいこと、それは

最後の大物のエンジンです

もちろん使い方にもよりますが、プローしてからだとおカネかかります。

その前にやると、ずっと安く上がります。

お客様の気になる予算を中心にご案内させて頂きたいと思います。

ディーラーさんに行ってエンジンを新品に載せ替えたお客様のハナシです。

新品のエンジンが90万くらいだそうです。

油脂類や細いモンと、換装の作業料を入れて120万くらいです。

それで新品のエンジンになりますが、しょせん純正です。

120万かけて新品エンジンになるとは言え、ノーマルパワーです。

そこで気になるのが390RSっていくら、です。

390RSの満足度がとても高くても、費用もそれなりです。

で、考えました。

まずはピストンです。

純正のボアがφ95.5で、3669cc

390RSは、φ98.5で、3931cc

この3ミリの差が排気量の差を生んで、パワーの源になります。

それでも、ただ排気量を上げただけではそれなりです。

圧縮比も上げております。

純正が11.0に対して、390RSは12.7です。

GT3やSpeciale、確かM5も13.0だったと記憶しております。

新型991GT3は、ナント衝撃の13.3  w|;゚ロ゚|w

圧縮比13.0は理想ですが、燃焼室形状も含めてもっと研究が必要です。

エンジン脱着工賃

エンジン分解、洗浄費用

消耗部品、メタル類、スパークプラグ、ゴム類、ガスケット類、等

ここまで計算してみると、新品エンジンよりもまだまだ安いんです。

で、ピストンです。

純正と同じじゃ芸が無いので、純正状態にサラっとボーリング、ホーニング。

それに合わせて95.5プラスチョイで12.5くらいのピストンを作ります。

スリーブを打ち込む必要がないので、費用も抑えられます。

敢えてコンロッドは純正再使用です。

もちろんメタルは純正新品に表面処理かけます。

おカネ大してかからないですから。

そうなると、390RSよりもずっと予算が抑えられます。

純正の新品エンジン換装がコミコミで120万なことを考慮すると、
もうチョイのご予算で、おトクなラインアップを画策中です。

もうチョイっていくらだよ (#`Д´)凸

でも、390RSと比べちゃいけません。

390RSの方がずっと速いです。

耐久性もあります。

そりゃコストが違いますから。

ターゲット層は

サーキットは走らない

街乗りをキビキビ楽しく

スーパーオートバックス千葉長沼さんの計測機で

380馬力

そのあたりです。

弊社のマフラーとエキマニが前提ですケド。

パワーが出ないマフラーやエキマニだと20馬力以上も落ちます。

ざっくり997Carreraと同じくらいです。

エ”っ、オレのクルマ、400馬力だってよ

この数年で、2,30回は聞いたな・・・・

馬力についてはホントにイロイロあるので、一度、計測してみることを
オススメしたいと思います。

どれが正しい正しく無いではなくて、スーパーオートバックス千葉長沼さんの
計測機で弊社は判断して行くので、興味がおありのお客様はご一報ください。

1ランク上の結果には10以上の何かが必要です、ネタ

弊社が手掛けさせて頂いた数多くの車両のうち、上はFerrariから、
下は・・・・・ヤめておこう、下って書かれた車両のオーナーさんは、
気分がイイもんでは無いでしょうから。

どれもが思い入れがあるんですが、とても印象深い一台が、

ALPINA B3

速いか遅いか、楽しいかそうで無いか、いつも書かせて頂いておりますが、
そういう基準で優れたクルマはいっぱいありました。

ALPINAの特筆するべきは、ともかくエンジンの滑らかな吹け上がりです。

今の最新のALPINAは知らないですが、当時は

シルキー6

と、大絶賛されたモンです。

純正と言うのは、良くも悪くもある程度のバランスが取れていますし、
免許取り立てでも、とりあえずはフツーに乗れるようにできています。

R35verNISMOでも同じです。

600馬力の車だってフツーに街乗りできますし、取り回しの悪さはあっても
気難しさはありません。

イイ言い方をすれば万人向けにバランスが取れています。

悪い言い方をすれば、面白さに欠けます。

そう感じたお客様が、アフターマーケットパーツをお求めになります。

今時、敢えて乗りづらくなるような製品を求める人はいないと思います。

弊社のフロントピロアッパーアームの公認書類を申請する時に、

この製品の目的

って欄がありました。

純正のフロントって、トーしか調整できません。

弊社は、あまりキャンバーを付けないでクルマを曲げるテクノロジーを
追求しておりますが、新車状態の車両個体差で、右と左のキャンバーに
差がある車両がかなりあります。

弊社の試乗車をお試しになったお客様が、一律、弊社試乗車の直進性の良さに
感嘆して下さいます。

何回もここでご案内させて頂いておりますが、どこまでこだわって
アライメントを取るのかがとても大きなカギとなります。

純正では調整することができないフロントキャンバーを、調律と言う意味で、
左右キッチリ仕立てあげることが弊社の大きな目標です。

それをキチンと書いたら、陸運局の担当者は

ソコまでいらないです

なんだそうです。

走行性能の向上

それだけでイイんだそうです。

画に描いたような役所仕事だ。

さ、実はこっからが本題でして、ALPINAとアッパーアーム、
一体、何のカンケーがあるの? です。

ビッグメーカーや当局が必要無いと認識することが正しいとは限りません。

少なくとも弊社はそう考えて行動しております。

ALPINAのような小さなメーカーが、本家BMWやMercedesや
Porscheよりもキレイなエンジンを作る、素晴らしいですね。

EGバラして洗浄して、消耗部品を交換して規定値で組み上げる。

弊社ではそれをチューニングとは呼びません。

試乗車のEGで、いろんな実験君をしております。

失敗することだってあります。

でも、その失敗がないとその上もありません。

フツーなら

そんなことやったって変わんねぇよ ( ̄з ̄)Y~~~~

ってことをやり続けるのが弊社です。

部品をポン付けしただけは、充分な効果を発揮できないと考えています。

純正に戻す勇気が次への最良のステップだったりします、ネタ

ダメなモノをダメってストレートに書けない現実があります。

去年頃からちょくちょくご相談を頂戴するようになりましたが、
ここに来て急増するようになった案件があります。

Z34も、販売されてからかなり経ちました。

経年劣化で、交換を必要とされる部品も多くなってきています。

その時に、やっぱり純正じゃおもしろくないからチューニングパーツを、
って考えるのもありがちなハナシです。

お客様は、純正よりも良くなるだろうと期待をします。

しかし、純正よりもダメな製品が多々あります。

弊社がご相談を頂戴しますと、

純正に戻しましょう

としか言えません。

4月5月で、ほぼ同じご相談が10件を超えました。

恐らく、これからも増え続けるでしょう。

どうやって送り手責任を持って情報を発信するべきか?

よくわからない日記で、もーしわけありません。

ちゃんと正確な情報を別の形で必ずご案内します。

初めてのお客様ほど、パーツ選びにも律速段階を、ネタ

9連休のお客様もいらっしゃるとは思いますが、9連休でも終わります。

もうすぐ梅雨で、梅雨が明けたら猛暑、酷暑の日々です。

快適なZ34やV36は、普段乗りにも全然OKです。

でも、サーキットは猛暑酷暑ではヤル気が失せてきてしまいます。

で、9月の第3週くらいになるとす~~~っと気温が下がってきます。

シーズン到来です。

弊社のお客様もそうでない人も、ウズウズしてきます。

それに向かって、これからは準備期間です。

EGをオーバーホール予定のお客様もいらっしゃいますし、390RSを
ご予定下さっているお客様もいらっしゃいます。

9月なんて

アッ

ちゅうまにやってきます。

昨日、N島様がご相談にお見えになりました。

ng34

来シーズンのサーキットデビューに向けて、ナニをしたらよいのかを
優先順位と費用対効果を含めてご案内させて頂きました。

先日、富士のプチオフにもK井様がご見学にいらっしゃいました。

やはり弊社お得意様のZ34,V36はサーキットでは水を得た魚です。

弊社のお得意様が楽しそうにアタックしているのを目の当たりにすると
お客様ご自身でも走りたくなってきてしまいます。

そのための弊社です。

まずは、

EGオイルクーラー

デフオイルクーラー

パッド

フルード

クラッチライン

これだけで30分サル走りできます。

何回か走ると、アシの重要性にお客様がお気づきになります。

それからでイイと思います。

まずは走って楽しんで欲しいと弊社は考えます。

9月なんてアッちゅうまですから。

できることは全部やります、ネタ

中央道、東名高速、40Km以上の渋滞ですって。

SAを通過したあたりから

おしっこ~~~

って子供が騒ぐモンです。

お父さん達はタイヘンです。

休みくらいゴロゴロしていたいでしょうね。

弊社は、もちろん仕事です。

GW中に女王蜂2台です。

もうすっかり慣れました。

以前にもご紹介させて頂きましたが、Einsteinの名言に、

何かを学ぶのに、自分で経験する以上の方法は無い

それを身をもって痛切に感じております。

コレ、最近とても好評を頂戴している弊社のピロアーム部材です。

innercollar

小さいモノは外径29mmから大きいモノ58mmまで、6種類の
ピロを扱っております。

寸法公差

圧入公差

製品個体差

全部、1個ずつ合わせています。

ピロのスペシャリストから見ると、こんなこと意味がないかも知れません。

おかげさまで何台も施工させて頂きました。

量産したときに限って、

アレ?

ってなることがありましたので、その都度1/1000mmにこだわります。

コレも以前ご紹介させて頂きましたが、ボアゲージです。

boregauge

もちろん作りました。

純正のアームに弊社のピロキットを圧入するときに、純正の製品個体差を
まず、このボアゲージで計測してから適正なアウターレースを選択します。

ところで去年もやりましたが、スーパーオートバックス神戸さんで
純正のアームを外してピロの圧入、お取り付けと言う作業です。

現在、福岡のS様からご予約を頂戴しております。

スーパーオートバックス神戸さんのご都合もあるとは思いますので、
当日お取り付けご希望のお客様は、早めのご予約をお待ちしております。

circuitconcept@gmail.com

スーパーライトウエイトへの道、ネタ

弊社お得意様のI様、

弊社ドライカーボンボンネット

弊社ドライカーボンタワーバー

弊社ドライカーボンマグネシウムハイブリッドリインフォース

弊社扱いリチウムイオンバッテリー

を、ご成約下さいました。

来シーズン、ラジアル自走で富士を分切りと言う大きな目標に向けて、
何回かご案内させて頂いていますフロントセクション50Kg軽量化、
アッちゅう間に来シーズンが来るまでに段取りをしなくては、です。

ここまでおおきなお買い物をして下さったI様に、弊社からの気持ちです。

hinge1

hinge2

さらに攻めたボンネットヒンジの肉抜きをします。

加工屋が嫌がるだろ~な~~。

このヒンジを車体に留めるボルト片側3本、計6本。

ボンネットを留めるボルト片側2本、計4本。

タワーバーを留めるボルトナット計6個。

全て弊社自慢の世界最軽量のボルトナットに換装です。

打ち上げ花火を撤去して、いろんなブラケットも軽量バージョンに交換。

弊社ドライカーボンマグネシウムハイブリッドリインフォース限定の
スーパーライトウエイト牽引フックも開発中です。

一つ一つが高額な製品ばかりです。

決して費用対効果が良いとは言えません。

だからこそ、お客様が満足して下さるためにはできることは何でもやります。

E本様のドライカーボンルーフが先だった・・・・。

ステアリング一つ取っても、ネタ

久々の開発ネタです。

コレ、458Challengeの純正ステアリングです。

challenge

めちゃくちゃオーラがありますね。

さすがです。

でも、このステアリング、50万します。

ステアリング本体  3万

スイッチパネル一式 5万

真ん中のお馬さん 42万

そんなカンジです。

真ん中のお馬さん、ホーンボタンですら無いんですから。

それにしてもカッコイイです。

で、このオーラ、いただいています。

この458Challengeの純正ステアリング、裏は配線だらけです。

配線ムキ出しで、良い言い方をすればレーシーです。

悪い言い方をすれば、ゴチャゴチャです。

弊社がどちらを選択するのかというと、それは明白です。

だからタイヘンなんです。

ボス作るのなんてカンタンです。

カッコ良くてソコソコこだわったボスを作るのもそんなに難しくありません。

弊社の製品をお取り付け下さったお客様が、

これスゲ~~~な

って製品を作るのは、とてもとてもタイヘンです。

でも、7月のスーパーオートバックス神戸さんでプロトタイプを初披露です。

たかがステアリング?

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

サーキットコンセプトの威力をハードルを上げてお待ち下さい。