弊社がイギリスのGOODRIDGE社製を採用しているのはもちろん
その高い品質です。
GOODRIDGEなんて弊社の開発日記で初めて知った人も多いと思います。
そもそもこのテの製品は過去40年くらいはアメリカのE社やA社が
ず〜っと君臨していましたし今でもシェアは大きいと思います。
最近はアジア勢の台頭が目覚ましく品質も価格帯も百花繚乱です。
そりゃあイイ製品もあるでしょうしそうじゃない製品も多いとは思います。
ブレーキのハナシですからね、ナニかあったらエラいこっちゃです。
だから弊社の経験上、最も品質がイイと判断したGOODRIDGEを
採用し続けているだけのハナシです。
ところがです、実はそんなカンタンなハナシでは無いんですね。
イギリスのGOODRIDGE本社に3回ほど行ったことがあります。
APの本社にも5回行きました。
本社に行って直接聞かないとわからなかったことも多いです。
GOODRIDGE社にはコンシューマー部門と競技部門があります。
余計なこと言うな って怒られちゃったら消しますが通販で手に入る製品は
コンシューマー部門、つまりツルシです。
最高のモノでは無いんですね。
GOODRIDGEはブレーキホースに使うテフロンメッシュホースが
3種類あります。
何で? ってなりますわな。
ま、とてもよくありがちなハナシですから語るまでも無いと思います。
もちろん弊社製は最高級素材です。
最高級素材で作るとどうしても高くなります。
ブレーキホースに松竹梅があるなんてほとんどの人が知らないと思いますし
業界関係者もほとんど知らないと思います。
最も多く流通しているフツーのステンレスメッシュホースって中はゴムです。
EGオイルの油圧なんてせいぜい10Kg程度なので充分なハズなんですが
それでも割れる粗悪品って何回か見たことあります。
以前FDでブレーキバランスを取るためにツインマスターにしたことがあって
フルードの圧力計を付けてデータ取りやセッティングをしたことがあります。
当時、最大で70〜80Kgくらいだったように記憶しています。
重量級のZ34V36が同じ数字を指すかどうかは未確認ですが
こんなデータを弊社は持っています。
アメリカのE社のデータです。
ウェブ上では公開していませんが、10年くらい前にSEMAに行った時
直接もらってきました。
Operating Pressure 2,000 psi
つまり常用使用圧力が2,000 psi つまり140 Kgです。
充分っちゃ充分なんでしょう。
それに対して弊社が採用するGOODRIDGE松verはコイツです。
Working Pressure 4,206 psi
倍以上です。
通販で手に入るキットホースはコレを採用していません。
ホースだけではありません。
フィッティングやカシメの部分にも数種類あります。
そんな事はほとんどの人が知らないと思いますし、知る必要もありません。
妄信的なまでに弊社を全面的に信頼して下さるお得意様達に弊社は一体
ナニでお返しできるかと言うとそれは世界最高峰品質しかありません。
サーキットコンセプトの製品なら間違い無いよ って信頼です。
ココで終わらないのがサーキットコンセプトです。