月別アーカイブ: 2019年9月

久々に語るZ34V36ピロロワーアームネタ、その2

弊社お得意様のB様からこんな画像が届きました。

diffmount

Z乗りにはおなじみのデフ汁ブシャ~~~ってヤツです。

クラッチトラブル同様に日産がやらかしてしまっいるにもかかわらず
な~~~んも対策されない2大巨頭の一つです。

こうなるとデフ廻りがガコガコ言って乗ってられる状態じゃなくなります。

交換するしかありません。

ところがです。

皆様ご存じの通り、日産はデフマウントブッシュリアピースを部品として
売ってくれないんです。

純正にこだわるならリアメンバーまるごとアッセンブリー交換ってなります。

リアアームも全部バラさなきゃならないのでコストがとてもかかりますし、
所詮は純正なので費用対効果は最悪の部類です。

で、我々のようなアフターパーツメーカーの出番です。

数社から出ていますね。

弊社製プログレッシブレート強化ゴムデフマウントのネタはまたの機会に
ウザいくらいに語ります。

っつ~のはデフマウントをまだまだお待ちのお得意様の車両に全部キチンと
付け終わってからでないと一般販売はできません。

今回はフロントロワーアームのおハナシです。

コッチも同じリクツで漏れてきます。

ま、しょうがないです。

距離を走っているクルマだと対策が必要になってきます。

じゃどうするか?ってハナシですね。

いくつかのケーススタディでご案内させて頂こうと考えております。

久々に語るZ34V36ピロロワーアームネタ、その1

お待たせしてしまっている弊社製ピロロワーアームを順次取り付けています。

何回か書いていますが量産ができないんです。

と言うのは、純正のデカくてぶにゃぶにゃのゴムブッシュを抜いてみると
こんなんなんですが所詮は純正って言えばそれまでなんですが右と左で
最大で0.2mmくらい内径が違うんですね。

flowerarm1

弊社の今までの経験上、純正の内径は45.85~46.05mmです。

で、それに合わせたピロケースを3種類作っています。

そんなことやってんの弊社だけです

多分。

理由は以前にも詳細をココで書きましたが探すのイチイチメンド臭いので
放置状態の製品紹介欄にも書いておきます。

いつだよ (`0´)凸

そもそもコイツは効果が大きいです。

コーナーリング時やブレーキング時で大きくたわんでしまう純正ゴムブッシュを
シャキっとピロ化することでコーナーだけでなく直進安定性も上がるんです。

これまた何回か登場していますが弊社が採用しているのはドイツ製のピロで
汎用ではなくキチンとモータースポーツと謳っています。

耐久性が違うのでいつものハナシですがトータルすると安くアガります。

しかもクラス最大級の外径40mmです。

flowerarm2

もっと書くと純正ダストカバーがキチンと2つ両側についています。

flowerarm3

コレまた弊社製だけです。

多分・・・・。

違ったら教えて下さい、訂正しますから。

スーパーオートバックス千葉長沼さんのイベントって16回目なんですね、ネタ

こんなご時世だからドラレコを買ったんですね。

2ヶ月で壊れた。

3万もしたのに。

作業灯ってのが職業柄とても必要です。

今年3つ買った内アメリカ製と台湾製は元気に明るく点してくれます。

日本製??なのか、ともかく日本で買ったヤツが半年も保たないで壊れた。

だいじょぶか日本製???

っつ~かもうダメだと思っています。

もちろん全ての日本製がダメだって言ってるワケじゃありませんよ。

優れた製品だっていっぱいあるはずです。

ただ確実に激減していることを痛感します。

こんな時代です。

お客様にとってドコ製なんてのはど~~でもイイと感じています。

モノが良けりゃ何でもイイ。

特に弊社のお得意様はその傾向が強いと感じます。

そのご期待を裏切らないようにもっとナニができるか?を常に模索しています。

もうこんな時期なんですね。

naganuma

24回払い無金利

デカいですね。

弊社の製品は高額なモノが多いです。

安いモノもありますケド・・・・。

2回も3回も買い換えて・・・ってのがイチバン無駄です。

ま、取りあえずイロイロ聞いて下さい。

弊社の言うことがアテにならねぇって人は弊社に代わって多くのお得意様が
代弁して下さいます。

チューニング先進国アメリカで触発されたことを一つ一つ具現化していきますネタ

ロードスターなんてやってるバヤイ?

ってお叱りは何件か頂戴してあります。

ですよね〜〜。

ちゃんと情報発信しないからこうなっちゃうんです。

代車だけだったらナニもターボなんか付ける必要もありません。

ホントに全てはZ34V36へのフィードバックです。

ココから先はもう世界中のドコでもやっていない前人未到の領域に
足を踏み入れている状況なので、自分でハマらないと優れた物は
決してできないと昔から感じています。

アメリカでスゲ〜〜技術者に会いました。

まだ親交が深いワケでは無いのでそんなに詳しいことは差し控えますが
Z33HRなんですが純正のECUなんか取っ払っちゃっています

ご自身のおクルマでコツコツコツコツ仕上げてきたんだそうです。

純正ECU取っ払う?

どれほどスゴいことかは伝わらないと思います。

純正ECUを取っ払うことにどれだけの意味があるのかって言うことも
ほとんど理解されないと思います。

お客様にとっては、完成した390RSProに乗って、高かったケ
想像以上にスゲぇなこりゃってなるのかこんなのやんなきゃ良かっ
ってなるのかはもちろん弊社にかかっています。

そのためにはどうしても限界があると言うかチューニングには不向きの
純正ECUに固執するのはこの先にあるある未知の世界に障害となります。

で、ターボ化の意味です。

弊社ではZ34V36に過給機を付けることはしません。

ロードスターをターボ化するのはとりあえず手っ取りバヤくパワー
欲しいのとブッ壊れてもショックが少ないからです。

ロードスターをNAでやるのはとてもとてもタイヘンです。

おカネもかかるし時間もかかります。

今の弊社の最新のテクノロジーでやったところで良いトコ230〜250馬力
くらいです。

ピストン、コンロッドはすぐにできますがクランクシャフトは時間
とてもかかりますしカムシャフトを含めてヘッド廻りもタイヘンです。

チームサーキットコンセプトのメンバーもこのロードスターで練習します。

コーナーをアクセルで曲がることをこのロードスターで経験してもらいます。

そのためにロードスターは300馬力くらいはあった方がイイです

弊社が技術的に新しい事にチャレンジできることと弊社お得意様が
運転技術を向上して

富士のコカコーラから100Rに向けてアクセル踏み抜く選手権てのを
やりたいですね。

最初の何回かはもちろん飛び出たりスピンだってしまくります。

でもそのうちカラダで憶えます。

こうすると曲がるんだ

コレをやっちゃうとスピンするんだ

こうやるとコントロールできるんだ

それを何回か経験してもらえば確実にどのサーキットでも秒単位で縮まります。

ん?待てよ・・・。

テクノロジーのハナシなのか運転技術向上のハナシなのか???

一旦、整理します。

どれだけイイのかもちろん検証してみないと、っつ~ハナシです、ネタ

どんな効能があるのかノーガキを読んでみました。

ati1

一つはクランクシャフトの後側と前側の重量バランスが悪いことがあるそうです。

後ろにはフライホイールやクラッチやトルクコンバータって重量物があるのに
前側はこのプーリーだけって重量バランスの悪さを指摘しています。

もう一つはピストン、コンロッドと言う1気筒で1Kgほどの物体が
高速で上下運動しているのがクランクシャフトピンに強大な力を与えて
有害な振動を発生させる要因になるとのことで、それをATIの製品で
振動吸収させようってリクツらしいです。

弊社にとってはリクツは大事なんですがお客様にとってはコレを付けることで
どのようなメリットがあるのか? が大事だと思います。

少なくとも純正EGでは必要無いと弊社では考えています。

どのステージから有効か? またどのステージから必須になるのかを
弊社が責任ある立場で検証していきたいと思います。

いつもココで書いている律速段階と費用対効果です。

お、こりゃイイ!!!ってなるのか、ビミョ~~~~ってなるのかは
やってみなけりゃわかりません。

ま、期待がもてる製品だとは弊社がお付き合いしているレースエンジンの
コンストラクターは言っていました。

イイ物を積極的に世界から、ネタ

コレ、アメリカのATI社SUPER DAMPERって製品です。

damperpulley

390RS Pro が来月完成予定です。

やっとです。

自社の車両って直接的には全く利益を生まないどころかカネ喰い虫なので
どうしても開発が後手後手に回ってしまいますがやっとメドが立ちました。

試作のVVELインテークカムシャフトがウマく行くとキチンとパワーが
付いてくる8,000rpmオーバーが実現できます。

だらだら回る8,000rpmではありません。

そうなるとおのずと20馬力くらい上乗せできます。

ところがです。

そんなにカンタンだったらもう世界のどっかで完成されています。

世界中で誰もやっていないことをやっているんです。

そりゃタイヘンですよ。

タイヘンな原因の一つに高回転でのバランスがあります。

特にV6って構造的に高回転バランスを正確に取ることがとても難しいです。

ここで弊社が経験した回転バランスに関する2つの現象についてまとめてみます。

弊社でイチからプロデュースした390RSNEOで最初にEGスタートした時
振動があまりにも無くなっていることに感動を覚えたってハナシをココで
ご紹介したことがあります。

もう一つは逆の負のネタです。

全てのクラッチを試したわけではありませんが今まで弊社が経験させて頂いた
お客様の社外クラッチ、回転バランスと言う点で純正よりも優れている物が
ありませんでした。

ナニがダメかと言いますと回転フィールがガッサガサになるんです。

やはり純正というのはそれなりにバランスが取られていてフライホイールや
クラッチをポンと軽量化しただけだと純正で取られているV6のバランスが
崩れてしまうようです。

そんなことネェよって主張している人を見かけることがあります。

こっからは自己責任です。

この件に関してあんまり書いても軋轢を生むだけなのでこの辺にしときますが、
弊社で純正クラッチに戻したお客様は5名以上いらっしゃいます。

難しいですよ。

30万近く、いやそれ以上投資して社外クラッチに交換してコミコミで
25万かけて純正に戻すんです。

社外のクラッチの方が良かったらそれこそ弊社はタイヘンなことになります。

こんな時代です。

情報発信はカンタンです。

でもテキトーなことやあとでバレちゃうウソなんか一度でも発信してしまったら
アイツの言ってることアテになんね~よってなります。

もう信頼回復はムリです。

そこまで考えて書いてるのかな???

でSUPER DAMPERのハナシです。

純正の鋳物でできているクランクプーリーは高回転のことなんか考えていません。

高回転を苦手とする純正のVQ37を8,000rpmオーバーまでキチンと
パワーが付いてくるEGに仕上げるには必要な部品らしいです。

アメリカの最先端のチューニング事情を見ると取り残された感が強いです、ネタ

ホントにアメリカは時差がキツくてフラフラです。

這いつくばって仕事しています。

アメリカのWalmartでこんなん見っけました。

gtx

日本に輸入して売っている人いるでしょうね。

本場のヨーロッパではこんなに安くないんですよ。

いつもココで書いていますがこれだけの高度情報社会です。

調べればいずれわかっちゃいます。

弊社が輸入している製品が実はスゲ~安かったって露見してしまえば
やはりある程度の信用は失ってしまいます。

多くのメーカーさんがやっているって事実はあります。

中国製を堂々とオランダ製って売ってる超有名メーカーすらあります。

こんなのを見るともはやTVのニュースですら一回、裏を取る習慣が付きました。

j

あの池上彰氏でもやっていたんだからもう信用されないでしょうね。

帰国するとオニ電の嵐です。

弊社を頼って下さることにはとても感謝です。

連絡がなかなかつかないとお嘆きのお客様、メールも含めて必ず返信します。

バックレなんて絶対ありませんから。

アメリカネタだと思う・・・

1泊3日ながらいや~~今回も実りの多いツアーでした。

やはりアメリカのチューニング事情はずっと進んでいます。

ハヤリは90ですね。

もう純正ECUの解析もCAN通信も含めて済んでいるとのことで
ブーストアップやちょっとした冷却系で600馬力だそうです。

日本のチューニング事情のガラパゴス化を感じざるを得ません。

Z34、V36にフィードバックできる技術も手に入れられました。

アメリカ,ヨーロッパ,中国,そしてオーストラリアのプロフェッショナルと
棲み分けができてきつつあります。

世界最先端の技術にいつも敏感になっていないと取り残されてしまいます。

これから引き取りに行きますがこんなん買いました。

NBturbokit

NBロードスター用ターボキット、519ドル

すさまじい安さです。

使えるか使えないかって言ったらそんなには使えないとは思いますよ。

でもコレよりも圧倒的に優れた製品自体が日本にあるの?

あったとしていくらすんの?

って考えるとこのキットをベースに手直しした方がずっと良くなるし
おカネもかからないと思います。

全部ついているからとりあえずポンつけでブースト0.4くらいから
始めてみます。

ま、そのうち壊れますよ。

でもそれも引き出しです。

ブースト0.8かけて250馬力も出たあたりでピストンが溶けるのか?
コンロッドがブチ折れるのか? それも楽しみなんです。

だからもう準備しました。

CPNB

鍛造φ84ローコンプピストン

純正よりもちょっとだけ排気量が上がります。

弊社得意の鍛造クロモリ削り出しコンロッドは実はこないだ中国で
一応3セット注文してきました。

こんなん書くと一人や二人はオレのもやってってお客様が出てくるんです。

鍛造クロモリコンロッドをいれたらブースト1.5くらい行けんじゃね?

そしたら350馬力くらいでそうな気がします。

ロードスターなんてやってるバヤイ 凸(`△´メ)

いやいやいやいやいやいやいや、Z34のV36フィードバックです。

今回、また新しい技術を盛り込んでいます。

ピストントップにセラミック系を溶射してあるらしいです。

ceracoat

それによって耐久性や熱対策もずっと向上しているらしいです。

ロードスターはスペアEGもあるし壊れてもショックは少ないです。

Z34を壊すと・・・・・立ち直れません。

さ、ターボキット引き取って帰国します。

アメリカネタ???じゃないと思う・・・

画像使い回し疑惑がもたげてしまうので今回はエンガワとサーモンです。

flounge

ご存じの人も多いとは思いますが寿司ネタのサーモンって実は鮭じゃない、
さかなくんが言ってました。

最近はアメリカに来るのが少なくなったとは言え、チューニングの
最先端はまだまだアメリカの優位性は揺るぎないです。

ちゃんとネタはアップします。

ところで、(株)日本航空さんのラウンジがまたまたリニューアルして
シャワールームもとても立派になりました。

出国当時の気温は38度だったのでシャワーはとても助かります。

ビックリしたのがコレです。

jaltowel

メチャクチャ肌触りがイイ

コレってやっぱり今治なのかな????

欲しくなっちゃって(株)日本航空さんに問い合わせています。

売って、って。

練習機2号ネタ、その2

1日ズレていたらエラいことになっていた。

台風一過で空港にはバンバン飛行機が到着しますが電車や高速が全て通行止め。

narita1

ま、こうなりますわな。

narita2

思えば東北大地震の時、ちょうどサンフランシスコから到着したら羽田空港が
こんなんなっていました。

去年の関空もなっていましたね。

学ばねぇな~~~。

オレのクルマ放ってロードスターなんてやってんじゃネェ(ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

ってお叱り頂戴してしまいました。

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。

決して放ったらかしにしているワケではありません。

お時間はかかっていますが放ったらかしってことはありません。

そもそもは代車が足りなくなっちゃっている現状があります。

おかげさまで多くのお客様が弊社にご依頼下さいます。

やっと戻ってくる弊社の練習機1号ですがまた長期で代車としていなくなります。

せっかくのシーズンインです。

練習機も活躍の場が必要です。

多くのお得意様がお待ちです。

で、考えました。

S15が優れているところ、S15が苦手とするところがあります。

特にS15が苦手とするところをNBは持っているんです。

ロードスターの専門店か!っつ~くらいに過去に何台も手がけてきました。

スペアで取っておいたパーツもいっぱいあります。

EG、アシ、デフ、ブレーキ、冷却系、もう完成の域でした。

でもせっかくなので令和新時代に向けた新しいNB作ります。

敢えてEG、アシ、デフを現在の最新のテクノロジーで作り替えます。

ブレーキはだいじょぶです。

APですから。

テーマは一線級のNB改を安く仕上げます。

もちろんその新しい引き出しをZ34V36にフィードバックです。

キチンと報告していきます。