日別アーカイブ: 2017年5月20日

1ランク上のリアのトラクションを目指して、ネタ

何回もご紹介させておりますが、アシと言うのはとても奥が深いです。

ショップさんの数だけ仕様があるのもうなずけます。

キット物をポン付けするだけのお客様は、弊社を訪れません。

これも繰り返しになりますが、お客様の要求もお客様の数だけあります。

コレで結果出てるんだから乗れないキミが悪いんだよ

そんなことは弊社は絶対に言わないですし、言うつもりもありません。

例えば、アンダーステア一つ取っても原因はいっぱいあります。

ザックリ大きく2つに分けて、車体側のモンダイとドライバーのモンダイ。

車体側のモンダイが大きければ、ドライバーがいくら努力を積んでも
結果に繋がるには、矯正に時間もおカネもかかっちゃいます。

車体がちゃんとできていれば、ドライバー側の調整はずっとラクなんです。

M田様、H野様、I町様が達成して下さったおハナシを何回かご紹介しました。

ご経験の豊富なM田様やI町様から、ドが付く位の初心者だったH野様まで、
弊社がご呈示させて頂くことは同じです。

まずは、乗りやすく安心して踏めるクルマ作りからです。

何回も聞いたよ   ┐(-。ー;)┌

まぁそうおっしゃらずにお付き合い下さい。

他社さんとは違った情報発信に努めていきます。

とあるコーナーをトッププロが100Km/hで回れるとします。

つまり、101Km/hならタイヤが滑り出すと言う仮定です。

タイヤが滑ると、タイムにとって大きなロスであることは去年に
動画でご案内させて頂いた事があります。

100Km/hでトッププロが回れるコーナーをフツーのお客様なら
いったい何Km/hで回っているのか?

100Km/hに近づけるためにはどうすればイイのか?

これが王道のアプローチだとすれば、弊社はやはり違うアプローチです。

真のトッププロは毎回毎回100Km/hで回れます。

ランクが落ちるドライバーだと100Km/hで回れるときもあれば、
98Km/hの時も増えてきます。

弊社のアプローチは?

100Km/hを目指しましょう

とは言いません。

そんなことできりゃ、弊社を訪れて下さることはありません。

お客様によっては95Km/hの時もあれば、ビビリミッターが入って
90Km/hの時だってあります。

そりゃそうです。

プロじゃないんだから。

モンダイは次です。

105Km/hでコーナーに入っちゃうことがあります。

クルマのセットアップやドライバーのリカバリー能力にもよりますが、
フロントが逃げてコースアウトをすることもあれば、リアがブレークして
スピンすることだってあります。

最悪、ブツけてしまいます。

弊社がアシに要求する最大のポイントが、この領域の扱いやすさです。

一言で書くとカンタンそうですが、

そんなとをやってるショップさんは無くはないでしょうが、圧倒的に
少ないと思います、ってゆーか今のところ弊社は知らないです。

105Km/hで入っちゃってもタイヘンなことになりにくく作ってあります。

だからお客様は、安心して100Km/hを目指してツッ込みます。

それが結果に繋がってきました。

それでも弊社的には、まだ道半ばです。

アメリカでお願いしてあった、とある試作を今回やっと手に入れました。

すいません、画像はナシです。

ノウハウだけ横取りする輩が後を絶たないからです。

そうは言っても、この開発日記をお楽しみ下さるお客様のために、
ちゃんと情報発信はして行きたいです。

以前にもご紹介させて頂いたコイツです。

dualrate

これを進化させています。

弊社はメーカーとして、そして技術者として、現状で100Km/hが
限界だったコーナーを105Km/hで曲がれるようにするんです。

そうしなければ、弊社を盲信して下さるお得意様もガッカリです。

もっともっと進化させます。

ちなみにですが、リアだけの単体販売は予定しておりません。

決してお高く停まっているワケではありません。

クルマはトータルバランス

その姿勢がブレ無いだけのハナシです。