現実にはもっと複雑なことが起きています。
そもそも、毎回フルバンプするワケではありません。
パーシャル領域や過渡領域だって存在します。
昨日の計算では、その中間域のセットを出すことができません。
現実にはこうなります。
またまたエラそうなことを書いておりますが、これまた受け売りです。
ってゆーか、純正もそうなっています。
現実には、こんなプログレッシブレートのスプリングで、レート、自由長、
非線形のカーブを指定して作ることができないからです。
だからシングルレートで妥協するんです。
ところがです。
サーキットのことだけ考えてレートを選定すると、エラいことになります。
最近ビビり気味なので、どうエラいことになっちゃってるのかヤめときます。
で、上記のプログレッシブレートスプリングが低速から高速コーナーまで、
1ランク上のトラクションを生み出すことにつながるんです。
さらには乗り心地も良くなるという大きなオマケ付き。
ここで弊社のお得意様からアンチまで一つのギモンが出てきます。
サーキットコンセプトはどうやってこの曲線を出すの?
ふっふっふっふ
す、すいません、取り乱しました。
こう言う曲線を線形で組み合わせるためにあるのが
Fourier変換です
こういうの考える人って、真の天才です。
矩形波ですら三角関数の組み合わせで解析できますから。