日別アーカイブ: 2017年5月27日

370RSBasicネタ,その2

ナニかしらのご案内を差し上げますと、多くの問い合わせを頂戴します。

とてもありがたいことです。

と、同時に、まだまだちゃんと伝わっていないんですね。

表面処理加工と言うのは、量産の金属パーツの表面を、その道の専門家が
加工することによって、フリクションを低減させることが目的です。

WPCとかDLCとかモリブデンショットとかありますが、部位によって
最適な処理加工を、その道の専門家に聞いて施していきます。

純正新品EGには、やってありません。

あ、ピストンスカートだけやってあったっけ・・・・。

フリクションが低減すると耐久性も向上しますし、発熱量も抑えられるので
理論的に言うと、エンジンの温度も低くなることも期待できます。

弊社がお取引させて頂いているサイトから引用してみました。

moshot

価格も1箇所1,000円とか2,000円とかそんなモンですが、
さすがに数がまとまるとそれなりのコストになってしまいますので、
これまたその道の専門家に聞いて、効果が薄い所はやらないカモです。

ともかく370RSBasicは、純正の新品EGを買うなら・・・・
と言うお客様向けです。

あと10万キロ気持ちよく乗りたい、と言うお客様向けです。

お問い合わせで1番多かったのが、

サーキットはダメなの?

です。

ダメってワケでは無いです。

サーキットはやはりストリートでは起きないことが起きます。

1年に1回くらいなら大したことないでしょう。

でも、毎月ってなるともう少しはメタルを機構的に保護してやりたいです。

そのために、クロモリ削り出し軽量コンロッドがあります。

4年前のネタでご紹介させて頂きましたが、純正でも7,500rpmで
メタルにかかる負担は約7tです。

それを弊社の軽量コンロッドにして5tにまで低減できます。

あくまで数式の上での理論値のハナシですが、メタルにかかる負担が
大幅に低減されることは事実です。

それが耐久性につながるワケです。

コンロッドはクロモリ削り出しで1セット240,000円です。

単純にその価格がプラスになるだけで、その他の追加料金はナシです。

それでも390RSには届かないです。