剛性について改めて考察してみるネタ、その3

弊社がZ34,V36のリアセクションの剛性に重要視しているのが

デフマウント

ダイアグブレースバー

この2点です。

もちろん体感できるほどの変化を感じることができます。

何回かご案内してきた弊社デフマウントリアピース現物ですが、
弊社得意のプログレッシブレート強化ゴムでできています。

diffmountremover1

プログレッシブレートなので純正比との比較が単純計算では
できないんですが、荷重が最大の付近では10倍以上の
ゴム硬度になっている割には不快な振動はありません。

ここまで達成するのにホントにホントに苦労しました。

大変お待ちになっていらっしゃる弊社お得意様に順次、お取り付けを
させて頂いておりますが、純正を取り出すのが実にタイヘンなんです。

切り刻まないとカンタンには取れないです。

でも弊社は考えました。

で、この手の作業にご経験が豊富のCentral20の田倉店長に
貴重なアドバイスを惜しげもなく頂戴しまして工具を作っています。

diffmountremover2

最初、45Cと言う鋼鉄で作りましたが全然もちませんでした。

で、弊社がお世話になっている加工屋さんに相談してみました。

SKD-11って、とても頑丈な鋼鉄があるんだとのことです。

それに高周波の高温焼き入れをすると無敵な強度になるらしい。

スポって抜けるような工具ができれば時間工賃だって下げられて
お得意様にも時間が無い弊社にもどっちも有益です。

現在バックオーダーがたくさんたまってしまったので、これで一気に
サバけると目論んでいます。