日別アーカイブ: 2022年5月12日

西の聖地、鈴鹿に想うネタ

ちょっと違う視点に移してみます。

I田さま、T中さま、Bさんの3台、ブレーキメインテナンスでした。

ブレーキメインテナンスのビフォアアフターを比較すればアフターの方が
もちろんフィーリングも良くなるしパフォーマンスだって上がります。

で、コースを走るメンバーを拝見しているとあることに気が付きました。

Nさまのクルマ、なんかオカシイ・・・・

フルブレーキング時によじれるような止まり方をしています。

弊社で手がけさせて頂いたお客さまでは無いんですが何回かご一緒している
ご縁で頼まれたワケではないのにムリクリ点検させて頂きました。

メンバーのクルマを点検するためにいつも機材をいっぱい積んでいっています。

過去の経験上、モンダイ点はだいたいわかります。

まず、空気圧を点検したところ2.8でした。

車高が最も高いところと低いところで10mm違います。

フロントだけアライメントをチェックしたところ、

右、キャンバー 1.3度   トーイン  0.1度
左 キャンバー 3.0度 トーアウト 0.3度

タイヤの空気圧、車高、そしてアライメントはキチンと取っておかないと
ドッカンブレーキはかなり危険です。

ご自身のクルマにナニかしらのトラブルがあるカモ? って言うセンサー
身につけておくことを強く推奨したいです。

タイヤの空気圧、車高、そしてアライメントはキチンと取った直後は
クルマはピシっと走るハズです。

その感覚をカラダに覚えさせておけばご自身のクルマにナニかしら
トラブルが起きた時にすぐに気づくことができます。

さらに書くとその段階で対処ができれば被害は最小限で抑えることができます。

機械的なトラブルは絶対に自然治癒しないですから。

サーキットはストリートとは比較にならないほどクルマには過酷です。

タイムが上がってくれば今までに起きなかったことも起きてきます。

トラブルに対してのセンサーを身につけるためにはまず、ご自身のクルマを
キチンとした状態にすることから始めなくてはなりません。

よくわからなかったらプロフェッショナルにお任せ下さることを推奨します。

自己判断はかなりの確率でハマりますから。