何回もご紹介させておりますが、アシと言うのはとても奥が深いです。
ショップさんの数だけ仕様があるのもうなずけます。
キット物をポン付けするだけのお客様は、弊社を訪れません。
これも繰り返しになりますが、お客様の要求もお客様の数だけあります。
コレで結果出てるんだから乗れないキミが悪いんだよ
そんなことは弊社は絶対に言わないですし、言うつもりもありません。
例えば、アンダーステア一つ取っても原因はいっぱいあります。
ザックリ大きく2つに分けて、車体側のモンダイとドライバーのモンダイ。
車体側のモンダイが大きければ、ドライバーがいくら努力を積んでも
結果に繋がるには、矯正に時間もおカネもかかっちゃいます。
車体がちゃんとできていれば、ドライバー側の調整はずっとラクなんです。
M田様、H野様、I町様が達成して下さったおハナシを何回かご紹介しました。
ご経験の豊富なM田様やI町様から、ドが付く位の初心者だったH野様まで、
弊社がご呈示させて頂くことは同じです。
まずは、乗りやすく安心して踏めるクルマ作りからです。
何回も聞いたよ ┐(-。ー;)┌
まぁそうおっしゃらずにお付き合い下さい。
他社さんとは違った情報発信に努めていきます。
とあるコーナーをトッププロが100Km/hで回れるとします。
つまり、101Km/hならタイヤが滑り出すと言う仮定です。
タイヤが滑ると、タイムにとって大きなロスであることは去年に
動画でご案内させて頂いた事があります。
100Km/hでトッププロが回れるコーナーをフツーのお客様なら
いったい何Km/hで回っているのか?
100Km/hに近づけるためにはどうすればイイのか?
これが王道のアプローチだとすれば、弊社はやはり違うアプローチです。
真のトッププロは毎回毎回100Km/hで回れます。
ランクが落ちるドライバーだと100Km/hで回れるときもあれば、
98Km/hの時も増えてきます。
弊社のアプローチは?
100Km/hを目指しましょう
とは言いません。
そんなことできりゃ、弊社を訪れて下さることはありません。
お客様によっては95Km/hの時もあれば、ビビリミッターが入って
90Km/hの時だってあります。
そりゃそうです。
プロじゃないんだから。
モンダイは次です。
105Km/hでコーナーに入っちゃうことがあります。
クルマのセットアップやドライバーのリカバリー能力にもよりますが、
フロントが逃げてコースアウトをすることもあれば、リアがブレークして
スピンすることだってあります。
最悪、ブツけてしまいます。
弊社がアシに要求する最大のポイントが、この領域の扱いやすさです。
一言で書くとカンタンそうですが、
そんなとをやってるショップさんは無くはないでしょうが、圧倒的に
少ないと思います、ってゆーか今のところ弊社は知らないです。
105Km/hで入っちゃってもタイヘンなことになりにくく作ってあります。
だからお客様は、安心して100Km/hを目指してツッ込みます。
それが結果に繋がってきました。
それでも弊社的には、まだ道半ばです。
アメリカでお願いしてあった、とある試作を今回やっと手に入れました。
すいません、画像はナシです。
ノウハウだけ横取りする輩が後を絶たないからです。
そうは言っても、この開発日記をお楽しみ下さるお客様のために、
ちゃんと情報発信はして行きたいです。
以前にもご紹介させて頂いたコイツです。
これを進化させています。
弊社はメーカーとして、そして技術者として、現状で100Km/hが
限界だったコーナーを105Km/hで曲がれるようにするんです。
そうしなければ、弊社を盲信して下さるお得意様もガッカリです。
もっともっと進化させます。
ちなみにですが、リアだけの単体販売は予定しておりません。
決してお高く停まっているワケではありません。
クルマはトータルバランス
その姿勢がブレ無いだけのハナシです。