日別アーカイブ: 2017年5月7日

370RSネタ

弊社お得意様のPさんの車両を搬送して感じることもありました。

p34

サーキットガンガンも含めての10万キロです。

10万キロ走行とは思えないほどの絶好のコンディションです。

ただ、やはりエンジンはそろそろメタルが音をし始めています。

早速、EGのおハナシなんですけど、やってみたいことはいっぱいあります。

ここに来て10万キロ以上のお客様が増えて来ました。

5年10万キロって、一つの目安です。

買い換えて次のクルマってのも大きな選択肢です。

200名以上のお客様とお付き合いをさせて頂くと、Z34、V36から
別の車両にお乗り換えのお客様もいらっしゃいます。

MERCEDESやBMWだったり、Porscheだったり。

LEXUSのお客様もいらっしゃいました。

そのままご縁が切れてしまったお客様もいらっしゃれば、もう一度Z34に
戻って来て下さったお客様もいらっしゃいます。

またZ34に戻ってきてくれると、それはとても嬉しいですね。

Z34に魅力があることも一因ですが、他車種に乗り換えて初めてわかる、
弊社の製品の満足度なんだそうです。

で、長く長く乗って欲しいZ34V36ですが、経年劣化には勝てません。

いわゆる寿命ってヤツです。

とてもありがたいことにZ34の車体がムダに頑丈なので、経年劣化による
車体の補強にかかるコストが、ずっと低く抑えられます。

その分でやってみたいこと、それは

最後の大物のエンジンです

もちろん使い方にもよりますが、プローしてからだとおカネかかります。

その前にやると、ずっと安く上がります。

お客様の気になる予算を中心にご案内させて頂きたいと思います。

ディーラーさんに行ってエンジンを新品に載せ替えたお客様のハナシです。

新品のエンジンが90万くらいだそうです。

油脂類や細いモンと、換装の作業料を入れて120万くらいです。

それで新品のエンジンになりますが、しょせん純正です。

120万かけて新品エンジンになるとは言え、ノーマルパワーです。

そこで気になるのが390RSっていくら、です。

390RSの満足度がとても高くても、費用もそれなりです。

で、考えました。

まずはピストンです。

純正のボアがφ95.5で、3669cc

390RSは、φ98.5で、3931cc

この3ミリの差が排気量の差を生んで、パワーの源になります。

それでも、ただ排気量を上げただけではそれなりです。

圧縮比も上げております。

純正が11.0に対して、390RSは12.7です。

GT3やSpeciale、確かM5も13.0だったと記憶しております。

新型991GT3は、ナント衝撃の13.3  w|;゚ロ゚|w

圧縮比13.0は理想ですが、燃焼室形状も含めてもっと研究が必要です。

エンジン脱着工賃

エンジン分解、洗浄費用

消耗部品、メタル類、スパークプラグ、ゴム類、ガスケット類、等

ここまで計算してみると、新品エンジンよりもまだまだ安いんです。

で、ピストンです。

純正と同じじゃ芸が無いので、純正状態にサラっとボーリング、ホーニング。

それに合わせて95.5プラスチョイで12.5くらいのピストンを作ります。

スリーブを打ち込む必要がないので、費用も抑えられます。

敢えてコンロッドは純正再使用です。

もちろんメタルは純正新品に表面処理かけます。

おカネ大してかからないですから。

そうなると、390RSよりもずっと予算が抑えられます。

純正の新品エンジン換装がコミコミで120万なことを考慮すると、
もうチョイのご予算で、おトクなラインアップを画策中です。

もうチョイっていくらだよ (#`Д´)凸

でも、390RSと比べちゃいけません。

390RSの方がずっと速いです。

耐久性もあります。

そりゃコストが違いますから。

ターゲット層は

サーキットは走らない

街乗りをキビキビ楽しく

スーパーオートバックス千葉長沼さんの計測機で

380馬力

そのあたりです。

弊社のマフラーとエキマニが前提ですケド。

パワーが出ないマフラーやエキマニだと20馬力以上も落ちます。

ざっくり997Carreraと同じくらいです。

エ”っ、オレのクルマ、400馬力だってよ

この数年で、2,30回は聞いたな・・・・

馬力についてはホントにイロイロあるので、一度、計測してみることを
オススメしたいと思います。

どれが正しい正しく無いではなくて、スーパーオートバックス千葉長沼さんの
計測機で弊社は判断して行くので、興味がおありのお客様はご一報ください。