何度目の台中か?ネタ、だと思う

台湾や中国に来ると日本の業界の閉鎖性を感じざるを得ません。

オマエが言うな って言われるかもしれませんが そんなことネェよ って
現実を直視しないで避けていると確実に世界から取り残されます。

今回もとてもとても実りが多かったです。

ウメェことばっかり書きやがって ってツッ込みが来る前にイイこと
ばかりではないこともちゃんと情報発信しておきます。

もう10年以上も親交があるとある社長さんが5年くらい前に
ブレーキの分野に参入してきました。

以前も書いたことがありますが、5軸かなんかの最新のCNCがあれば
割と誰でもできちゃうんですね。

でもやはりカンタンにできるモノはその程度です。

ENDLESSさんの社長さんが認めて下さる弊社のブレーキに関する
造詣は、それは一朝一夕で培ったモノではありません。

3年くらい前にこの台中のメーカーがやっとプロトタイプができたからって
1セットもらったことがあります。

試さないでなんですがダメなのはわかりきっていました。

まずは重すぎる。

1個4.5Kgくらいありました。

ま、その社長さんはどんなモンだった? って聞いてくるんですけど、
しばらく放置状態だったので率直に感想を言わせてもらいました。

重すぎる

で、その社長さんのエラいところはせっかくのプロトタイプを全部破棄して
キャリパーを刷新しました。

scaliper1

こういう所は応援してあげたいですけど、弊社のお得意様のことを考えて
やはり良くないモノは良くないってちゃんと伝えた方が親切だと考えます。

で、この会社のブレーキシステムが前後フルで付いている
Panamera turbo がありましたのでちょっと高速で試して
インプレッションをカンタンにお伝えしました。

弊社の予想通りのパフォーマンスでした。

この程度のブレーキだったら世界中ドコにでもある そんなレベルです。

さ、真実をどう伝えようか・・・・・????

言葉一つで怒らしちゃいますからね。

難しいです。

さ、帰ります。